昨日は娘の結婚式&披露宴が執り行われたので一日お休みを頂いて中軽井沢まで行ってました。
中軽井沢あたりは紅葉が実に見事でした。
天気も良かったので、それに感化されたのか、カミさんが家に帰って来るなり・・・
「明日、また榛名山に行って来ようヨ!」と、云いだしまして。。。
ま、どうせ休みだし?!、日曜日は天気悪いみたいだから?!、山へ行くなら土曜日しかないなぁ、ということで、先日行ったばかりの榛名山にまた出かけてきました。
「どうせなら、今まで登った事のない山にしよう!」という事で、榛名湖畔にある烏帽子ヶ岳(えぼしがたけ:標高1,363m)と、すぐ隣にある鬢櫛山(びんぐしやま:標高1,351m)の二つを同時に登るという欲張った計画。
「欲張った」とは云っても、単独なら両方とも榛名湖畔から1時間足らずで登れる程度の標高差の山なので、両方に登っても3時間程で戻って来られます。
いつも通り午前5時に起床。
毎度の事ながら軽く朝食を摂り、登山支度を整えて自宅出発は午前7時30分。
榛名山の榛名湖畔までは車で1時間半程、午前9時少し前に登山口付近に到着。
登山口付近には駐車スペースが無いので、少し離れた処の路肩の広い処に車を停めました。
早速、トレッキングシューズに履き替え、リュックを背負いこんで、午前9時15分に登山開始。
登山口に向かう途中の景色がこちら。
登山口に向って歩いて行くとすぐにバス停がありました。
伊香保温泉からのバスが一日4往復来ているみたいです。
こちらが登山口脇にある案内板。
こちらは地図の拡大図。
こちらが登山口の案内板。
榛名湖畔の標高が1,100m足らずだから、最初の目的地、烏帽子ヶ岳(標高1,363m)までの標高差は260m程の様です。
登山道に入って登り始めるとすぐに大きな鳥居がありました。
緩やかな斜面の登山道を登っていく事約20分、烏帽子ヶ岳と鬢櫛山への分岐点に出ました。
ここの分岐を右に折れて、最初の目的地。烏帽子ヶ岳へ向かいました。
少し進むと、「加護丸稲荷」と書かれた鳥居がありました。
この鳥居を潜ると斜面が急になり、登りがキツくなりますが、それも20分程で、大きな岩の下に三つ目の鳥居が有りました。

この大きな岩の窪みの処が「加護丸稲荷」様の様で、お稲荷様の化身・キツネの置物が沢山置いてありました。
大きな岩の横を過ぎると急登りは緩やかになり、程なく烏帽子ヶ岳(標高1,363m)の山頂に到着、ここまでの所要時間は50分程でした。
残念ながら、山頂自体は生い茂る木々に囲まれて眺望はありません。
山頂から少し先の処へ行くと岩場があり、東から南、南西方向が開けて展望が得られました。
こちらは榛名湖。右の山は掃部ヶ岳(かもんがたけ)。
榛名湖と左は榛名富士山。
榛名富士山(右)と相馬山(左)。
山の間に見えるのは磨墨岩と高崎市街方面。
相馬山(右)と先日登った二ツ岳(左)
高崎市街地方向のアップ。
特毒のギザギザな岩稜が目印の妙義山と西上州の山々。
南西方向。西上州の山々と、その後方、遠くには長野県の八ヶ岳なども見えていました。
西方向。浅間山が良く見えています。
暫し展望を楽しんで休憩した後、今度は鬢櫛山へ向けて移動開始。
今、登ってきた道を、最初の分岐点まで戻りました。
ここから鬢櫛山への道は案内看板などが殆どありません。
木の幹や枝等に付けられたピンク色のテープとかすかな踏み跡が頼り。
暫くはなだらかな明るい林の中を行きます。
暫く行くと大きな木の幹にプレートが取り付けられていました。
なだらかなのはすぐに終わり、再び急な斜面の登りとなります。
急登りも約20分程で、尾根に出て大きな岩のところまで登り詰めると稜線上に出て、緩やかな道に変わりました。
笹薮の小道をほんのひと登りで鬢櫛山山頂(標高1,351m)に到着しました。時刻は午前11時45分、烏帽子ヶ岳からの所要時間は50分程でした。
こちらの古いプレートは標高標記が1,350mとありますね(笑)
こちらの新しく取り付けられたプレートは標高1,351mになってますねー。
どちらが正しいのかな?
ここは完全に林の中で、全体が木々に邪魔されて展望は殆どききません。
木が枯れた時期なら木々の間から周囲の山々を見ることが出来るでしょうが、まだ葉の残っているこの時期は残念ながらこんな感じ。
ここで時間もお昼少し前なのでお昼休憩にしました。
山頂の片隅でレジャーシートを拡げてリュックを降ろし、持ってきたおにぎりを頬張りました。
暫くすると他の登山客の方が数名みえて、やはりお昼休憩にしてました。
「こんな展望の効かない山でも登って来る人が結構居るんだねー」とカミさん。
確かに。
展望の効かない地味な山ですが、ノンビリ静かな山歩きをするにはもってこいかもしれません。
お昼ご飯を食べ終え、一休みもそこそこに切り上げて、スタート地点へ戻る事にしました。
相変わらずクマザサで踏み跡が判り辛い道を下って行く事20分程で、再び分岐に出ました。
右は掃部ヶ岳(かもんがたけ)へ行く道、左は榛名湖畔へ降りる道。
掃部ヶ岳は以前登ったことがあるし、今回は時間の都合もあるので榛名湖畔へと降りる道を進みました。
ここまで来るともうキツイ坂はありません。
林の中のゆるやかな道を15分程下ると榛名湖畔に出ました。
あとは湖畔の道路を車を停めたところまで戻るだけ。
ノンビリお散歩感覚で、湖畔の紅葉と景色を楽しみながら歩いて行きました。
車を停めたスタート地点に着いたのは12時30分。
全行程3時間10分程、距離にして約3.9kmでした。
榛名湖畔は前回同様、紅葉を見に来た観光客が沢山居て混雑していました。
帰り道は前回の二ツ岳の時同様、榛名神社の脇を通る県道211号線で麓に降り、買い物をして帰宅しました。
これでまた太腿や脹脛がパンパンになっちゃいました。
月曜日は筋肉痛のまま出勤という事になりそうです(;^ω^)