トルク60kg･m

トルク60kg･m。物凄い加速力。
貴重な体験をさせてもらった。
2500rpmから50kg･m以上、
3500～4000rpm付近で60kg･mオーバー。
日光サーキット3速一本で走り切ってしまう。
3速一本はファイナルと回転数に対する
トルク特性によるところが大きい。
この走りはドリフトだが、
グリップでも充分タイムが出ると思う。

このエンジンのトルク特性、NAのようなカーブを描くとのこと。
乗って納得。ほしいところで充分なトルク。
NAに換算すると6L相当。V12を積んだスーパーカーの世界。
スーパーカーはこんな加速をするのかと勝手にイメージ。
回転数が落ちてしまう低速コーナでもアクセルONでジャンプ。
自分ではジャンプと言う表現がしっくり来た。
後ろから押される力の立上りがものすごく早い。

クルマには、この出力を伝達できるキャパシティがいる。
キャパシティがあるからこそ走ることができる。クルマもすごい。
しかし、ここまで扱いやすいトルクがあると、
クルマどうこうより単純に加速力が楽しい。

限りあるトルクを使いきっての走りも楽しいが、
必要充分以上のありあまるトルクを使った走りも非常に楽しい。
またこれまでと違った世界を見せてもらった気がした。
ただし、いずれも充分なセッテイング、整備が最低条件である。