7M-GTEU エンジン オーバーホール ㊱ シリンダーヘッド 9割方 組付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
♪逃げる様~に 隠~れる様に 乗り込んだコクピットには~
と、YOASOBIで始めてみましたが
作業前風景が なんかコクピットっぽく
カッコいいなぁ。と、思い 一枚 撮ってみました。
あと YOASOBIはメッセージ性の強い
歌が多く いいですね。
厨二病の私には ドンピシャです。
2
先回 宣言致しました通り IN側も EX側も
バルブ類の組付け手順等は同じなので
割愛致します。
先回は 暗い中 作業していた為 時間が掛かりましたが
今回は明るい時間帯で実施した為
1時間くらいで出来たかな?(半面を)
3
ちょっと 時系列が合っておりませんが
元々 付いていたバルブステムシール。
もう 手で触って 明らかに分かるくらい
硬化しており 特に6番シリンダーのEX側は
シール部分がグッチャx2でした。
燃焼風が通り エンジンルーム内でも
一番奥で熱が籠り易いし タービン熱の
影響も受けるでしょうから
劣化の仕方が他と比べても顕著でしたね。
4
バルブリフターの取付・・・
なのですが 3番シリンダーの後ろ側が
入らない。
他の気筒はスムーズに入るのですが
3番だけが 何故か入らない。
5
リフター内側を指で触ってみると
若干 バリがある様に感じた為 ヤスリで研磨。
不具合 変わらず・・・
6
バルブスプリングが寄っている様に見えた為
精密ドライバーでコジり 修正。
不具合変わらず・・・
7
バルブステムシールがキチンと入っておらず
バルブステム(首)自体が寄っているのか?
と、想定し 分解。
8
バルブステムシール 再度 押し込み。
9
再度 バルブ組付け。
もう数回 記載しておりますエンジンを降ろさずに
バルブステムシールを換えたという強者の
お話し。
工具を手で押して リテーナーを押さえて
超大変だった・・・
と、ありましたが 要は 応力が一点に集中してしまうので
力任せで辛かったんじゃないかな?と、思い
ソケットハンドルにソケット+バルブスプリングコンプレッサーの一部を収め
広い範囲から 力を掛けてあげれば
楽に出来るのではないか?
と、考案し実施。
10
リテーナー、スプリングは想定通り 上手く押せたのですが
肝心のコッターを入れるのが 一人では厳しく
結局 バルブスプリングコンプレッサーを使用致しました。
2人いれば余裕かな?
あとは 手が3本以上ある人。
11
↑脱線の話の方が長くなりましたが
結局 ステムシールを押しても バルブリフターが入らないという不具合は解消せず、
ステムシールによるステム曲がりではなさそうだと判断。
では 他の気筒部では入るのか試してみると
全てスムーズに挿入可能。
つまり バルブリフター単体の不具合ではなく
シリンダー側の不具合と層別が出来ました。
12
再々度 バルブスプリングASSYを分解し
指で穴の感触を確認しながら 若干のバリを
感じる部位にヤスリを慎重に当て研磨。
13
元気のない親指 good!
上記の作業で かなりの時間を使用致しました。
凄い疲れた。
で、ちょっと長々と書きましたが 僕が ここで言いたいのは 上手くいかないからと
すぐ諦めるのではなく 凡(あら)ゆる手を尽くして
ブレーンストーミング(脳みその中に嵐を起こす)して
色んな手を試せば 結構 何とかなるもんですよ!
