
1)日産ブルーバード810SSS 2ドアハードトップ5速マニュアル中古(昭和53年車)
歴代愛車の中でも、かなり印象に残っているのが810ブルです。
* トップ画像は、ボディー形状のイメージです。
画像自体はネットでの拾い物で、後期型の「811型」ですね。
何と言っても、当時の通称「日産四独アライメント」が生み出すリアの
超絶ネガキャン!!
今で言う「鬼キャン」なんて可愛いほうで、キャンバー角-10度なんぞ遥かに超えてたような気がしますねぇ。
これぞ「車高短八の字(シャコタンハノジ)」の王道でしょう。
そんな当時の日産四独車の中でも、特にネガキャンになるのがブル810四独車(L20エンジン搭載のG6、L18、Z18エンジン搭載のSSS。)でした。
セミトレ式のサス設計に問題があったのか、発進のたびにリアが沈みまくり...。
若者カズミンはブル810SSSのフロントサスを2巻きカットして、フロントだけ10センチ程落として乗っていましたが、ごく普通に発進しても車体が地面と平行になる!?
さらに、ホイールが外れたんじゃないか!?ってな位、いちいちネガキャンになる!?(そう言えば、31シーマもこの傾向がありましたねぇ。ちなみにジャッキアップすると、当然の如く「激ポジキャン」になります。)
そんな状態なので、アライメント調整はするだけ無駄、太いタイヤを履かせると変な減り方をして、断面が5角形になります。
225-60-14のタイヤが5万も6万もした時代...。
ビンボな若者カズミンは、普段は185-70-14&てっちんホイールを履かせ、女の子達とドライブに行く時だけ225-60-14&RSワタナベ8J-14、8.5J-14をブル810SSSに履かせるのでした。
あーそうそう、カズミンが乗ってたブル810はZ18エンジンが載っていましたね。
このエンジン、燃焼効率アップのために1気筒当たり2本のプラグが付いているんです。
だからディストリビューターキャップから、プラグコードが8本も出ているんです。
当時は何だかちょっとだけ優越感を感じましたねぇ。
それと、全部のZ18エンジンがそうなのかは判りませんが、ホントに軽快に吹け上がるんです。
カズミンの車はエンジン本体、吸気系排気系ともノーマルでしたが、8300r.p.m.まで奇麗に吹けました。
多分もっと回せるんでしょうけど、8300r.p.m.を超えるとファンベルトが外れるんです。
ベルトが外れないようにキッチリ張ると、やはり8300r.p.m.を超えたあたりで今度はベルトが切れました。
そんな訳で、若者カズミンは峠に走りに行く時は、ファンベルトの予備を必ず2本常備するようになりましたとさ。
...ブル810について、まだまだ書きたい事は山盛りありますが、どう考えてもキリが無いので改造箇所だけ最後に書き留めます。
外装:
*丸目4灯→クラウン角目2灯→230セド楕円目2灯吊り目
*ケンメリ用チンスポ
*箱スカ用リアウィング
*フェンダー爪折り&叩き出し
内装:
*無名メーカー320φレザーハンドル
*カセット&4SP
*フルスモーク
エンジン:
*ノーマル
サスペンション:
*中古で買った時からカヤバ製ショック
タイヤ&ホイール:
*185-70-14&6Jてっちん(普段)
*225-60-14&8J/8.5JのRSワタナベ(余所行き)
以上。
次回は
2)トヨタマーク2GX61LG 4ドアハードトップ5速マニュアル新車(昭和59年車)
の予定です。
Posted at 2010/06/01 03:52:03 | |
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