2023年01月01日
「ネオクラシックカー」を所有する事の意義・悩み。
「ネオクラシックカー」という定義。
一般的には1980年代~1990年代に製造された自動車に対して使う呼び方で、”ネオクラ”という愛称でも呼ばれているのは皆さんご存じですね。
まさに「自分の青春時代」とも云うべき、普通自動車免許を取得して車に乗り始めた時代に発売されていた数々の名車たち。
そんな時代の車を所有し、乗り続ける理由・・・
「自分の青春時代が忘れられず、今も引きずってる(オッサンの)道楽(趣味)」
この一言に尽きるでしょうか。。。
勿論、当時からずっと大切に乗り続けている方も居れば、一度手放して違う車に乗っていたものの、(当時の感動が忘れられず?!)再び入手して乗っている、そんな方々も多い事でしょう。
斯く云う自分もその一人で、自分の青春時代(昭和から平成ヒトケタ時代にかけて)の車が今も一番好きで、好んで所有して(乗って)ます。
自分の所有歴(ビートの項を参照)に記してありますが
<独身時代>
・初代シビック(SE)1500GL 昭和50年式
△初代ライフ(SA)<3台乗り継ぎ> 昭和47~49年式
・バラード(SS)1500FXT 昭和55年式
・初代プレリュード(SN)1800XR 昭和58年式
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<所帯持ちになってから>
〇EFシビック35XT(1500) 平成元年式
・CA2アコードEXL-S(1800) 昭和61年式
△HH4アクティストリートG(660) 平成4年式
〇EL3オルティアP GX-S(2000)平成8年式
注)勿論、これ以降の車の所有歴はみんカラに記載の通り。
こんな具合で、〇印の2台を除いて全て中古。
勿論、父親がホンダディーラーの営業マンだったこともあって、お客様から下取りした車を格安で譲って貰ったものが殆どでしたが、△印は自分で中古を買ったもの。
中でも初代ライフ(SA)の3台は全部解体屋や自動車修理工場からサルベージして修理したものでした。
この頃に今のカーライフ?(車道楽w)の下地が出来たんでしょうね。
おかげで、現在の自分があるわけですが、自分が普通車免許を取得したのが昭和58年、当時から古い車ばかり乗り継いできた事が解ります。
そんな事情もあって、現在販売されている新車には殆ど興味がありません。
(というか、「コレ欲しい! 乗りたい!」と思う魅力的な車が無い)
現在、趣味の車としても所有しているPP1ビート(平成4年式)、M-JW3トゥデイ(平成2年式)、普段使いとしてKS4サンバートラック(平成5年式)、KV4サンバーディアスバン(平成10年式)はいずれも平成初期の旧規格の軽自動車。
勿論、普段使いの車はそれ以降(とは云っても平成14年くらいまでですが)ののものもありましたし、家族の車(カミさんや娘のクルマ)は現行の車種。
これは自分の趣味車の様に古い車だと故障やトラブルのリスクが大きいからに外なりません。
話を元に戻しましょう。
ネオクラシックカーを所有するには、それ相応のコストがかかるということは皆さんご存知かと思います。
特に自動車税は初度登録から13年を超えるものには、15%の増税率が課せられてますし、さらに自動車重量税は18年を超えると1.6倍弱もの増税となってますね。
ネオクラシックカーと定義される車はどうあっても初度登録年から18年を超える車ですから、相応の税金負担がのしかかってしまいます。
(この事自体、制度的にオカシイでしょ?! 古い車を大事に乗る文化が根付いてるヨーロッパを見習えよ! と、強く云いたい!!)
また、現在の車ほどの燃費性能ではなく、その時代相応のものですし、メカ的にも故障する確率が比較的高いことを考えると、燃料費・修理費も相応となり、懐具合に多大なる影響を与えますが、それを気にしだしたらキリがありません。
日常のメンテナンスを欠かさず、マメに手を入れていれば、然程心配する事はありませんが、一番大変なのは修理などに必要となる各部品等です。
製造中止からの年数が10年以上経過している事から「絶版・廃盤・在庫無し」など、決して恵まれた環境にはありません。
よって、場合によっては「部品取り」や中古部品で予備をストックしておくなどの対策が必要不可欠。
勿論、みんカラを始めたのも、そういう各種の情報収集や弄りの記録が主目的ですし、車を通じて知り合って、車に関する各種情報を共有し合える仲間も増えました。
おかげで維持できていると云っても過言ではありません。
現状、決して資金が潤沢で裕福な訳ではありませんので、苦労して資金を捻出したりして維持しています。
そんなお金がかかる趣味、辞めちゃえば済む事ですが、今はそうするつもりは全くありません。
ま、そうは云っても直すことが出来なくなったら流石に手放す事もあるでしょうけどね。
みん友さん達の中にも、古い車を大事に維持していらっしゃる方も多いです。
そういう方々との交流を通じて、これからもできるだけ維持して乗り続けていきたい、できれば後世に残していきたい、そう思ってます。
同じ様にお考えの方がいらっしゃれば幸いです。
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Posted at
2023/01/01 23:40:47
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