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2021年02月21日

V36からの正統進化の上、比類なき加速性能を獲得

V36からの正統進化の上、比類なき加速性能を獲得
レビュー情報
メーカー/モデル名 日産 / スカイライン ハイブリッド GT(AT_3.5_ハイブリッド) (2019年)
乗車人数 4人
使用目的 レジャー
乗車形式 レンタカー
総合評価
おすすめ度
5
満足している点 V36スカイラインの不満点の解消をした。
・無類の加速力
・レーダークルーズ性能で長距離が楽
・後部座席のレッグスペースの改善
・前席のレッグスペースの改善
・静粛性の改善(ロードノイズ処理はトヨタに一歩及ばない)
・標準オーディオの音質向上
・高い乗員保護性能
・タイヤとタイヤハウスの隙間が少ない
・V36では選べなかった自動防眩ミラーが選べる!
不満な点 ・収納は減少した
・日産コネクトナビの反応が鈍く非常に使いづらい。2010年までのスマホ聡明気並みの遅さ。3D建物表示機能のせいで読み込みが遅いのかもしれないですが、メルセデスナビに比べると二周遅れ。(日産に限らず日本車は全メーカーがナビのUI/UX開発を苦手としている)
・リアアームレスト形状の悪化。v36の方がドリンクホルダーとアームレストの形状が優れている

これは先代のV36スカイラインのアームレスト。厚みもありひじの高さが不自然にならない、かつドリンクホルダーを展開してもひじを置くのに邪魔にならない。(おそらくセンターシートのヘッドレスト設置に伴いこの形が無理になったのだろうとは思いますが…)

・バックカメラの画質の著しい退化。v36搭載のカメラの方が画像が繊細で見やすい。後付けの格安カメラのような荒い画質には閉口もの。日本専用のバンパーやライトユニットを作る暇があるならこれを何とかして欲しい。
総評 【有り余るパワーは心理的余裕を生む】
「0-100km/h加速4.9秒。最高出力364PS」
その気になればほとんどの車よりも早いので煽られようが「お先にどうぞ」と落ち着いた気持ちで乗ることができる車です。

・ラグジュアリーセダンではなく、プレミアムスポーティーセダン。V36からの進化は凄まじい。
・内装よりも走行性能に費用の重きを置いた車両。
・北米向けの設計をされた車であることを大前提に所有は検討するべき。
・価格から考えて走行性能にも燃費にも内装にも運転支援システムにも不満はない。
・日産コネクトナビの使い勝手だけは必ず確認してから買わないと後悔すると思います。ある程度は慣れますが画面のタッチボタンの配置が悪かったりして使いにくいことだけが残念な車です。

・V37の最終形態としてふさわしい仕上がり。良くない事も書きましたが、それ以上に積極的に所有を検討したいと思える一台。「静かで速いガソリン車」の代名詞。
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 4
【特徴】個人的には外装についてエクステリアは中期までが好み。これは個々人で評価が全く異なると思う。


【ダメな点】
・後期型を日本で発売するにあたり「スカイライン」の呪縛を受け丸目4灯テールにされてしまったことは個人的に残念。
・フロントのデザインに至ってはGT-Rを意識したような形になっていますがちょっと似合っていないような。

・スカイラインとして開発されたわけではない「INFINITI Q50」の日本での姿はとりあえずコレです。

【良い点】
・塗装の仕上がりが美しい。平坦なクリアの塗装面は塗装技術の進化を感じる。
・日本車に見られがちなタイヤとフェンダーアーチの不自然なまでの広大なスキマが少なくてサイドビューがスポーティー。

・バックルからシートベルトを外すとモーターで巻き取ってくれるので垂れたままにならない。
・標準スピーカーでも比較的高音質
・ドアの開閉音は高級車のそれ。V36よりも非常に進化した。
走行性能
☆☆☆☆☆ 5
【特徴】
この車の加速に不満があるならあとはGT-Rしか選択肢がないほど早い

