モータリゼーション近未来

使用する度に劣化するバッテリーの蓄電性能を解決できないまま、世界はEVへパラダイムシフトしている。
航続距離が４００～５００ｋｍと謳っているモデルもあるが、あくまでも一定の条件の下での話。
雪の降る氷点下の夜、ヘッドライトとヒーターを付け、ワイパーをフル稼働させながら何年も使ったバッテリーがどれだけの航続距離を保てるのか些か不安に感じる。
しかしながら私如きがどれだけ不安を抱こうとも、モータリゼーションの近未来はEVが現在の定説となりつつある。（或いはなっている。）

中国では専用ステーションで充電済みバッテリーに換装する方法も一部で運用されているようだが、世界中全車種のバッテリーをのサイズや電極端子を同一規格にすることは困難だろうし、ユーザーの立場としてもどんな状態のバッテリーに換装されるか分からない状況は不安である。

そんななか、私が注目しているのはポルシェのMission E 。

今日、生産される EV は少なくないが、Mission E は『止まる』、『曲がる』に関して信頼が置けるEV の筆頭になるだろうと期待しているからだ。