スタッドレスタイヤに換装し、雪ドリシーズン真っ只中。
のハズなのに、なかなか雪が降らずにやきもきする日々を過ごしております。
やべぇよもう1月中旬だ・・・想いとは裏腹に路面のコンディションは良くない。
我々の「路面が悪い」という表現は世間とは逆の意味ね。
雪が降った翌日には除雪等によって路面から雪が排除されてしまうので、
週末限定ではスノーロードのチャンスは少ない。
なんせ高速を片道2時間以上走り遠征するのだ、
平日の仕事帰りに一杯・・・ってなノリでは難しい。
先週ちょこっと近場で降ったんで、東京から一番近いドリフトパークへ
仕事帰りに様子見にスクランブル。
雪発見!
太平洋側の寒気によるシャバ雪で曲がれるけど止まれない。
R2初の雪道だったが、雪遊びに向かないクルマだね。
AWDモデルなんだけどリヤが申し訳程度にしか駆動してなくて、
アクセルオンでスライドが止まっちゃう。
円描きもできない。。
おかしーなと思って乗り出してリヤタイヤを見ながら全開発進させてみたら、
盛大にホイールスピンしているのはフロントだけで、
リヤタイヤは路面より時々チョット早く回ってるかも程度。
え?これでフルタイム四駆って言っちゃうの?
実は同じスバルでも、軽自動車と普通車では随分と構造が異なる。
DCCD付きを除くスバルMT車の殆どは、ミッションのトランスファーに
ビスカスカップリング式LSDが組み込まれた構造になっている。
よって基本的な前後駆動配分は50:50となる。
ややスポーティーなモデル程、LSDのイニシャルが高いみたい。
S402純正のセンターデフはコレの強化品だが、
低速フル転舵でチャタリングが発生する程高いイニシャルトルクとなっている。
これに対し軽自動車の場合。(図はスバル車では無い)
ミッション内のトランスファーにデフの機構を持たず、
リヤデフの前のプロペラシャフト上にビスカスカップリングを挟み込んだだけの構造。
基本的にはFFとして走行し、前後輪で回転差が発生すると
図中④のビスカスカップリング内のシリコンオイルが熱膨張し
クラッチを圧着させることで、後輪にも駆動力をつたえるという簡易的なシステム。
要するに、泥濘地や悪路急坂での脱出用的な四駆システムなんだね。
燃費やハンドリングに優れた仕組みであり、一般的な軽自動車ユーザーが
要求する性能としては十分だ。
別にこの仕組み自体が悪い訳ではないのだが、
フルタイム四駆と聞いていたからなんだか拍子抜けだな・・・
で、このビスカスカップリングを分解して封入されている
ジメチルシリコーンオイルという特殊なオイルを
より高粘度のものに交換するとか、シム増しでイニシャルを
上げて強化するという手があるみたいだが、
そんな事をしている変態的な野郎wはみんカラ同車種にはいない。
ヴィヴィオとプレオにはSTIの強化ビスカスの設定があったのだが、
既に販売終了している上に流用は出来ない様子。
デフを溶接ロックして直結四駆にする方法もあるのだが、
街乗り出来なくなるのでNG。
さてどうしてくれようか。
Posted at 2014/01/13 12:29:43 | |
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