ＥＣＵ書き換えの闇

久しぶりの投稿となります。

某掲示板で質問されたのですが、某有名ＲＯＭメーカーにＲＯＭの書き換えをやってもらい、使い始めた所エンジンチェックランプとエラーコードが多発してエンジンが吹けなくなり、再始動させると直ると言う事でした。
どうやら、レブリミッターを５００回転ほど引き上げたデータだそうです。

この画像を見て頂くと解ると思います。


これは話の中に出てきている現物のデータでは無いのですが、恐らく同じメーカーの物だと思われます。
四つのウィンドウ左の二つが書き換えした物、右の二つがノーマルのデータです。
上側二つを比べると明らかに数値が大きくなっています、これがレブリミッターです。
下の二つで、左側にボカシのかかっていない４００から始まっている数値が有りますね。
左右比べると４００刻みで上がっていくのですが、最後だけおかしいですね？
これは無理やり入れている値です。
よって、本来ならば無いはずの値が入っているのでプログラムの中で矛盾が発生してエラーになると言う事です。
そうすると、燃調や点火時期はありえない値を読んでエンジンに指令を送る訳です。
これだと、何時エンジンブローしてもおかしくない状況になります。
いや～、怖いですね（汗）