
この週末から梅雨入りした軽井沢です。雨でも雪でも活躍する我が家のカイエン君ですが、トラブルで走れなくなってしまい、この週末は自宅ガレージでの修理です。
機嫌良く走っている最中に突然の警告灯!『コショウ シャーシシステム』だそうです。シャーシシステムって何?
調べてみると、エアサス搭載車はエアサスの故障で表示されることが多いようですが、ウチのカイエン君はエアサスではありません。何だろう?と考えていると、ここから短時間のうちに怒涛の警告灯祭り!
『コショウ パーキングブレーキ』『コショウ スタート/ストップキノウ』『コショウ ABS』『コショウ PSM』だそうです。
ついに『コショウ 4WDシステム』となり、アクセルを踏んでも5km/hくらいしか出ないという走行不能な状態に。。。カイエンやマカンにお乗りの方はご存じかも知れませんが、これはカイエンやマカンで最も壊れる頻度が多いとされる『スピードセンサー』では?ついに来たか!ってことで命からがら自宅のガレーに逃げ込み、スピードセンサーの交換を試みます。
まずはジャッキアップしてタイヤを外します。20インチに分厚いタイヤなので重く、ガラスの腰のASRADAには持てませんので、ガイドバーを使ってタイヤは取り外します。フロントはタイヤを外せばスピードセンサーはすぐ見えるところに。さくっと交換しようかと思ったところ、思わぬ強敵が、、、
六角ボルトの頭が錆て穴が完全に塞がっています。六角なのか何なのか全くわからない状況でレンチが全く入りません。この地域は冬は融雪剤で道路に塩カルをまくので錆びますよね。ってことで『ルブリマックス』をスプレーしまくり放置、『オレに回せないネジは無い!』と書いてありますので、もし回せなかったらクレームものですが、何とか回りました。このスプレーは凄いです。塞がった六角ボルトの穴が貫通しレンチが使えるようになり、錆で固着したネジも回りました。
六角ボルトを外すとスピードセンサーはすぐに抜けます。ここで使う六角レンチは5mmです。パーツクリーナーで周辺を掃除してスピードセンサーを交換します。
こちらがスピードセンサー、左が使用済、右が使用前です。多少の汚れはあるものの、見た目では故障はわかりません。こんな小さなセンサー1つで警告灯のオンパレードで車は動かなくなります。今どきの車はセンサーだらけですからね。
スピードセンサー自体は安価なパーツで純正品で1個17,000円くらい、OEMだと1個7,000円位です。折角なので4輪ともスピードセンサーを交換します。リアはキャリパーの下についてるのでキャリパーを外していきます。
キャリパーはM14のトリプルスクエアですぐに外れるはずですが、ASRADA号はローターが減っているせいかローター端のエッジにひっかかり中々外れず、マイナスドライバーでパッドを押しながらでようやく外れました。
折角なので周辺をパーツクリーナーで掃除をして、フロントと同様にスピードセンサーを交換して完了です。今回の作業で一番苦労したのが錆びたネジとの闘い。というか錆が取れるための時間待ち。折角なのでこの際ネジを交換しようと最寄りのコメリPROさんへ。
スピードセンサーの固定に使われている15mmのM6六角ボルトを購入。1個18円でした。4輪なので4個で良いのですが、1個18円なので大人買いして10個買いました。全部で180円。
こちらが新旧ネジです。左が新品、右が使用済。先の画像のように頭の部分が錆びて六角が入らなく塞がっていたものを一晩ブルマックスで錆び取りしてもこの程度です。1個18円ならスピードセンサー交換と合わせてネジも全部新品にした方がスッキリしますよね。
これでカイエン君復活!近所を試乗して問題なし!ということで、雨の週末は地味にガレージでの作業でした。(^.^)/~~~
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2024/06/23 20:48:47