
前日の続きです。この双眼鏡を選んだ理由の最も大きいのは、写真のように太陽用のフィルターがある! ということでした。
汎用品に見えるのですが、合わなかった! となると悲しいので、セットで購入しました。写真は、双眼鏡に太陽用のフィルターを装着した状態です。
太陽を見てみると、黒点がはっきりと見えます。5月の日食観察にはもってこいですね \(^o^)/
ただ、やはり問題が・・・
このフィルター、対物レンズ側にかぶせているだけです。落ちないように、ゴムの突起になるものを両面テープで貼り付けるようになっています。個人で注意して使用するには問題無いとは思いますが、天文台に来られた方にこれを渡せるかというと・・・
両面テープで止めているだけですので、少し力がかかると突起がとれてしまいます。突起がとれれば、少しの力でフィルターがはずれます。もし、その状態で太陽を見ると・・・
知識のない一般の方や子ども達に使ってもらう勇気はありません。事故が起こってからでは遅いですから。このフィルターは、天文台のボランティアスタッフ用ということにしました。
天文台でみんなで検討しましたが、結論はテープで貼り付けるしかない! ということになりました。テープではるなら、こんな高価な物を買う必要はありません。
やはり、安全に使用するためには、双眼鏡の対物側にネジを切るしかない! と思います。残念なことに、そのような双眼鏡はほとんどありません (;>_<;) ネジがあるのは、キヤノンの防振ぐらいですね。 他にご存じの方がおられたら教えていただければと思います。 太陽用の双眼鏡になりますので・・・
追記
昨日の見口の問題ですが、双眼鏡をのぞくときには両手と顔で双眼鏡を支えます。手だけでは不安定で、使いにくいです。 顔でささえる部分が見口になります。
この双眼鏡は、アイレリーフが長く(裸眼では)見口の高さが足りないので、見口を一杯に引き出しても顔を双眼鏡につけることができません。 メガネを使用すると、その分、見口が短くてもよくなるので、メガネを使用するにはもってこいの設計とも言えます )^o^(
本来は、見口を一杯に引き出して裸眼で、押し込んでメガネで使用できるようにすべきところでしょう。自分でのぞけば、理屈抜きで簡単に分かることなのに・・・
Posted at 2012/01/09 09:24:48 | |
トラックバック(0) |
双眼鏡ネタ | 趣味