MOMO Automatico シルバー プッシュ式シフトノブ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回MOMO製ステアリング”Top Power”を掲載しましたが、その1年ほど前にMOMO製シフトノブ”Automatico シルバー”を取付けました。
プッシュ式オートマ用シフトノブの”MOMO Automatico”(オウトマチコと発音します)は、シフトノブとしてはとても高価ですが、素材の質感や表面処理、確実な操作性そしてデザインと、どれも最高の商品で、なんと本体の中央部はシルバーレザーのリングで飾られています。
このシフトの最大の特徴は、シフトチェンジ時のロック解除ボタンが、シフトの天井部分にあることです。
R1のノーマルシフトは横のボタンを親指で押し込んで解除するのに対し、このシフトは掌で軽くトップボタンを押すだけのワンアクションで解除できます。
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実をいうとMAMOSUNは、この高価な”MOMO Automatico”の未使用品をオークションで、1/6程の超安値で入手しました。 出品ジャンルがステアリングだったため、入札1のまま落札できてしまいました。
オークションをやっていると時々こういう掘り出し物に出会います。
写真はパッケージの中身を出したところです。 もともと”MOMO Automatico”はポルシェ用だったようですが、多彩なシフトシャフト用アダプターと専用の6角レンチが同梱されているので、R1にも無理なく取付けが可能です。
3
シフトチェンジの時に掌で押すトップボタン部には、「MOMO ITALY」の刻印が打たれています。 トップボタンのパーツは高級なクロームメッキ処理のためとても光沢があり、良く見ないと何の刻印か解りずらいという渋いデザインです。
なお、このトップボタンはとても高度な精度と構造のため、スプリングの存在が判らないほどスムーズに押し込め、回転はおろかガタツキさえありません。
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R1純正のシフトノブを外し、”Automatico”の取付け用マウント部分に、R1のシフトシャフト(直径12mm)に合うアダプターをはめ、そのままシフトシャフトに”Automatico”ノブを差し込みます。 トップボタンを押しながら、ロックを抵抗なく解除できる高さを確認しながら位置を決めます。
その後マウントカバーを回して外し、マウント部の3ヵ所のイモネジを付属のレンチで回して固定し、最後にマウントカバーを元に戻します。
5
”Automatico”ノブを取付け後操作しましたが、操作性は確実でとてもスムーズですが、どうも取付位置が高すぎ見た目もイマイチです。
そこでシフトロック解除ロッドを短くし、シフトノブ全体の取付け位置をギリギリまで下げることにしました。 ノーマル状態のロッド(上の写真)の先端を、2cmほどカットし、先端の白い接続用プラパーツも短くして、シフトノブの取付け位置が下がるようにしました。
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取付け位置を下げたシャフトにシフトノブを差込み、マウントカバーを外しますが写真のように、マウント部の3ヵ所のイモネジを固定するのがやっとぐらいしか下がりません。
トップボタンは全く回転やガタつきがありませんから、「MOMO ITALY」の刻印が真っ直ぐになる位置で、3ヵ所のイモネジを締め付けます。
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取付けが完了した”MOMO Automatico”です。
このアングルから見ていると、まるで R1専用にあつらえたシフトのように、ピッタリと収まってしまうデザインです。
このシフトを取付けて1年が経ちますが、スムーズな操作性やしっとりとした表面処理など、全く新品同様の状態を維持しています。
国産にもプッシュ式シフトノブがありますが、さすが”MOMO製”造りが全く違います。
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MOMO製のステアリング、とプッシュ式シフトノブを装備した R1Rのコクピットです。
ステアリングをMOMOに換えると、明らかにスポーツ性能が向上しますが、実はシフトノブを交換しても向上します。 ”MOMO Automatico”のトップボタンは僅かに掌を押すだけのワンアクションで、まるでマニュアルシフトのように、タイムロスなく”L”や”R”への素早いシフトチェンジが可能となり、滑らかな走行性を実現します。
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