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さて、先日（令和元年10月6日開催）もてぎチャンピオンカップレース第４戦に出場して来ました！
今年は公私ともに多忙？と言うか頭と体が着いて行かない状態が続いています。
レースは不運と言うかイレギュラーな事が続きまして......

開幕戦：ニューエンジンで挑んだ開幕戦はセーフティーカーにぶっちぎられてボロボロになり７位（クラス４位）

第２戦：レース前日まさかのエンジンブロー、マーズレーシングファクトリーにてメカさん徹夜作業していただき無事出走し、予選は好調でニコニコするも決勝でイグニッション不調による失火でエンジンが微妙に回らずズルズル後退し７位終了。
この頃から一方を治せは他が壊れると言う悪循環でエンジン代をディスカウントしていただくも個人のお小遣いで参加しているので資金が尽きる。

第３戦：気持ちを切り替えて挑んだ第３戦にしてようやく予選３位、決勝はホームストレートで３速全開からまさかの２速へシフトミスで３位から５位後退。
たった１回のミスで２台に抜かれてしまう難易度で、思い切りバトルは楽しめましたが５位（クラス３位）ゴール。

クラス表彰があると思いクラス２位の選手と車検場からかなりの距離を表彰台に向かって走り、ようやく辿り着いたらクラス表彰は今回から無くなったと言われ凹む。

【１０月４日】
そして迎えた第４戦のレースウィークの特別スポーツ走行最終セッションでなんとエンジンブロー（泣）

レース前日のエンジンブローはこれで今シーズン２回目。
ブローと言う表現よりはエンジン爆発みたいな（笑）

1コーナーを回っている時にカリカリ聞こえていたんですよね（ストレス高い音が）
５コーナーに向かってシフトダウンしたとたんに「バーン」と言う破裂音と共に終わりました。
減速ポイントにオイルを撒いてしまったので赤旗中断（関係者の皆様、ご迷惑をお掛けいたしました）

原因はと言うと明確ではありませんが前回（第３戦）のシフトミスで７９２０回転回ったのが原因？

比較的耐久性の高い1NZ-FEエンジンが２基ブローと言うと呪われているとしか......。
（去年の最終戦から数えると３基終わって表彰台に立てず）

スペアのエンジンも無く、第４戦を諦めるしか無いのかと思うと悔しくて。

この時点でリタイヤ届を出してもお金が戻ってくる訳では無いので出来る事を考える。
他のVITAをレンタルして出場すれば更にレンタル代等がかかるけどリタイヤするより傷は浅い
（レンタル車両を壊したら立ち直れませんが、そうガレージにお願いして帰りました）

【１０月６日】
夜中の12時過ぎにマーズレーシングより電話。
エンジン確保したから作業してギリギリ間に合わせるから、それで思い切り走ればと打診。
あまり考える時間も無いだろうと思い載せ替えて予選・決勝を自分の車で走りたい旨を返答。
その1時間後、今回の原因はお疲れのミッションを使っていたから起きたシフトミスなんだよなと思いミッションのスペアがあるならエンジン・ミッション両方チェンジで行っちゃおうと連絡。
ここのメカさんはレース経験豊富でS耐の監督・ドライバー・エンジニア・メカニックと兼務しているので、ドライバーとしての気持ちも理解し、レースの勝ち方、考え方や運び方も熟知している方なので、彼の提案にお金の話は野暮だと思い、最高の状態でレースに出て表彰台に上れる様にしっかりした車を朝までに仕上げてとお願いした。
メカニックさん徹夜作業で眠れない中、自分は別の意味で（お財布のレース）ネムレナイ（笑）

【１０月６日】
★もてぎスポーツVITA　予選　9:40　雨　路面WET★

強めの雨、エンジン・ミッション共に慣らし走行をしながらコース上に留まり、ラスト２周でアタックする作戦。

朝にチェックした時は良かったのですが、実際に走らせてみると４速に入れる時にシフトノブが僅かにパーツへ当たり入らない。
ピットインしてワイヤー調整する時間が無いので３速→５速で走らせるもリズムが悪い。
試行錯誤して、ゆっくり４速に入れればなんとか４速に入る。

なんとか残りの周回でタイムを出そうと少し焦ったのか、濡れている白線を踏んだ瞬間にリアがスコーンと抜けて大回転状態。

羽生結弦選手の如く華麗に回転技を決めようと思ったけれど路面μが低く成す術無くグラベルへ深～く埋まる（チーン）

予選タイムは９番手で終了（車両を壊さなくて良かったと思うしかない）

★もてぎスポーツ VITA決勝　14:00 くもり　路面ハーフウェット★

予選９番手からハーフウェットの路面で何処まで順位を上げるかと言うレース。
レコードラインを外すとウェット路面と言うシチュエーション、こう言う難易度のレースは疲れるけど好き（雨男デスカラ）

スタートをしっかり決めて２コーナー迄に４台パス！

ここから団子状態で５位キープしつつチャンスを窺う。

途中でスタート失敗した同じチームのM選手に道を譲り、気が付けば前後に車両がいない５番手争いになり、相手はスーパーＧＴで走って来たドライバーだけに簡単にパス出来ない。

ここは無茶せず、いろいろと勉強になるレースが出来るのでプロの走りを観察。
ちゃんと後ろを見て走っているから隙が無いんですよね。

8周目の90度コーナーで仕掛け、イン側路面がウェットなのでブレーキングに神経を集中！

立ち上がりで並走するも次のポストでは黄旗が2本振動していたので一旦休戦してアクセルを戻す。

アクセル戻しすぎたか（汗）だいぶ離される（大汗）

残り週回数が少ないので必死で追いかけ、9周目の90度コーナーで再度勝負！

今度はうまく行けた！！

最終周の2コーナーを立ち上がると前方でクラッシュ発生。

路面も乾いていないので今日はサバイバルなレースだなと思いながらも必死に攻めてレース終了。

夢中で走って自分が総合で何位なのかわからないまま帰って来たらラッキーにも３位でした！
諦めず、腐らず、今回もいろいろと勉強になるレースが出来て得る物があったと思う。

参加者のみなさん、応援してくれたみなさん、本当にありがとうございます。
バンバン＋K.Oさん、ひろけん32Rさん、カッコイイ写真をいっぱい撮っていただきまして感謝します！
次戦もおいしい肉が食べられる様に頑張ります！

最終戦の１１月１７日（日）は気持ちよく走り切る事、表彰台に上る事を目標として頑張りますので皆様どうぞよろしくお願い致します。