もはや去年のお話ですが、ツインリンクもてぎで開催されるアイドラーズという耐久レースにはじめて参加してきました。JAFライセンスやもてぎライセンスも要らないお気軽なレースです。
とはいえ、レギュレーションが複雑かつ車両規定もちゃんとしているので、監督が居ないと成立しませんね。
私はというと、アトランティックカーズさんがお誘いくださり、S2000で参加しました。
結果的にはクラス31台中6位。総合では9位でした。
とある事件がなければ優勝も見えてました。
(&最初から2速封印していたら燃費的にもより確実でしょう)
S2000のファステストは、2分16秒でした。
ひっかかったので、ガチでその後を気にせずワンラップアタックすれば実際14秒は入っていたかと。
耐久なので、ファステストだしてもなんら意味がないですが。
■スタート
スタートドライバーの大役を頂きました。
くじ引きで50台ぐらい中8番スタートという絶好のポジションです。緩いレースなので、予選がありません。くじ引きなのです。
フォーメーションラップからブレーキを暖めます。
ちなみにフォーメーションラップ時にS2000を人生はじめて運転しました(笑)最初エンストしないか心配でした( ; ゜Д゜)
特に寒かったので、ブレーキにはABS介入レベルのブレーキとホイール(+タイヤ)を入念に熱を入れます。
前の車両たちは特に暖めておらずで心配で仕方ありません。
ウェービングしている車両もありましたが、ウェービングでタイヤを暖めるよりも、この寒さだとホイールとブレーキを
暖めましょう。ホイールが暖まらないとタイヤも暖まらないので。
さて、ビクトリーを回って、スタートです。
シグナルは何故かありません。
まあコントロールラインから抜けばいいので、前をいくBMWをコントロールラインで抜くタイミングでビッチリ張り付きます。
サイドミラーに映る位置におり、インを確保、さらにその前をいく車両もうまく使いインインインできづいたら1コーナー抜けて8位→4位ぐらい。3コーナーでも1台抜いて3位ぐらい。その後も順調に走ります。
タイヤの暖まりが遅く、冷えてるうちは20秒台。
暖まってからはコンスタントに10秒台。
速いポルシェがきましたが、上手そうだったので、こちらもブロックラインで走ります。5コーナーでインのラインをゆずったのですが、さすがに向こうもそれをわかってか、抜いていく瞬間に左手をあげてくれます。ジェントルな感じです。出来ればもっと通せんぼジジイをしたかったのですが、クラッシュとなったら、他の方々にバトンを渡さぬままリタイアとなるので、そんなことはできません。
40分ぐらいライトオンのまま走り続けドライバーチェンジです。
■2回目
レースが始まり、約三時間ぐらいのところで、ドライバーチェンジです。やはり車は少々お疲れぎみ。でも、Kさんの頑張りでいい順位で交代です(^ω^)
ここでも40分ぐらい走り、クラスではトップ。
19秒前後でラップしてました。いっぱい走れるので、練習にもいいですね(笑)ちょっとブレーキを奥にしたり、ラインを替えて試してました(爆)
ここでとある事件がおきます…
上りS字を走行中、急に重ステになり、なにも車両が言うことを聞きません。ブラインドで危ないコーナーなので、
グラベルまで突っ込んで止めます。
停車してから、中○さんが徹底的に整備したから壊れるはずが無いと思い、客観的に車両をみると、膝とキーの位置が物凄く近く。もしや膝で鍵回していないよなと思い、鍵を回すと、、なんと回るじゃないですか。
エンジンもかかります。
足が長いせいと、きついシートポジションが大好きなので、鍵を膝で蹴ってしまっていたようです…
エンジンかけるもグラベルででれず、救済処置でキャタピラー車に助けてもらいます。
助けてもらったあと、もうひとつの事件が。
外と車内の寒暖差で、メガネが曇ります。全く前が見えません…(笑)
急いで眼鏡を拭こうにも、拭くにはヘルメットを取らねばならず、そんなことしたら、
ペナルティどころか失格でしょう。かといってこのまま出るのも危ないです。
曇った眼鏡でテンパってたら、曇りが引いてきたので出ます。
レースやってた時はコンタクトだったので、こんなトラブルも無かったのですが、これも経験です。
そんなこんなで、ピットに入りドライバーチェンジです…
■3回目
2回の走行で終わりの予定でしたが、最終走者のKさんが 一回の上限乗車時間をギリギリ上まってしまいそうなので、緊急で乗ります。
燃料も残りすくなく、5000回転縛りや、3000回転縛りで走らせて、なんとかチェッカーです。
ガス欠症状が出たのは、チェッカー受けてピットに入った瞬間です。残量300ccとなんとも絶妙な。(たまたまだけど。)
走行後は片付けと表彰式と夕食で、充実した1日を終えることが出来ました。
最後に、何から何まで手配頂いたアトランティックカーズの皆様、一緒に走行頂いたK様・メカニックの方、私的監督として送迎及び話し相手になってくれたK君、ありがとうございました!
アトランティックカーズさんリンク