こんばんは、ショッチネンです。
⑤5日目 国内移動日
この日は午前中、ケアンズからゴールドコーストへ国内線で移動します。
南へ約2200キロ、約2時間半のフライトです。
ちなみに車だと30時間かかるそうです。
それでもまだ同一州(クイーンズランド州)なので、大陸の広大さを実感。
現地人の国内線は、日本人で言う所の新幹線、いや特急電車の感覚かも知れません。
ゴールドコーストも、やはり暑く、日中は30℃くらいですけど、ケアンズと違いカラッとしていて、ちょうど日本の快晴の時のGWのような天候です。
高層ビルやマンションが沢山あり、高級車もよく見かけ、最新鋭の路面電車も走っていて、ケアンズよりセレブな感じの街でした。
正午ごろ到着し、JTBでまた長~い説明があり、そこで紹介された本格イタリアンパスタ屋さんに昼食に行きました。
その後、ホテル「アウトリガー サーファーズ パラダイス」にチェックインしに行きました。
都市の中のホテルなのでロビーの広さはそれ程でも無いですけど、ケアンズのホテルと違って超高級な質感です。
18階の部屋へ行こうと、エレベーターに乗りましたが、動いてるか止まってるか解らないくらいの低振動やと感心していたら、止まったままでした(汗)
どうやってもパネルの操作が解らず、一旦降りて、他の人が乗った時に一緒に乗りました。
そしたら部屋のカードキーをかざして、階を選択するようです。
防犯の為にそうなってるのでしょうか、振動は普通レベルでした。
部屋も高級感があり、景色も最高です。
17時からツアーに付いてる「土ボタル観賞&ディナー」でして、3時間くらい時間があったので、ビーチへ散歩に出かけましたが、正に圧巻でした。
キレイな水と砂・高い波・雲ひとつ無い青空・海岸線には高層ビル・・・
このビーチ約50キロ続いてるそうで、高い波のせいか、端っこまでは白くかすんで見えません。
日本には絶対無い光景、いや世界中探しても無いんじゃないかと感じました。
散歩していると小腹が空いたので、ベトナム料理の屋台でフォーを食べました。
やっぱりアジアの味は体に合います。
土ボタルの正体は、ハエの幼虫?玉子?ですが、ホタルのように青白く光るので土ボタルと呼んでいるそうです。
ただ、本物のホタルのように点滅せず、光りっぱなしなので、本物のホタルの方が僕は好きですけど、観賞に行った洞窟は自然の中の神秘的な場所でした。
その後、雲が無かったので星の観賞・解説をしてくれました。
オーストラリアは一年中、天の川・ミルキーウェイが見れるそうで、星空は凄かったです。
昔々、方位磁石も無い時代、南半球のオーストラリアでは北極星が見えず、航海するのに南十字星・サザンクロスを頼りに航海していたようで、国旗のデザインもサザンクロスとユニオンジャックだそうです。
その後ディナーに行きました。
よくよく考えてみると、ここでようやく新婚旅行らしい食事でした。
⑥6日目 ゴールドコースト
この日は一日自由行動でしたからオプションで乗馬ツアーにしました。
以前、嫁さんと日本で乗馬体験に行き、すごく楽しかったのですが、日本で乗馬はすごく高いアクティビティですが、オプション料金は割安だったので乗馬にしました。
ホテルは大都会ですが、30分車を飛ばすとど田舎、もう30分飛ばすと秘境に行けます。
農場まで1時間くらいでした。
農場に柵がなく、牛や馬が道にも居てるんです。
農場が広すぎて柵をすると膨大なお金が要るから、柵なんて無理やと言ってました。
到着したら、ワーキングホリデーで働いてる日本人の女の子が対応してくれました。
ちなみにお客さんで日本人は珍しく、この日も僕たちとアフリカ人のお客さんが6人くらいでした。
