待ちに待った新型Z、当店においてもようやくご入庫いただきました。Zに関してはもう説明不要かと思います。GT-Rと並んで日産の象徴ともいえるモデルとなっており、初代Zのイメージをより濃く引き継いだシルエットは一目でZと分かるそれとなっています。少し話は飛んでしまうのですが、そう言えば小学校の頃隣のクラスの担任をしていた女性教師、Zに乗っていました。(確か二代目のS130系)その当時もカッコいい先生だなと思っていましたが、今考えれば凄いなと思いました。そして現代に蘇った正統派のZは、その佇まいからしてオーラに溢れていました。この特別な一台がどのような仕上がりになるか、久しぶりにワクワクしながら作業をさせて頂きました。
さて、今回ご入庫いただいた車は納車後間もない新車です。塗装状態そのものは比較的良かったものの、ルーフやトランク上面にあるブラック部分はシミや小傷がそれなりに見えました。黒はどうしても思った以上にデリケートなカラーのため、生産から納車までどんなに丁寧に扱われていても、大なり小なりのダメージは見えてしまいます。
塗装全体を整え、また目についてしまうブラック部分の微細なダメージをリセットするべく、下地処理を行います。【Revolt Adjust System】と呼ばれる技法により、塗装面へのストレスを極力抑えながら塗装面を均していきます。それにより、塗装面のボヤケも解消して、磨き上がった後は新車以上の艶感となりました。
下地処理後にはコーティング剤を塗布します。当グループ最高級の【リボルトプロ・エクストリーム】は三層構造となるその膜厚から、下地処理完了後以上の濡れたような美しい艶を演出してくれます。従来のコーティングよりも耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減に優れていて、触り心地もすべすべで車に乗るとき、ドアを触るたびに楽しくなってしまいます!
コーティングは塗装部の他、樹脂部分やヘッドライト、テールレンズも施工いたします。手入れの面倒なフロントグリルなども、極力細部までコーティングを施します。
外装だけでなく、ドア内側、フューエルリッド、エンジンルームなどは下地処理はできませんが洗浄してTOPコートを塗布します。こういうところも洗車の際奇麗に拭いていただくと、奇麗な状態を保ちやすくなります。
また、今回は内装のコーティングのご依頼も頂きました。とてもレザー、アルカンターラ混合型ですが、どちらも漏れなくコーティング剤を定着させることができます。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
オーナー様には何台も施工のご依頼を頂き、この度もご用命下さりありがとうございました。
【リボルト川崎】
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