ずっと変わらないアイデンティティ。Porsche911カレラSのガラスコーティング【ラディアス川崎】

そろそろマイナーチェンジを控えている911。GT3やGTSを除く今までＮＡエンジンだったカレラ、カレラＳ系にはマイナーチェンジ後のモデルに少し排気量を抑えたエンジンにツインターボを組み合わせる事がほぼ決まっているようです。ポルシェだけではなくＥＵ圏内の新しい自動車排出ガス規制に対応しなくてはならないので、VWゴルフやアウディＡ１に搭載する1.0Ｌエンジンや、クリーンディーゼルエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたメルセデスＳ３００ｈやプラグインハイブリッド、Ｓクラスだけでもハイブリッドモデルが３種類！！存在します。ＢＭＷやVOLVO、他の各メーカーも様々なエンジンの開発に力が注がれ魅力的なモデルが多数あり、消費者を良い意味で迷わせていることではないでしょうか。

今回ご入庫頂きました９１１カレラＳですが、やはり水平対向6気筒自然吸気エンジンFlat6から解き放たれた乾いたサウンドは何度聞いてもしびれます。カッコイイの一言に尽きます。車両は2014年式でしたので小キズが多数見受けられました。磨きにおいての注意点ですが、９９１型から外装にアルミを多用しているので、どのような塗装面でも強い力でポリッシャーを当て続けたりするのは危険ですがアルミの場合は危険度が増しますので、下地処理には気をつけなければなりません。

コーティングに適した塗装面には２層式のコーティングを施します。１層目には完全硬化型ガラス濃度100％のリボルトプロを塗ります。艶や輝き、耐久性の向上をしてクオリティを重視した為に作業性はあまり良くありませんが、従来の物に多く用いられたポリシラザン系のガラスコーティング剤よりも圧倒的な膜厚を確保できます。さらに２層目には紫外線軽減効果のあるトップコートを塗ります。車は常に紫外線を浴び続けるので徐々に塗装を蝕んでいきます。新トップコートは塗装の劣化を遅らせる効果が期待できます。

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【ラディアス川崎】
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