2025年02月19日
一般葬 家族葬
経験して初めて知ることもあります
一般葬と家族葬
一番の違いは何だろうとなった時
普通の人は「家族葬のほうが安い」
と考えるのではないでしょうか
厳密にはあっているようで異なると思いました
私が考える最大の違いは
故人との別れを惜しむ時間が
遺族 親族に多く残される
かと思います
実際、弟の友達とかも来てくれて
私や母親と談笑できる時間が持てました
ぜひ親父の顔見てってくださいよって言いやすいのもありましたね
一般葬になると喪主は一般対応も増えるため
なかなか知人へゆっくりと対応が持てません
正直値段で言うと
検索かけて出てくる広告の大文字で安い数字は
ほぼありえないって思いました
車で言うと 車体価格だけ表示させてそこに斜線入れて値引き後だしても
登録税金やオプション類一切ないわけで
そこに色々足した総額が必要 あれと同じです
そして10人未満の会場規模の葬儀というのは
本当に逆に難しいです
極端なこと言えば
うちは 私、母親、弟、弟嫁、弟子4人
これだけで8人にカウントになります
私に嫁と子供がもしいたら
これだけで10人か超えます
つまりネット広告にある10人規模っていうのは
そういうことです
おおむねですが私は椅子を60脚用意してもらって
利用率7割でした
親族知人だけなので間隔あけて座りたい人もいるでしょうし
荷物置きたい人もいるかなと思いました
以前ブログに書いた気もしますけどねこの辺
やっぱりある程度親族や知人を呼んだ
それなりに生花を用いた(祭壇フラワーライン)祭壇を用意し
親族とは言え人に見てもらえるに堪え切れる会場設営を行うと
総額で言えば200万まで行くと思います
うちもあれを削ればとかこれを削ればもしかしたらで
値下げ出来たの考えてもそれでもネット広告の30万とか
50万ってのは絶対ありえないと思いましたね
前も書いたなって気もしますが
棺の基本サイズ(内寸)は170cmです
普通の大人であればまず足か頭がつっかえます
それでもいいという人ならいいのでしょうが
1つサイズを上げると追加で数万です
そんな感じに普通考えたらそんな基本プランに納まらない
ってことが多々出てきます
可能性として10万単位が削れるとしたら
所謂会館使用料ですか
最近のミニマムな葬式系はこの会館使用料が0円と謡ってます
サイズとしては最大でも参列15人程度の小規模ハウスを自前で持っている
所はここの無料を謳ったりします
ですがひも解くと結局ご遺体管理料とか保管料みたいなものにすり替えて
別途請求しているケースもあるようです
私が使った葬儀社も自前で開館をもってはいますが
それでも使用料が必要で 8万~30万規模かな
違いはサイズもそうですがやはり駐車場の広さ
家族葬は車で来る人の数が読みやすい、乗り合わせをお願いしやすい
また家族葬表記=小規模の印象のままで
それでも参列したい人は 駐車場に対する文句を言いづらいという
免罪符になります
うちは1式1棟だったので
2Fだけ使おうが1Fも使おうが 1泊2日の料金は代わりませんでした
それなら1Fのホールでやる方がいいかもねとなったわけですけどね
高齢者が多かったのでエレベータがあるとはいえ2F案内はためらったです
2Fで行うなら小さい部屋なので最大20人くらいしか入れませんし
祭壇もさらにグレードさげれば 会館使用料は固定にしても
そこで費用抑えられたのかもしれません
さておき、値段にすれば高級ホテル泊れる感じの値段でしたが
弟と私、寝ずの番してた時ですが
2Fの待機室や和室、食堂、風呂場、仮眠ベット室など完備された空間
言うとアレですがとても快適でした
弟と二人で きれいだし過ごしやすいしドリンクバー無料だし
葬儀~告別式の朝まで2Fに安置された父親ですが
(この時寝ずの番は無理にしなくていい LEDローソクを使っても構わないと葬儀屋に教えてもらいました)
結局 2時間程度仮眠で弟と交代はしましたが
通夜振る舞いが終わり来客がすべて帰った後
母親も家に戻ってもらって弟も家族をホテルに送った後
時間にしてどうですかね 午後8時~翌朝7時まで
は弟、私、父親 3人だけの空間で一種のんびりも出来たと思います
