※引き続き「古谷 徹」風ナレーション変換で宜しくお願いします(;´∀`)オイオイ
インプレッションに入る前に、2台を並べた写真では分かり難いがが、
「20年経過した外装の痛み」を比較して行こう。
後日談で、ブラジルさんは
「この角度からでも、オーラの違いが出てるよね・・・・」と語っていた。
ブ・・・ブラジル G・・・Griffith
G 「こういった、モールやプラスチック類の痛みは、20年も避けられないよね。」
ブ 「でも、こういった部分を詰めていかないと、このオーラは出せないよ。」
ブ 「ぐはっ!!(*_*; この違いにはやられたよ~ もう、この違いだけでオーラを感じるもんww」
G 「でも、鉄のメッキパーツもこんなにボツボツになってしまうのだから、
20年って歳月はそれだけ長いんだよ。」
ブ 「でもさ、塗装の乗りも凄くイイよ! 下手なのは、平気で波うった塗装のまま納車するのも多いのに。
これは、板金屋さんとワタナベさん(ショップ)とGriffith氏の信頼関係のたま物だよ。」
新車時のオーラを取り戻すためには、
部品だけではなく、塗装の乗りまで拘る必要があるのだと言うのが、この時の暗黙の相違の見解であった様だ。
しかし、オーナーが手塩にかけて手入れした個体特有のオーラと言うものも、また別にあり、
それが合いまった時のオーラは、これまたすごい。
これを実際に目にする事の出来る機会と言うものは、車趣味の世界でそうそう無い。
もっとも、この二人はその点は見過ぎて目が肥えているようだが。
さて、ようやく本題のインプレッションに入る訳だが、
軽くGriffith号のトピックスを紹介しておこう。
NA8C前期 Vスペシャル
一番のトピックスは、
やはり、ショックアブソーバー、サスペンションコイル、ブッシュ類、
すべて、純正品の標準仕様の物で統一して交換してある足回り。
言わば、完全なる純正リフレッシュだ。
タイヤは、標準タイヤサイズである 185/60R14 の「ダンロップ ル・マン LM704」が奢られる。
なお、二人の同一見解として、
「NAロードスターには、14インチが最善のサイズ」
がある。
走りだす前に、ここでもまた、二人の同一見解を・・・・
「車は、オーナーが居て完成する。
インプレッションも、ハンドルを握らせてもらう事よりも、
オーナー自身がハンドルを握り、その助手席に乗り、その車をどう操るかを観察する。
それが、インプレッションである。」
ブ 「うっわぁ・・・しっとりとした走り味だっ!!
身のこなしも、ちゃんとロードスターらしいロールなのに、滑らか。」
G 「きっと、コレが新車時の走り味なんだよ。」
ブ 「それよりもさ、
エキマニも変えたんだっけ? サウンド変わったよね!!」
G 「そそっ! 話すのすっかり忘れたけど、音で分かる?ww」
ブ 「うん! サウンドがキャブ車っぽいと言うか、スーパー7みたいな音になってる!!」
G 「そうなんだよ! 7に近いよね!!」
ブ 「これなら、インジェクション捨てて調子悪くなるリスクの高い『キャブ化』を選択しなくても、
エキマニだけで十分だね~」
G 「それ、同意見www」
ブ 「いいよなぁ~ ATは社外のエキマニの設定も無ければ、狭すぎるし、熱問題もあるんだよなぁ~」
G 「マジで?!」
G 「ほらほら、こうやってダブルクラッチでwwww」
ブ 「コラコラwww 地元走りよりもイン側攻めてどうするwww これが「広島走り」かwww」
以前の広島オフから補足すると、

※広島の公道
広島特有の「山の多い地形」から来る、
路地の狭さが、市民の「幅寄せスキル」を高めている傾向がある上に、
山間を縫う様な道が多く、
まるで「ロードスターのために作られた道」と錯覚するような感覚すら覚えるのだ。
そして、ふとシフトノブにブラジルさんは目を向けた・・・・・
Griffithさんの手元に来る以前から装着され、年期の入った「RAZO」製のシフトノブ。
ブ 「これだけリフレッシュされていても、ココだけはそのままなのが凄くイイ。
この車が、
『走らせながら、大切に綺麗にされている』と言う、歴戦を現している様に思えてる。
この車が『生きている』の感じれるんだよ。」
G 「そうなのかな~」
後日談でブラジルさんは、
「あのシフトノブだけは、ずっとそのままでいて欲しい!」
と語っていた。
そして、ブラジルさんがハンドルを握る番になるのだが・・・・本人談
ブ 「自分の車の様にビシッと出来ない(-_-;)」
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
次は、ブラジルさんのロードスター
