エンジンOH（27） バルタイ測定

まずは上死点を正確に測定します。

ダイヤルゲージで確認しながら、クランクを回します。
ま、これはやらなくてもいいかもなんですけどね（笑）

その真相は4枚目に。

分度器に穴を空けようとしたら…割っちゃいました（笑）

とりあえず補修してとりつけ。

上死点と分度器の0点を合わせます。

というわけでこれに変えました。
ネットで落ちてたデータをコピーして、CDに貼りました。

すでにお分かりかとおもいますか、クランクプーリーをみれば上死点はわかるんです。

念のため測りました。クランクプーリ上死点位置で、あってました。

続いて、バルタイを測定します。

今回は測定に当たって、ヤフオクで売ってるカム逃げ棒を使いました。これ、超便利です。
まっすぐな棒だと、カムに当たって測れないんで、自作で棒を作るか、買うかしないといけないです。

測定の仕方は、
①ぱっと見のカム最大リフトを合わせる
②その状態でダイヤルゲージを設置
③クランク（カム）を動かして、正確な最大リフトを探る。ダイヤルゲージを0点に合わせる
④そこを基準として、前後（開閉）で同じリフト量のときのクランク角を記録
⑤開閉のセンター値がバルタイ中心角になる

って感じです。
詳しくは、Amazonとかで売ってるバルタイの本を買いましょう〜！

プーリ純正位置での測定結果

吸気側　114度　（純正113度なので1度遅角）
排気側　120度　（純正109度なので11度進角）

排気側がおかしい…。
1コマずれてるのかと思ったんですが、確認してもあってる…。
HLAをOHした影響でおかしいとも思ったんですが、不明です…。誰か教えてください💦

とりあえず、目標110度に対して、
in側 4度進角
ex側　2度進角（本来、1度遅れで108度を想定して）

ちなみに、上死点でのin側

ex側