そうそう一般葬と家族葬の
大きな違いがこの通夜ふるまいの食事発注量ですね
一般葬だとこの人だれだろう?っていう人がよく
飯をくって酒飲んで帰るみたいなことがあると葬儀屋がいってました
断ることもできず 父の知り合いだったと言われればそれ以上詮索もできません
通夜振る舞いも仕出し屋に頼む食事なのでいい値段そりゃします
寿司桶一つとって6000円とか 料理桶で9000円とかです
それを何桶頼むか そこになります
家族葬は参加しますよしませんよを事前に確認できるので
数が読めます 実際うちは葬儀屋に言われた
家族葬であれば 参加予定最大人数ー10人前を引いたくらいでちょうどよい
米の桶=おかずの桶 でセットで頼むとよい
また米の桶は 5人前ずつに小分け出しも可能で
テーブルに広げて並べられる
またドリンクもうちは 最初の1杯目のお茶は
ペットボトルを1カートンドラッグストアで買ってきました
そこでドリンクだと瓶のお茶が350mlくらいで1本400円
瓶ビールが1本700円だったかなくらいで清算されてしまう
お酒は読めないからそこは開けた分だけでいいと思ってましたが
お茶は読める
これが一般葬になるとほんと読めなくなるし
枯らせるわけには絶対いかないので余剰に頼む
確かに一般葬にすれば来客数がある程度増える可能性もありますが
それに伴って支出も不確定要素が大きくなります
また金沢は香典の5割返しがマナーとされている地域です
最初に会場で渡す香典返しの額を超えた方々へは
後日 高額香典者の返礼として別途また贈ることになります
ですので収支計算すると決して一般葬が有利とは言い難いと思います
故人が例えば現役の社員だったとか取引先が多い人だったみたいなケースなら
と思いますが実際祖父はそのため一般葬でかなりの来客がありました
ですが父はそんな仕事もしてませんし
なにより分家の次男坊 仕事も定年退職してもう年月も経っていた
前の会社の人ともやり取りしていたのは二人位
一般葬にするいわゆるメリットがほぼなかったです
また先述した祭壇ですが
一般葬の場合最低金額の祭壇額が
家族葬の上級祭壇額と同額くらいだったりします
それくらい一般葬の祭壇は高いのです
前も書きましたが祭壇の値段は主に花です 花が増えるほど価格が倍増します
家族葬の最低額の祭壇は祭壇ではなく火葬場直行で
ろうそく、線香、花立 の3具足のみミニテーブルに並べられたものです
実際あのカタログ写真を見た時 これはさすがに親族に見せられないと
思いました
あとは造花の祭壇になると見栄えが増えますかね
これはほんとうに書きますが
世の中のお父様方
実際に 自分をどの祭壇で送ってほしいか
葬儀社のHPにプラン事の写真載ってたりしますから
一度ご家族と話し合ってください
葬儀屋決めてるなら互助会なり会員なりなってください
決して後ろめたいことでも何でもないです
遺された家族があーでもないこーでもない
と本人不在の中苦悩する光景みたくないのであれば
生きている間に葬儀の予定は家族と話し合うべきです
あとはネット調べると
葬儀屋に頼まないことを増やすとか出てきます
例えば花は花屋へ自分で発注
遺影は自分でカメラ屋へ発注
そうすれば〇万円削減される
とありますがその手を書いてる人で喪主だった人はあまりいないように見ました
うちでいえば例えば弟がサブとしてその辺取り仕切ってくれるのであればと思いますが
例えば 花を外部に頼むとなると
葬儀屋はそこにタッチしません
それが宗教的に正しい配置なのか花種なのか
それらの判別も全部自分でやることになります
供花の並べ方ひとつとっても自己責任になりますが
葬儀屋に一式頼むことでそれら細かいこともすべて
葬儀屋の責任にして設営を任せられます
何より精神状態としてまず 私は葬儀屋に金出して
丸投げさせる方が絶対いいと思います
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Posted at
2025/02/19 11:53:54
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