NA8C後期 B2リミテッド
この車は、本人も認めるほどの「異端すぎる」存在。
本来はMTで楽しむべきロードスターで「AT」を選択してしまっているのだ。
しかも、NA8C後期のATはコレが2台目だと言う。
更に、彼の父親もNA8C前期VスペシャルのATを2台乗り継いだと言う。
また異端なのが、タイヤの選択。
標準が185/60R14に対し、
185/65R14のピレリP1を選択している。
これは、以前のオーナー時代から装着していた「ZOOM」製のダウンサスでスポイルしてしまった分を、
タイヤの撓みを利用し中和するための選択だと言う。
しかし、Griffithさんが妙にワクワクした表情の理由を、だれも知る由も無かった
G 「ぶっはっwwwww
キタコレwwwwww
エンブレ多用の手動変速走法!!!」
ブ 「これを理解してくれるのは、あなた位だよwww」
G 「ここなんて、完全にATの変速読み切ってるし。」
ブ 「あっ、ここパーシャル区間なんだよ。」
G 「上の美味しい回転使って立ち上がってるしwwww」
G 「やっぱり、ツーリング主体で身に着けた走法って感じだよな~
自分とは違う走法だよ。」
ブ 「うっ、うん。 まぁね・・・・」
G 「でも、地元の人が走らせると全然違うは。
路面の特性を完全に読み切ってるわ。」
ブ 「じゃ、ここで運転変わろうか。」
ブ 「ふほほほほほほwwwwwwwwww
積極的にエンブレ走法試してくるねwwwwww
こんな人初めてだよwwww」
G 「まぁ、実家のアテンザを運転する時にもやるんで、多少は慣れてるよ~」
G 「でもさ、このATのセッティング、良く考えられてるよね。
ちゃんとスポーティだし。
あの時ステイさんが
『案外良いぞww』って言っていた理由がようやく解ったよ。」
ブ 「ところで、タイヤのフィーリングはどんな感じかな?
ステアフィールがダルになるのが定説だけどさ。」
G 「65タイヤだっけ? 60とそんなに違わないよ。
むしろ、タイヤが太くなった分、限界も上がってるよ。」
G 「ローダウンのおかげで、ロールはしないけど、意外としっかりしてるし、適度な柔らかさがあって突き上げもしないから、これはこれでいいね。
でも、大きなギャップを拾った時のリアサスがバンピーなのが頂けないなかぁ~」
ブ 「そう言えば、NA6純正のホイール履いたんだけど、なんか合成感が無くなった感じがするんだよね・・・・やはり、リム幅6Jから5.5Jにしてせいかな・・・・」
G 「あれね・・・NA6のホイールって、実際剛性無いんだと思うよ。」
ブ 「ああぁ・・・・デザイン重視だったのかなぁ~」
G 「実際どうだか分から無いけど、
一番性能が高い純正ホイールは、NA8純正バフ掛けホイールだね。
ほんと、イイよ、このホイール。」
ブ 「しかも、M2の14インチを差置いて、歴代14インチの中で一番軽量なんだっけ?」
G 「そそっ」
G 「それから、
みんなレストアって言ってるけど、今回のはそこまでの事では無いと思うんだよ。」
ブ 「それ、自分が『セミレストア』って言ったから、みんなそう言う様になったんだと思う・・・・
でも、信頼できるショップで、細かく打ち合わせしたのでしょ?」
G 「いや、ワタナベさんにお任せした感が強いよ。
例えば、『このブレーキホース、まだ使えるけど、あなたの場合変えないとダメだよ。』って感じ。」
ブ 「それ、Griffith氏の趣味・思考・車の使い方も含め、全てくみ取ってくれてるって事だよ。
普通の整備工場で普通のお客にそんな事やったら怒られるよ。
それも含め、理解してくれるのが分かって『変えなきゃダメだよ』って言ってるよ、それ。」
ブ 「そういう意思疎通があって、車を一台仕上げる事も 『レストア』 に含まれると個人的に思うのだけどなぁ~」
ブ 「ところで、やっぱり60~70年代の車への興味は一歩及ばない?」
G 「だね~。 やっぱり80~90年代ばかりだね。 でも、興味が少ないってだけで、好きなんだよ。」
ブ 「趣味は似ているのに、
鍵で分かる、センスの違いwwwww」
G 「えっ?!wwwww」
ブ 「初めて生見るけど、よくこれを思いつたよね。
見た瞬間思ったと、
『まるで、フランスのブルボンキーホルダーだっ!!』ってww」
G 「まさか、あんな広げ方してくれるとは、あの時はホント驚いたよ。」
なんと、
ここで、ロードスター談義が喫茶「デコイ」のマスターと女性店員さんにも広がる驚きの展開に。
因みに、マスターはランドクルーザー70(初期)を所有。
店員さん 「私も以前ユーノス・ロードスターに乗っていたのですよ!!
お二人のロードスター、凄く綺麗!!」
ブ 「どんなロドに乗っていたのですか?」
店 「Sスペシャルです。 BBSを履かせてました。」
ブ・G 「イイですねwwwwww」
店 「でも、サイドシルが錆びて手放しちゃいました・・・・」
ブ 「ああぁ・・・・・(良く分かるの意味
でも、海沿いでも広島は全然錆びませんよ。
広島行った時、古いアルファが海岸沿いに置きっぱなしになっていたのですけど、
全然錆びてないのですよ!!
大戦中に造船で栄えた理由が何となく分かりましたよ。」
マスター 「それは、地中海気候に近いって事だね。」
ブ 「えっ?! それって、アメリカ西海岸とかカリフォルニアみたいって事ですか?!」
マ 「そう。 カラッとし気候が錆びさせないのだよ。 日本は高温多湿な所が多いからね。」
店 「水田もありますし、冬は融雪剤・・・・東北は錆びやすい要素が多いです。」
マ 「あれ? 店さん フィアット500が欲しいじゃなかったの?www」
取り止めの無い話が続き、二人はとても有意義な時間を過ごしたようだ。
ここからは、番外編。
ブラジルさんが所有する
GRX120型 マークX 250G Fパッケージ
を、Griffithさんに助手席インプレッションしてもらうと言う企画。
Griffithさんは、友人が所有する
同型のマークXの250Gのスポーティーグレード 「Sパッケージ」を7千キロ程運転した経験があるため。
ブラジルさんが、「来仙の際は是非」とラブコールを送っていたのだ。
ここで、軽くスペック紹介。
GRX120 250G Fパッケージ
エンジン 4GR型 2500CC 215PS
タイヤサイズ 215/60R16
FパッケージはマークXの中で最下層グレードに当たる。
それゆえ、VSCやTRCといってトラクションコントロールの類が一切省かれる。
それにより、車重が1.5トンきっかりに収められると言う、不思議な仕様となっている。
コースは先ほどのMダムを経由して、
上級者向けの「Nダム」へ向かう事となった。
「Nダム」は2輪の2スト全盛期の頃、走り屋たちのホームコースなっていた、
上級者向けのテクニカルコース。
それゆえ、その近隣住民たちのドライビングテクニックが凄い事も密かな噂に。
それもそのはず、コース特性があの二輪レースのマン島TTレースで名高い「マン島」のコース特性に近い部分が有るから磨かれるのだと言う。
そこで、インプレッションを開始する。
G 「まぁ、この車を運転する時は、やはりそう言うエンブレの使い方をするよね。
しかし、まぁ、完全に読み切って自然にこなして来るよねwww」
ブ 「これ、履いてるの16インチなんだけど、どう?」
G 「あっ、そうか、結構柔らかいよね、もうちょっと硬い方がイイ感じだよね。
友達のは、純正18インチなんだけど、あれは硬くてね。バタバタしちゃう。」
ブ 「やっぱり17インチが丁度良い感じかな?」
G 「そうだろうね。」
ブ 「この冬、S2000後期やレクサスISと同型の前後異形の17インチスタッドレス履いていたのだけど、コレがイイ感じんでね~
でも、フロントが小さいから、ブレーキングでナーバスになる事があったんだよね。」
G 「まぁ、それに、マークXってスポーツセダン謳ってる割りに、18インチでも「柔らか過ぎ」と感じる場面があるよね。」
ブ 「やっぱり。
でも、国産だと何がスポーティーな走りをするセダンなんだろう・・・・」
G 「う~ん、難しいけど、やっぱりスカイライン?」
ブ 「確かに、V36辺りはBMW見たいな「ドシッ」としたステアフィールだよね。」
そのままテクニカルコーナーに入る。
ブ 「うん、やっぱり限界は高いと思わない? この車。」
G 「そうだよ。 しかも、何にも付いて無くてこれだから、基本性能が高いよね。
NAロドだと、スリリングな場面になったり、とっくに限界に入っちゃってるだろうしね、今のところ。」
G 「それから、ブラジル君のマークX、やけに車内が静かじゃない?
友人のSパッケージはもっとエンジンフィールが伝わっていたのだけどなぁ。」
ブ 「それマジ?!
だとすると、Sパケとコンフォート系グレードで、遮音材が違うのかなぁ?」
G 「あっ! そう言う事もあるのか!!」
ブ 「憶測でしかないのだけど、あるとすればそれしかないと思う。
それに、実際外で聞くエンジン音は凄いはずだよ!
2速を上まで回すと人が振り返る程だもん。」
G 「そうだよ、これの実際のエンジン音は凄いよコレ。」
そこに、ロードスターや2輪だとハイサイド起こしそうなウネリのある路面に入る・・・・しかし、マークXは何事無くクリアする。
ブ・G 「しっかし、楽な車だなぁ~wwwwwww」
そういう感じで、話も止まらないのであった・・・・・
次回は、通常ブログで総集編をお送りします。
お互い疲れ切るまでトークに勤しむヤヴァイ展開をお楽しみに(;´∀`)ぇ