今日は午前中、トゥデイ仲間の「さっちゃん3」さんのところまで、倅のビートの載せ替え用エンジンの引き取りに行ってました。
これ、昨年、比較的程度良さそうな中古エンジンをヤフオクで仕入れることが出来たので、腰上だけメンテナンスして貰っていたものなんです。
忙しい「トラック運転手」という仕事の合間に、少~しづつ作業して貰ってたので、出来上がるまでにそれなりに時間はかかってますが、「さっちゃん3」さんはこれまでに何台かビートエンジンを自分でフルメンテして組んだりしている凄腕の持ち主!
だから今回、自分ではできない「腰上メンテ」をお願いした次第。
ま、その件は後日、エンジン載せ替えが完了して、無事に動いたら書こうかな・・・と、思ってます。
さてさて。。。
そんなこんなで、今日は午前中出かけてしまったから帰宅したらちょうど正午でした。
急いで用意して貰ってた昼食を済ませ、カミさんと約束してた「山歩き」に。
時間的に午後からなので、近場の「お手軽(ファミリー向け)ハイキングコース」にしました。
行って来たのは群馬県は富岡市にある「神成山(標高320.9m)」。
明治時代に創業を始めた「(日本で最初の)富岡製紙場」で一躍有名になった富岡市の西方、もう殆ど下仁田町と云っても良い様な神成(かんなり)地区にある山です。
ハイキングコース自体は神農原地区にある宮崎公園というところからスタート。
コースのゴールは約3キロちょい先の新堀地区にある新堀神社で、さしたる急登りも無い丘陵地の里山歩き。
帰路は里山の麓の田舎道をノ~ンビリ歩いてスタート地点まで戻るだけ、というコースです。
本格的な登山支度でなくても全然問題無しなので、子供からお年寄りまで、幅広い年齢層に親しまれている様です。
車を宮崎公園の駐車場に止め、まずは公園の綺麗な公衆トイレに寄って用足ししてからスタート(笑)
まさか、山の中で「ちょっと失礼!」って訳にもいきませんからねー。
時刻は午後1時を少し回った処でした。
公園を出るとすぐに富岡西中学校というのがありまして、ハイキングコースの案内板があります。
暫くは中学校の敷地境界の柵沿いに畑の中を進みます。
程なくコースは里山の中に分け入って行き、緩やかな登り・下りを繰り返しながら9つあるピークを順に辿って行きます。
途中には石塔があったり、祠が有ったり、昔からの信仰の跡が伺えます。
里山に分け入ってすぐにあった石塔。
程なく、「見晴台」と書かれた看板が。
ハイキングコース脇にある見晴台らしき処に行ってみると、色づいた木の葉越しに麓の人里や、東西の御荷鉾山、赤久縄山、稲含山などが見えます。
紅葉の方は結構イイ感じに色づいてました。
最初のピークに登って行く途中にはこんな指導票も。
ほんのひと登りで最初のピーク、神成山(龍王山、標高320.9m)に到着。
山頂からの眺めはご覧の通り。
所々木の葉越しにはなりますが、北側を除いて、ほぼ360°が見渡せます。
こちらは東方向。
小さく突き出ているのは吉井町にある牛伏山。
南方向。
神農原地区と中央を走るのは国道254号線、そのすぐそばに上信電鉄も見えてます。
南方向。
一番高い山は稲含山。
南西方向。
上信越道(高速道路)が中央を横切る馬山地区と国道254号線、鏑川、その後ろには下仁田町と南牧村の境に聳える山々(四ツ又山、鹿岳など)も見えます。
北西方向。
云わずと知れたギザギザの岩稜は妙義山。
麓の南蛇井地区の中央を走る上信電鉄。
ちょうどやってきたのは、元JR107系の700型電車、高崎駅行き。
ここから先は幾つものピークを登ったり降りたりの繰り返し。
ハイキングコースは下の写真の様な痩せ尾根を歩いたりという箇所も出てきますが、コースを外れない限りは安心して歩けます。
3つ目のピークにはこんなものが。
4つ目のピークにも古い祠と石塔が。
石塔の後ろの年号を見てみると「文政●●年(江戸時代ですな)」の文字が刻まれてますね。
ここはお城跡の様で、こんな標識が。
次のピークへの途中、見晴らしの良い場所がありました。
ここからは南蛇井地区西北方向に聳える鍬柄岳(真ん中の岩稜)と大桁山(画面右の山)、奥の方には先程も見えていた四ツ又山や鹿岳も見えます。
最後のピークは吾妻(あづま)山。ここにも古い祠が。
ここを過ぎると後は山を下りるだけ。
麓の新堀(にいぼり)神社へとハイキングコースを辿ります。
少し急な下りですが、慎重に降りれば大丈夫。
すぐに麓の新堀神社に到着。
こちら側にも神成山登山口の標識がありました。
山歩きはここまで。
ここからは里山の麓の神成(かんなり)集落の中をノンビリ歩いて行きます。
集落に出るとすぐに公会堂、コミュニティータクシー乗り場、公衆トイレなどがありました。
こちらは新堀公会堂。
こちらは公会堂の前にある公衆トイレ。
公衆トイレの壁面に神成山の案内板が。
こんな処を歩いてきたんですね。
途中、こんな岩稜の処もありました。
さっきまで、この岩稜の上に居た訳ですね(;^ω^)
少し歩いて行くと、「古代蓮の里」というのがありました。
残念ながら、肝心の蓮はこの時期では既にすっかり枯れ果てて。。。
鄙びた神成集落の中の道。
「姫街道」と云われた、昔の中仙道の脇往還の様で、土蔵があったりする、古い家並みが続く田舎道。
集落の中程には宇芸神社がありました。
ここも由緒ある古い神社の様です。
新堀神社からノ~ンビリ歩く事約30分。
スタート地点の宮崎公園に戻ってきました。
時刻は午後3時半を回った処。丁度2時間半程の行程でした。
敢えて公園の西外れの小さな駐車スペースに停めた我がN-VAN。
停めた時は数台ありましたが、流石に午後3時を廻って、皆さん既に帰られた後の模様。。。
我々もすぐに帰宅。自宅までは下道で50分程。
天気に恵まれて、楽しい里山ハイキングでした。
「Gパンにスニーカー」でも全然イケちゃう里山歩きでした。
本格的な登山じゃありませんが、たまにはこんなのも良いかも。
・・・ってか、運動(体力)不足の身には、こんな感じの処から山歩きを始めるべきだったんじゃないかと反省しきり(;^ω^)