デッドニング　その１

何もしない加工前のフロント左ドアです。

まず、ツィータ部分のパネルを外します。

上部が白のクリップで固定されているので引っ張り外し、下の部分は２カ所刺さっているので平均的な力を入れ引っ張ります。

偏った力だとどちらかの爪が折れるかも。
（以前折りました）

次に、1カ所のプッシュ式クリップとネジによる固定2カ所を外します。

ネジなどの箇所は予め、カロさんのジャストフィットを参考にし予習しました。

内張を剥がす時は、ドアの付根下（した）部分の内張からだと手が入るので剥がしやすいです。

この時、白のクリップが内張側に付いていますが、外れて転がり無くす可能性があるのでご注意を。

無くなったらホームセンターで探してみましょう。

ツィータ部分を覗いて全部で１０個ありました。

この作業での一番の難関は、どの人も書いているようにコネクタの取り外しです。

コネクタの下部分にロック部分があるのですがそのままだとやりづらいので、内張を１８０度回転します。

内張は中途半端な位置（高さ）にあるので、ケーブルに余計な張力がかからないように、足で支えながらやりましたが、中途半端な姿勢なので翌日足の内側の筋肉が痛くなりました。

出来れば事前に、ドアの下部分位の高さに段ボール箱等を用意して、その上に内張をのせて作業すると落ち着いてコネクタを外せるので楽になります。

コネクタのロック部分は、マイナスドライバなどで押さえると外れます。

内張を戻すときは、ドアハンドルを先にいれ、内張の上部を窓の縁の隙間にいれ（力がいる）、ネジ部分が合っているか確認し、あとはクリップ部分をバンバンとたたいて固定するだけです。

ビニールをはがしたあとの画像です。

この時の難関というか時間がかかるのは、やはりブチルゴムはがしです。

最初、パーツクリーナーとスクレーパーと段ボール（ブチル除去）を用意しましたが、効率的に行きませんでした。

そこで、さらに下記を用意しました。

１）スクレーパーについたブチルを洗浄するシンナー（塗料薄め液）
２）シンナーを入れておくお茶碗
３）ぼろぞうきん

パーツクリーナーをブチルにかけ柔らかくしておいて、スクレーパーで取ります。

取ったブチルの大物は、段ボールに「ぬすくいつけて」（九州弁？）、スクレーパーをお茶碗に入ったシンナーにいれ、ぼろぞうきんできれいに拭き取ります。

この繰り返しでざっくりとブチルをはがします。

この時点で大物のブチルは取れています。

この後、ぼろぞうきんのきれいな面にシンナーをしみこませ、残ったブチルを拭き取ります。

これでパネルはだいたいきれいになります。

シンナーぞうきんであんまり擦ると、ドア塗料がはがれますのでご注意を。