９１１の頂点！！ポルシェ・９１１（タイプ９９１）ターボＳのガラスコーティング【ラディアス湘南】

昨年度生誕50年を迎えたポルシェ９１１、その中でも９１１シリーズの頂点に位置づけられているターボSという特別な一台を、今回施工させていただきました。スペックの凄さを挙げればきりがないのですが、例えば今やポルシェのトランスミッションといえは、コースティング機能や、オートスタート・ストップ(アイドリングストップ)機能付の７速（PDK）のみの設定となっています。このモデルでの0-200km/hの加速タイムは驚異の10秒ちょっとらしいですから、例えMTが設定されてもわずか10秒の間にシフト操作を5回6回・・・ということを考えると、この性能を操作しきれない為、９１１ターボをMTで操る時代はもはや終わってしまったようです。また、ターボモデルの後輪フェンダー部分はベーシックカレラに比べ７０mmワイド化が図られてターボモデルの違いは見ても明らかです。このモデルが放つオーラは誰が見ても【別格】そのもので、まさに９９１の頂点に立つスペシャルモデルと言えるのではないでしょうか。

さて、今回ご依頼頂いたスペシャルなこの車、ボディカラーはパールホワイトでした。ドイツ車といえばどのメーカーもホワイトといえばソリッドの白が主流だったように思いますが、最近は各メーカー、パールホワイトが多くなってきました。ホワイトの清らかさと、パールの煌きが上品に融合し、またお手入れの点においてもソリッドの白よりも若干アドバンテージがあるカラーですが、まだ新色からなのか、メーカーによってはクスミが強めで本来の艶やかさを損ねてしまっているケースも見受けられます。今回お預かりしたこちらのお車は、さすがポルシェの最高峰とあって状況は悪くなかったと思います。しかし、それでもやや照明の映り込みがくすみ気味で本来の美しさが存分に発揮されておりませんでしたので、艶、輝きをもう一段引き上げて、この車にふさわしい最高の塗装状態を作り上げることから作業を開始します。新車ということもあり、極力塗装面への負荷を抑えつつ塗装状態を平滑に整えるため、「リボルトアジャストシステム」という技法により塗装面を磨き上げます。下地処理が完了すると、クリアで艶やかな、新車を超えたボディへと生まれ変わりました。

最高峰のポルシェにふさわしい輝きを手に入れたところで、膜厚感溢れるコーティング剤を塗布して、ボディをしっかり保護いたします。クリアで厚みのあるコーティングによりしっとり濡れたような上品な艶が一段増し、汚れも落としやすく、手入れも楽になります。コーティング剤は、量販タイプのコーティング材では満足できないクオリティを実現するために、オリジナル開発した低分子型の硬化型ガラスコーティング剤を採用しております。ガラス被膜が緻密なため、塗装面へのコーティングの食いつきも優れており、より強固な被膜を形成いたします。

今後はセオリーに則り洗車を心がけていただけたら、この状態を長く楽しんでいただけるものと思います。

この度は用命を賜りまして誠にありがとうございます。

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