バレーノ君に搭載できるミニベロ自転車②
投稿日 : 2019年04月05日
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前回紹介した、スポーツ系のミニベロ自転車「RAYSUS」を改良しました。 購入後に数日間乗り回しましたが、ハンドルの位置がどうも低く過ぎます。 お腹の出っ張った60代のオッサンには、少々苦しい体勢なので、ハンドルの高さを調整します。 このミニベロは一般的なステム頂点のネジを緩めてハンドルシャフト動かして、高さを調節するタイプとは異なり、固定式のスポーツタイプのアヘッドステムです。
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そこで、Amazonでアヘッドステム専用の、TRIWONDER製(中国製)「ハンドルアップ ヘッドセット エクステンダー チューブ」の、アップグレード・バージョン(アルミ製)を見つけて購入しました。
取付け方法はオリジナルのハンドルステムを外し、フロントフォーク・ポストに、エクステンダーのジョイント部を継ぎ足し、付属のロングボルトでトップカバーを取付けます。 これでハンドルは約9.5センチほど高くなりました。
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ハンドルの位置が低すぎる点に加え、ペダルを漕ぐ時に回すクランクの全長も短すぎます。
ミニベロはタイヤの直径が20インチと小さいため、一般的なクランクではコーナリング中に、ペダルの先端が路面を擦ってしまう場合があるので、このモデルのように一般的な物よりも短い物を装備している場合があります。
長年自転車に乗ってきたためか、体が一般的な長さのクランクに慣れているようで、ちょっと短いだけなのに非常に違和感を感じました。
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短いクランクは漕ぐ時の負担が減りますが、その分漕ぐ回数が増えて、忙しない感じになります。 オリジナルのクランクは長さ152㎜で、ギヤの歯数は46Tなので、一般的な長さ170㎜のクランク・ギヤセットに交換します。
これもAmazonで軽量のDriveline製(台湾製)「クランクセット Bタイプ DXrace」Blackモデル(アルミ製)を見つけ、同時にギヤ数も46Tから、2歯増やした48Tのギヤセットを購入しました。
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クランクセットと一緒に、E-tool製「コッタレス抜き」も購入して交換しました。
写真③:Driveline製「クランクセット Bタイプ DXrace」Blackモデル。
写真④:標準の46Tクランクギヤセットを「コッタレス抜き」を使って取外します。
写真⑤:取付けた「クランクセット Bタイプ DXrace」、床に置いてあるのが46Tクランク・ギヤ。 右上は前回購入した軽量ペダルです。
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写真の左側はオリジナルの152㎜クランクと、歯数は46Tのギヤセットです。
写真の右側が「クランクセット Bタイプ DXrace」Blackモデル(170㎜クランク&48Tギヤセット)を取付けた状態です。
長さが18mm伸びただけなのに、驚くほど漕ぎ易くなりました。 また、ギヤの歯数が2歯増えたので、巡航速度も向上しました。 なお、2歯増やしただけなので、チェーンやギヤ廻りは未調整のままで、スムーズに走行できました。
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Amazonのおかげで、自転車用パーツを格安で購入できるようになり、気軽にマイ自転車のカスタムが可能になりましたね。 中国製パーツも価格以上に品質が良くなって来ましたし、台湾製パーツは国産と同等の精度があります。
今回ハンドル・エクステンダー取付けで、少々重量が増えましたが、軽量ペダルやアルミ製クランクセットへの交換で、450gほど減量したので、全般的には軽量化しています。
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写真⑦は「ハンドルアップ ヘッドセット エクステンダー」と、「クランクセット Bタイプ DXrace」を装備した全体の状態です。
写真⑧は不満な部分を改良したミニベロを、バレーノ君のカーゴルームに、きちんと配置して載せたところ、右側の後部座席を畳まずに搭載できました。 今回の改良で、ミニベロ自転車はかなり乗り易くなったので、今後も色々と手を加えていきたいなと思います。
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