
最近ぜんぜんドライブに行っておらず
ブログネタの無い日々を過ごしてます。
そんなわけで今日の内容はスコットランド
アイラ島のウィスキーのお話。
はい、いつもの車無視ネタです。
イギリスで、文化、経済の中心といえばイングランド地方。
そのイングランド地方と比べると、ちょっと地味なスコットランド地方。
スコットランドと聞いて連想するのは、ゴルフのセントアンドリュース、
タータンチェック、ネス湖にお住まいのネッシーくらい。
しかし、ウィスキーといえば絶対にスコットランドが有名。
酒屋さん、スーパー、コンビニで普通に売ってるジョニーウォーカーや
シーバスリーガル、バランタインなどはスコットランドのウィスキーです。
蒸溜所は各地に点在しており、その中でもスコットランドの西側、アイラ島では
個性的な味(特に香り・後味)のウィスキーが作られてます。
味、ボトルデザインが大好きな、ブルックラディのクラシックラディ。
これもアイラ島のウィスキーです。
このボトルに気になる文言が書かれてます。
UNPEATED。 アンピーテッド?
ピートを使ってません? ピート? 桃か? いや絶対違うな。
ピートとは泥炭。
植物や海草などが泥と混じり、炭化したもの、らしいです。
ピートとは~ 植物などの~ 可燃物~。 これは5・7・5、短歌。
ウィスキーの原材料・大麦を乾燥、蒸溜する際には火力が必要。
アイラ島ではピート(泥炭)を燃料として使用。
その時の煙りや臭いが大麦麦芽に染み移り、独特の味になるそうです。
クラシックラディはノンピーテッド、アイラ島では珍しいピート未使用。
すっきり、さっぱりとしたフレッシュな味です。
それじゃ~、ピートがっつりなら どんな味なのか気になってしまい
お試しサイズの200mlボトルで飲んでみました。
キルホーマンのマキァー ベイ。 こちらもアイラ島ウィスキーです。
飲む前の香りは、普通のウィスキーの香り。 少しだけ煙い感じ。
口に含んでも、そこそこ甘く美味しく、やはりウィスキー。
しかし飲み込んだ後、鼻から抜ける後味は、強烈な煙りっぽさ!
そして、その煙りっぽさが、笑えるくらい しばらく続きます。
タバコを吸わない人なら、咳き込むかも~。
おそらく、これがアイラ島ウィスキーの個性なのでしょう。
公表値を見ると、このウィスキーのフェノール値は50ppm。
強烈なピート臭で有名なアードベッグ、ラフロイグも50前後です。
フェノール値とは 大麦麦芽を乾燥させるときのピート臭を表す数値です。
その数値が原酒に正比例するとは限らない、らしいです。
で、いろいろ調べてみると、フェノール値ぶっちぎりのウィスキーがあるらしい。
ブルックラディが毎年、数量限定で発表されてる オクトモアというウィスキー。
今年は先月末(9月28日)発売。 グッドタイミングじゃん! そうか?
無くなる前に、速攻で入手しました。
昔、ドイツ軍が使ってた、柄付き手りゅう弾のような佇まい。 武器かよっ。
マットなブラックなので、中のウィスキー残量わかりません。
クラシックラディと並べてみると、こんな感じ。
ブルックラディの攻めたボトルデザイン、大好きです。
そして身長、存在感ありすぎ、というか、長い! 実測すると33cm。
並べるとサントリー リザーブが、ミニボトルに見えます。
オクトモア 14.2 ヨーロピアン・カスク
オクトモア 14.2 ヨーロピアン・カスク の説明
オクトモアは毎年、年1回発表され、今年のは14回目なので14
14.1、14.2 と発表され、
.1 はアメリカンウィスキーカスク(カスク=樽)で熟成。
.2 はシェリーカスク(スペイン)と、アマローネカスク(イタリア)で熟成
なので今年の商品名はヨーロピアン・カスクです。(商品名は毎年変わります)
で、フェノール値、煙り臭いピート(泥炭)臭は128.9ppm!
スーパー ヘビリー ピーテッドの標記が誇らしいというか、笑えます。
ただ、飲んでみると、数値ほどの強烈さはありませんでした。
どうしても飛び抜けたフェノール値にばかり目が行きがちですが
味はしっかりとしたウィスキーです。
アイラ島特有のピート臭にまみれてみたいという、
ちょっとM体質な人にはお薦めのウィスキーです。
お久しぶりの、今日の1枚
我が家の窓から見えました。 虹!
我が家周辺は雨でしたが、峠はけっこうな雪景色。
そろそろタイヤ交換の準備するか~