フロントバンパーエアブラシ補修　追加写真

エアブラシでの補修跡「http://minkara.carview.co.jp/userid/801052/car/1068824/2088966/note.aspx」の追加画像です。

バンパー下部のため、反射光しか当たらず、例えばこの傷口がボディ上部にあってふんだんに光を浴びたらどういう風に見えるんだろう？？という疑問がありましたが、手鏡を使って直射日光を反射させることで擬似的に再現してみました。

すると、写真の通り、反射した直射日光がマイカに反射して輝いており、この見方だと傷口の色違いの違和感がかなり減りました。
これが恐らく直射日光を正面から当てたときの正面色（入射角度と視点の角度が近い）です。

手鏡で光を反射させつつ直視してもこの通り。

傷口を見上げると色違いが目立っていましたが、反射光が入るとこんなに見え方が変わります。

傷口を水平に眺めると、すかし色になっていい感じに周辺塗装に同化していましたが、手鏡の反射光が入ってもこの通り。
色違いが目立たないのは一緒ですが、ソリッド風味だったすかし色に対し、いかにもパールの輝きになります。

ところが、反射光が傷口から逸れると、一気に見え方が変わります。
手鏡の左下のマイカばかりが反射して、傷口は黄色味がかったソリッド風味。すかし色にも厳密には複数の種類がありますが、これは悪い発色のパターンですね。

最後にもう一つ。

手鏡は使わず、正面から直射日光を浴びた状態です。
写真上部のマイカが反射していますが、そこから漏れた光が傷口の真横から照らす形になり、そのために傷口の盛り上がりがクッキリ浮かび上がっています。
色合いもソリッド風味でベージュがかったすかし色。

傷口から水平に眺めると色違いが目立たなかったのに、この場合だけは例外です。

このように光の当て方で見え方は千差万別。
本職の方々はこういう複数の見え方できっちり色を合わせてきます。正面色なら辛うじてそれなりの見え方をしていますが、ちょっと見え方を変えるとこんな始末。
素人にパール塗装は難しいというのが顕著にわかる例かと思うのですが、いかがでしょうか？？