NC1純正リアコンビランプの改造
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ユニット取り外し
トランク内張を外します。(1番後ろ側のパネルだけでなんとかなります)
サイドの内張はクリップ1コを抜くと浮かせることが出来ますので、そこからライトの裏側にアクセスできます。
あとは、ソケット3コとナット3コを外せばユニットがフリーになります。
車の後方に引っ張れば、ライトユニットを取り外せます。
2
殻割り
ユニット本体のハウジング側とレンズカバーは暖めても軟化しない接着剤で固定されているそうなので、アクリル用カッターで割ります。(レンズカバー素材はアクリルみたいです…PMMA)
レンズカバーには保護用にマスキングテープを貼ってから、全周に沿って何度もカッターで傷をつけて、根気よく彫り込むようにしていかないと最後に透明カバーにヒビが入ってしまいます。
3
分解
レンズカバーが外れたら裏側のねじ2本(青丸)を外して内部を分解します。ただし、ねじを外しても外れないと思ったら、スポンジ状の防水シートの裏側に隠し爪?(赤丸のあたり)がありました。危うく壊すところでした。
4
クローム部分の塗装(なんちゃってブラッククローム化)
赤いリング状のリフレクターと透明のウィンカーレンズは裏側の3つの爪で止まっているだけですので外します。
銀色のクローム部分の塗りたくない部分にマスキングして塗装します。
脱脂してから、ミッチャクロンマルチ(プライマー)を塗って、模型用のスモークを塗りました。
安っぽくなるかなぁと思いましたが、意外とそれっぽく(ブラッククローム風に)なります。
5
LEDリングの取り付け
リフレクターの下にイクラリングなどの名前で売っているリング状のLEDを両面テープで貼り付けます。配線はドリルで穴を開けて通しました。
そのままリフレクターを取り付けると、LEDリングの厚みのせいで爪がかかりませんので、台座(クロームの部品)の方の爪がかかる部分をニッパーで3~4mm程度切り飛ばしておきました。これで爪がかかるようになります。
6
組み立て
取り外した手順と逆に組み立てます。
LEDリングの配線はバックランプのソケットの脇に穴を開けて通しました。ソケット取り付けのじゃまにならないように注意して位置を決め、穴はシリコンコーキング材で塞ぎつつ配線を固定しました。
7
防水コーキング
レンズカバーを接着します。
カバーは切り取ってしまっているので、加工前のユニットと比べながら位置合わせをして数カ所を接着剤で借り止めします。
ある程度硬化したら、全周シリコンでコーキングします。
今回はPPでもプライマー無しでOKで、後から塗装も出来るという変成シリコンというコーキング剤を初めて使用しましたが、硬化に時間がかかるようです。通常の安いシリコンでも黒なら大丈夫だと思います。
8
配線
車体に取り付けてLEDリングの配線をします。
リング自体に減光点灯の機能はありませんので、ブレーキかポジションのどちらかに並列に配線すればよいのですが、せっかくなのでポジションで減光点灯、ブレーキでフル点灯するように配線に加工を施しました。
ポジション時は25mA程度電流が流れていれば視認できるようなので、抵抗の部分はCRDを使用してもいいかもしれません。
一応全てのライトの点灯を確認しておしまいです。
(写真追加)
ブレーキ(黒/黄)とポジション(黒/緑)からエレクトロタップで電源を取ります。(配線色はNC1)
(整流ダイオードを入れないとブレーキ時やポジション点灯時に誤作動するので注意)
電流があまり流れないので、右リングと左リングは同じ回路から分配しても大丈夫です。
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