
どうも、ブラジルです。
前回のブログで報告した、初期型348tbとの出会い。
でも、後々思い帰してみると、
デザインはともかく何で自分の腕では到底いなせないじゃじゃ馬にときめいてしまったのだろうか・・・・・
そうなると、こんな気持ちになったのは「どう考えてもアレしかないな・・・・」
と言う訳で、資料庫(元いいクローゼットw)からある物を引っ張り出してきました。
Uビデオ 「SPIN OUT」
80年代から90年代って、自動車雑誌の様に新型車~往年の名車まで特集したVHSというのがかなり出回った居たのですよね。
これは、私が物心付いた頃に父が買って来てくれたもの。
内容は、メーカーごとに往年の名車を現行車種と歴史的視点で考察・紹介すると言ったもの。
一見内容を聞くと「ありきたり」印象を受けますが、カメラワークとBGM等編集が
とてもうまく今見直しても飽きないディープな内容・・・・・う~ん、バブリィww(オイオイ
紹介車種は
メルセデス・ベンツ 300SLガルウィング&500SL(R129型初期モデル)
ジャガー Eタイプシリーズ1&XJSR
フェラーリ 246gt&348tb前期
シェルビー コブラ & シボレー コルベット(C4初期モデル)
ポルシェ 356B&911(964)
不思議なことにこのVHS、車の内容なのに走行シーンやエンジン音は結構控えめで、
まるでそれぞれの車のボディーラインや内装美を楽しむ事を目的としてる編集なのです。
それでいて、スッペクは数秒テロップで紹介するだけで、
ナレーションは後年の名車から現行モデルはどの様な系風で生まれ、継承されているのかを中心に紹介すると言う何ともディープな内容www
カーグラフィックに近いのかもしれませんが、それとも少し違う独特の世界観でした。
その最後に、撮影車両を提供した㈱レーシングサービスディノの代表 切替氏の「名車とは・・・・」についてのコメントがあるのですが・・・・・
その言葉にハッとさせられました・・・・
「車の進化は、主にハンドリングと足回りに表れています。
しかし、それだけでは名車とは言えません。
やはり、ドライバーを興奮・感動させられる物を持っている。
(ディーノで例えるなら、コクピットに伝わるエンジンサウンド。60’フェラーリ特有の丸みを帯びたボディー)
だからこそ、名車といわれる車たちは今後も生き続けるのです。」
この言葉に、今までの自分の自動車趣味の生い立ちに気づかされました・・・・・・
子供の頃の私は、車のデザインとその車の持つ歴史、開発のヒストリー。また、オーナーとその車のヒストリーに憧れていたのだと。
新旧関係なく、カッコ良く美しい車、そしてヒストリーを持った車に興奮していた様に思います。
かつては、インスパイア&アコードのメッキモール一つにも本田宗一郎氏の「高級感をもっと持たせろ!!」という意向があったなど、ちょっとしたヒストリーがあったもの。
その名残の一つが、かつてシリーズ化した「気になって仕方ない車」シリーズっだったのかもしれません。
小学生になりイタフラ系雑誌「Tipo」と出会い、そのすそ野が広がり、その同時期に父が輸入車趣味に入った事で、趣味性の高い車がより身近に感じ、実際に見る事が出来るようになった。
そして、泉ヶ岳ミーティングを知り、雑誌でしか見れなかった憧れの車たちを沢山見れ、そして、オーナーさん達と実際に対話できる環境を見つけられた。
そりゃ、毎月興奮してましたよwww
そして、運転免許を取得し、自分でローンを払いながらNAロードスターを所有した。
このロードスターという選択にも、泉ヶ岳ミーティングで見かけた、往年の名車に負けない輝きを放った数少ない身近な国産車であり、世界に誇れるスポーツカーと言う事が大きかったと思う。
そして、憧れ続けた趣味性の濃いオーナーズライフが始まった・・・・・・
それから、丸6年・・・・・・・・
こうして考える、運転免許取得後の年数は少ないものの、普通の人の何倍も濃い車趣味生活を送って来たのだと気づいてしまった。
つまり、今まで自分が好きな領域を突き詰め過ぎ、感動や興奮ができなくなってしまった。
そして、知らず知らずの内に飽きみたいな物が来ていて、次のステップを探してる・・・・・
しかし、そのステップすら迷って迷って、また迷って・・・・・
・・・・・・・憧れの車はあるけど、現実も見てしまう・・・・・おまけにあっちこっちで制約&社会的束縛だらけ・・・・・
今現在だけでも、他の人から見れば十分恵まれてるのに贅沢過ぎる悩み方・・・・・(;´∀`)
新たに興奮・感動できる何か・・・・・・・
全く見えてこないぞっ!!!wwwwwww(ヤバクネ?
Posted at 2015/04/14 23:51:44 | |
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