到着し手荷物を置き、誓約書に署名し、ヘルメットをかぶると準備完了です。
乗り方の説明も2~3分でした。
日本に比べると超テキトーです。
嫁さんがエルビス君?ちゃん?に、僕がチュイニー君?ちゃん?に乗りました。
僕たちもアフリカ人御一行も、初心者ですが、日本やったら超上級者が行くようなコースで、走ってはいませんが、林の中を散策できました。
なんせお客さん8人で、講師は2~3人でしたから、ほぼ放置プレーでしたが、まぁまぁ思うように前の馬に付いて行ってくれました。
馬に乗りながら、林の中で野生のワラビーやカンガルーに会えました。
昔やったら野性のコアラもたまに居たそうです。
午前中はたっぷり乗馬を堪能し、牧場体験やブーメランをしました。
ブーメランはアボリジニーの狩の道具・武器で、トカゲ等を捕っていたそうです。
その後、農場オーナーのジェイムスさんにランクルでオフロードを走りながらラミントン国立公園へ連れってもらいました。
ちょっと古めのランクルでしたが、さすがはランクル、めっちゃ頑丈で、凸凹道でも乗り心地も良いんです。
山の上の景色の良い所に行き、英語で説明してくれましたが、ここから西には6000キロ行かないと街は無いよとか、すごい高い木(僕の感覚では40m以上)に、はしごが設置されており、登ってみたり、野鳥に餌付けしたら肩や頭にも乗っかるくらいなついて来ました。
帰りにワイナリーによって試飲して、ホテルで飲み切れそうなものを買って帰りました。
日本人はあまり行かないツアーのようですが、安価でサービス満点で良かったです。
⑦7日目 ゴールドコースト
この日も自由行動でした。
そして最終日でもあります。
濡れた洗濯物が荷物になるかなと迷いましたが、折角遠いところまで来たので記念に午前中は海で海水浴をしました。
無料のアクティビティですが充分楽しいです。
波が高いのに一年中、世界中から観光客が来て泳ぐのでやっぱり水難事故も多いそうです。
この日も少し高めで波と格闘するのに必死でした。
この日はライフセーバーも沖に行くなと呼びかけていて、実際ライフセーバーに救出される人も見ました。
嫁さんも波の引潮で、泳いでも泳いでも浜が遠ざかるかと思った、僕が居なかったら怖かったと言ってました。
ちなみにこの日は、オーストラリアの祝日アンザックデイ(戦没者追悼の日)だったからか、突然、戦闘機が低空飛行でビーチの真上を飛んでいきました。
あの美しく幻想的なビーチと戦闘機・・・凄かったです、多分年一回の事かも?僕的には見れて良かったです。
昼食はガイドブックに載っているパンケーキパラダイスに行きました。
その後、ゴールドコーストに来たら必須のQ1タワー展望台に行きました。
ガイドブックとかでは遊園地なんかも凄く推してますが、折角遠いところまで来て遊園地なんて、日本の遊園地よりショボイし高いしと思いますし、現地ガイドさんもそう言ってはりました。
その後街でお土産等の買物をして、最後の食事はツアーに付いてるヒルトンホテルでのディナーでした。
僕も嫁さんも、レストランは食べたら終わりなので、いつもファミレス・回転すし・ラーメンみたいな感じなので、正直ちょっと緊張しましたが、おいしく頂き、よい記念になりました。
夜にホテルのベランダから夜景を見ながら、昨日買ったワインを飲みました。
⑧8日目 帰国日
何と朝4時ホテルのロビー集合で帰国です。
まずゴールドコースト→ケアンズ。
乗り継ぎ待ちで、2時間くらいありましたが、空港から出れず・・・
ケアンズ→関空、長かったです。
ヨーロッパに比べたら近いし、時差もほぼ無く、楽なんでしょうけど、疲れました。
奈良に帰り、素うどんを食べて寝り、翌日から仕事・日常生活に戻りました。