二律背反のトヨタ・ハリアーハイブリッドのガラスコーティング【ラディアス湘南】
1
同じ車の施工が続くと、人によってはちょっと飽きが来るのかもしれませんが、私はどちらかというと同じ車の施工が続けば続くほど、愛着が深まっていくタイプのようです。(愛着といっても自分の車ではないのですが(笑))最近旬な車といえば、この「ハリアー」です。ご依頼を頂く件数も安定して多くなっております。先代のハリアーもかなり息が長く、ずっと施工のご依頼をいただいておりました。それはやはりトヨタでも謳っている「二律背反」の魅力を備えた、懐の深さにあるのではないかと思うのです。知性と情熱、洗練と野生というフレーズが、トヨタのホームページでも使われておりますが、ミステリアスな女性のような車でもあります。
さて、今回お預かりして施工させていただいたのは、トヨタといえばこのカラー、ハリアーの代名詞とも言えるカラーコード202のソリッドブラックです。非常に美しい色ですが、逆に言えばとってもとってもシビアな色なんです。すべてのカラーの中で、最もシビアといっても過言ではありません。まず、すぐにホコリや汚れが目立つ、布で拭き取っただけでも簡単に傷が付く、水シミがつきやすい、という特性があり、よく「塗装が柔らかい」という表現を用いますが、文字通り柔らかいのではなく、ダメージが目立ってしまうので見た目上そのように感じるのです。こちらのお車も、納車間もない新車であったにも関わらず、ボディ各所に磨き跡の「オーロラマーク」が散見されておりました。これは、ボディ上にあるダメージを取り除くために行われたボディ磨きが中途半端なため、磨きのムラが出来てしまった状況です。新車と言えども、工場からお客様のもとに車が届けられる間のどこかしらで、このような中途半端な磨きが行われることがかなりの確率であるのです。しかも厄介なことに、このようなシビアなカラーの場合、その痕跡が残ってしまうことです。ということで、まずはムラのないすっきりとした塗装、そして、新車以上の艶・輝きの状態に整えるべく、下地処理を施します。「リボルトアジャストシステム」という技法をふんだんに駆使して、均一で平滑な塗装面に仕上げ、新車を超えた、深みのある美しい黒に生まれ変わらせました。
ソリッドブラックの魅力を最大限引き出したところで、コーティング剤を塗布し、この状態をできるだけ長く維持すべくボディをしっかり保護いたします。クリア度も高く厚みのあるコーティングにより、ビジュアル上でもしっとり濡れたような上品な艶がさらに一段増します。防汚効果も高く、お手入れ(洗車)も楽になります。コーティング剤は、量販タイプのコーティング材では満足できないクオリティを実現するために、オリジナル開発した低分子型の硬化型ガラスコーティング剤を採用しております。ガラス被膜が緻密なため、塗装面へのコーティングの食いつきも優れており、より強固な被膜を形成いたします。シビアなカラーではございますが、お手入れが楽になる分、体力的にも精神的にも洗車が楽になると思います。
また、TOPコートには新たに紫外線軽減(UVカット)機能を加えたものを採用し、紫外線からもボディを守ります。紫外線ライトにてUVA波長の紫外線を照射しますと緑帯域の可視光線へと変換され光ります。変換されることで、UVA紫外線が軽減されます。
今後はセオリーに則り洗車を心がけていただけたら、この状態を長く楽しんでいただけるものと思います。
この度は用命を賜りまして誠にありがとうございます。
2
2
3
3
4
4
5
5
6
6
7
7
8
【ガラスコーティングショップ/ラディアス湘南】
〒251-0016神奈川県藤沢市弥勒寺3-1-7弥勒寺SKビル 1F
TEL:0466-26-9300 FAX:(電話と共用です)
Hp:
http://www.revolt-coat.com/
Mail:info@revolt-coat.com
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
この記事へのコメント
ユーザーの設定によりコメントできません。