【ダメ】
・ウインカー操作にクセがあり慣れが必要。
・オートクルーズの設定は制限速度が切り替わるといきなり減速する。
・2100回転を超えたら途端にエンジン音が騒がしいが2000回転までで走ればすごく静か。
・車体は1.8トン超で重いが安定感に寄与。
・スピードを保ちつつタイトコーナーに突っ込むとロールするが全体的な乗り心地はV36から向上。
・オートクルーズについて、一般道では他社も含めてまだまだ過渡期であり前走車が急に車線変更をした時などに強めの加速をしてしまうのでドライバーとしては恐怖を感じる事もまだある。
・オートクルーズによる渋滞追従は不得意。
・ブレーキのタッチは慣れが必要

【良い】
・4人乗車でもほとんどの場面で直線ではまず敵無しの加速力。
・高速の合流では40キロで走っていたとしても3秒あれば100キロを超えている。
・どのような速度域でも安定して走ることができる。(ボディアンダーの形状のさらなる進化も寄与)

・1840ミリ越えの車幅は日本の狭い路地では流石に大きさを感じるが世界戦略車として考えれば普通サイズ。
・操縦性が高い。
・プロパイロット2.0のレーダークルーズと車線維持はとても良く、高速道路ではほぼハンドルに手を添えているだけで適切に走行する。
・オートクルーズ設定上限が130キロより少し上までとなっておりフーガではこなせない120キロ制限の新東名もクルーズ可能。
・旋回半径は5.7メートルでお世辞にも小回りが効くとは言えませんが軽快なパワステでそれを感じさせない。
・ドライブバイワイヤによりハンドルの重たさと荒い路面走行の際のザラ付きを解消(ロードインフォメーションは低下)。プレミアムクラスとしてはフラットな感触の方が適切かと思うので気に入っています。
・エアバッグ類が全周囲を守り、どのような衝突からも乗員を保護する。
・アラウンドビューモニターは視覚の負担を軽減する。狭路の通行やすれ違い時には有効。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 5
【特徴】スポーティセダンではあるが乗り心地の向上を図りつつ高級感を増した。綿雲のような乗り心地を求めるならばクラウンシリーズに譲る。

【ダメな点】
タイヤが硬めのランフラットタイヤ(かつポテンザなので硬いのは仕方がない)で乗り心地と騒音性能は純正装着状態では標準的なプレミアムセダン。
ノーズの見切りはやや悪いが、シート座面を高い位置にすれば解消する。
運転席シート座面はv36の方が若干ではあるが低くできた。

【良い点】
シート形状と中綿の素材が見直されフィット感が向上し疲れ知らずに。
身長約170センチですが、後ろに乗るには辛さが解消。先代のV36に比べ10センチ余裕ができた!


・v36から静粛性の大幅な進化を遂げた(カムリより静かでクラウンよりはノイズが聞こえる)
・ボディアンダーパネルもただのプラの板ではなくそれ自体に防振防音性能を持たせている

・窓の開閉音が静か「……ストッ」っとしか聞こえない。
積載性
☆☆☆☆☆ 3
【特徴】
トヨタ以外のハイブリッドセダンとしては普通。
道具としての車として考えると非常に少ない。

【ダメな点】
・ドアポケットの収納は減少。長さ20cmの長財布とスマホ入れたらおしまいです。

・ドアサイドにも飲み物は余裕を持って入りますが細いと倒れます

・トランクはガソリン車より3割程度狭いです

・ハイブリッド補器類を収めるためスペアタイヤも積めません。

・「ゴルフバッグ4個積むの図」は相当スリムなものを使わないと無理。


【良い点】
ドリンクホルダーの中にばねで支えてくれるものがついており、細いドリンク缶でも倒れる心配がない。

燃費
☆☆☆☆☆ 5
3.5Lハイブリッドでかなり好き勝手に走って1リッターあたり13.6km。
超低燃費では?
ハイパワー車や高級車に燃費を求めてはいないですがこれだけ走れば超満足です
価格
☆☆☆☆☆ 5
走行性能を考えれば格安。
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Posted at 2021/02/22 01:42:00

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