と、伝えたい。
何でも そうなんですけど エンジンだから・・・とか 理由を付けて そこで諦める人が多いですが
基本 物理的な小さな事です。
高い・低い。
長い、短い。
強い・弱い。
熱い・冷たい。
広い・狭い。
速い・遅い。
重い・軽い・・・
全て形容詞ですね。
難しく考えないで シンプル・簡単に考えるんです。
右がダメなら左、上・下・斜め・・・
それで壊す事もありますよ。
でも それも洗礼で そうやって経験値積んで出来る様になるんですよ。
やってみると 何とかなるもんですから
やってみて下さい。
14
で、バルブリフター全数 挿入。
15
カムシャフト取付け。
先端にギアが付いている方がエキゾースト側。
カムポジションセンサー検出の為の歯車(ギア)ですね。
16
カムシャフト ベアリング キャップ取付け。
17
↑ボルトを締め込んでいくと バルブが出てきてしまう為 シリンダーを斜めにしてボルト締め。
18
空いたパーツケース・・・
ゴチャx2ある時は 疎ましく思うけど
なくなると 少し寂しい気持ちにもなるという
ジレンマ・・・
生理が終わった高齢の女性の様ですね。
19
俺 いつ コ〇されても おかしくねぇな・・・
続いて カムシャフト タイミング プーリーの取付。
プーリーは すぐ見付かりますが ボルト類が
どこにあるか 分からない為 いつものノートの出番。
外した部品やボルト・ナット類を
一つx2ノートに記載し
パーツケースにマスキングテープを貼り
時系列、同時進行で記載するという
2度手間の何とも面倒臭い作業を続けて参りましたが
作業が折り返してきた事により
効力を発揮して参りました。
今回 言いたい事 その2になりますが
これ 何にも難しい事しておりません。
字が書ければ 同じ事出来ます。
このパーツケースも アストロさんの
安売りの時に購入し 500円/個です。
まぁ 10個以上購入したので そこx2
値は張りましたが
ボルト類の紛失も防止出来 正確に元に戻せます。
1項目 1分もあれば出来ます。
これは お勧め致します。
20
バルブが床面に干渉してしまうのが
嫌だったので なんか ないかなぁ?
と、探していたら いつものツールカートが
ちょうど良さげだったので 置いてみました。
両端の赤い樹脂も部品への傷付き防止に
一役かってると思いますし よく考えられてるわ。
21
カムシャフトにプーリー・ボルトを
取り付けようと思ったのですが
こちらもネジ山の浚(さら)い。
言いたい事 3にしようかな?
ネジ山に砂利一つ付いているだけで
そこでトルク発生致しますし 最悪 ネジ山潰しますよ。
ネジ山を浚わなくとも 組む前に せめて
ネジ山の目視確認と 清掃は実施した方が
いいです。
22
カムシャフト 及び カム プーリーに
位置決めピンを差し込む穴があるのですが
ピンは1本なのに 穴は3ヶ所あるんですよねぇ?
これは 何の為なんだろう?
ピンは 結構 スポx2で それ程 精度はなく
ワッシャーで抜け止め防止となっております。
23
IN・EX共 プーリーを取付け 回転させてみたのですが
ツールカートの大きさでは バルブが干渉してしまった為 結局 いつもの作業テーブルに
木材を充て 鎮座。
IN・EXのバルブ隙間点検を実施。
24
結果は 画像の通りで
左がエンジンを降ろした直後で
右が今回のモノ。
隙間が狭くなった所が緑枠、
逆に広くなってしまった所が赤枠。
バルブ擦り合わせを実施した事により
物理的にバルブ隙間も狭くなるのではないか?
と、想定していたのですが ドンピシャ!!
予め シムを購入しておこうかとも思ったのですが
ウェイトしておいて正解でした。
シムも500円/枚しますからね。
ただ 僕の隙見ゲージも 0.05mm単位の為
0.25mmだとして 0.30mmは
入らないけど
それが 0.26mmなのか0.29mmなのか
正確な所は分かりませんけどね。
まぁ 取り止めのない 大した事もしていない内容を
長々と記載してしまいましたが
実は結構 作業は進んでおり 投稿が追い付かない状況なので
軽い内容でしたが これで一区切りと致します。
早くエンジンを完成させたい!
ではなく 早く この生活から抜け出したい!!( ;∀;)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク