目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先ず、リアのラゲッジスペースに設置していたリアスピーカー(BOSE101RD)を撤去し、フロントだけの2チャンネルにシステムを変更しています。
ナカミチのデッキに付属のアンプそのままでも良かったのですが、
家に以前購入したものの使わずじまいだったKICKERのアンプ『KEY180.4』が遊んでるのと、
今後のシステムアップを考えて、『電源のバッ直化』を
併せてやっちゃおうというのが今回の内容。
2
作業は、カーオーディオ関係ではいつもお世話になっている、高校時代の先輩のお店にてお願いしています。
電源のバッ直化と、
社外アンプからドアスピーカー迄の配線引き直し、
主は、こんな内容です。
(社外アンプそのものは上の作業が出来たら、接続するだけなので)
3
KICKERのアンプですが、こいつ(KEY180.4)は付属品のマイクで車内の音場を測定し、アンプが自動的にイコライジングとタイムアライメントを調整してくれるというスグレモノ。
※なので、本格的な手動式の調整機能とかは全く備えて居らず、マニアとかには不向きな商品かと。
逆にライト層とかが『初期投資を抑えつつ、小難しい事抜きで簡単に良い音を聴きたい!!』という様な条件が1番合ってるかと思います。
4
バッ直ケーブルや引き直したスピーカー線とアンプを接続後、
問題ない事を確認したら、いよいよ付属のマイクを使っての車内の音場測定に入ります。
エンジンキーはACCに、
気分の問題で(笑)エアコン等のファンスイッチはOFF、
にしときます。
デッキの音質・バランス・フェーダー等の調整ツマミは全て中立にします。(ラウドネスとかもOFFにしましょう)
マイクをリスニングポジション(今回は運転席なので、運転席ヘッドレスト上部に置き、マイクは天井向けた状態)に設置します。
メーカー(KICKER)のこのアンプ(KEYアンプシリーズ)のHPに測定用のノイズを収録したファイルが在るので、それをスマホにDLして、音源として出せる状態にします。
(※私の場合は、スマホとデッキとをBluetooth接続済みです)
測定マイクのケーブルの途中にスイッチが在りますので、そのスイッチを押しますと、ピ·ピ·ピとカウントダウンみたいな音が出るので、ドアを閉めて退避しましょう(笑)
退避したらスマホに先程DLしたノイズ音のファイルを再生します。(この時、スマホはBluetooth接続でデッキから音が出る状態にして再生します)
10秒程カウントダウンが済んだ後、
スピーカーからスマホにDLしたノイズ音が色々発せられます。
2~3分待つと測定完了、
ファミコンでドラクエをやっていてLvアップした時の様な感じのビープ音がしたら成功です。
(私は1発で成功したので聴けませんでしたが、失敗した時はそれはもう悲しいビープ音のメロディが流れるそうな)
ビープ音はそのままだといつまでたっても鳴り止まないので(苦笑)、エンジン始動させれば鳴り止みます(笑)
5
では、運転席に座り、自動調整した結果を音源鳴らして確認しましょう。
『見せてもらおうか、KEYアンプの実力とやらを!!』
6
凄いです!
音場が自分の顔の高さ且つ、フロントガラスの向こう側くらいの位置に移動しています。
きちんと前方定位が出来ています。
音質調整は、デッキ側の調整ツマミ全て中立にした状態で、ちゃんと低音、中音、高音、それぞれが良い感じに調整されていて、デッキ側での微調整は当人の好みのレベルでどうぞ、といった仕上がり具合です。
フルオートで調整してしまう上、その調整は文句のつけようがないレベルです。
(※マニアとかは色んな意味で物足らないと思うでしょうが…)
例えが問題ある事を承知の上で言いますが、
大昔にカメラでフルオート(※オートフォーカスよりももっと昔の時代)のカメラの事を『バカチョンカメラ』と言ってましたが、
最初、このアンプも自分としては『その程度』の認識でたかを括っていました。
しかし、実際に使ってみたら『バカチョンカメラ』レベルでは無く、後のミノルタαシリーズやキャノンEOSシリーズと云うオートフォーカス一眼レフカメラが世に出た時くらいの衝撃的レベルでした。
(カメラに興味の無い人や若い子にはなんのこっちゃな例えでごめんなさい)
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