えーっと…既に
コチラのブログでネタバレですが、10月31日~11月2日にかけて愛知県で開催された「新城ラリー2014」に行ってきました。
とはいえ、ここでいきなりですが…
ラリー観戦に行ったのにラリーを殆ど見ていません。
理由は、今回足を運んだ目的が…そうです、特別ゲストとして招聘されたWRC1996~2000ワールドチャンピオンの帝王こと「トミ・マキネン」氏に会うことと、自動車雑誌のコラボ企画である「往年のWRCラリーカー展示」を見るためです!
さすがに北海道から愛知県までマイカーで自走は出来ないため飛行機を利用することになるのですが、幸いなことに加入している航空会社のマイレージポイントが貯まっていて、特典である無料航空券が取れたことや、時期的に休日出勤が多い中奇跡的にカレンダー通りに休めたことも後押し要因となりました。
さらにラリージャパンが開催されていない中、トミ氏のような超大物ゲストが来日してくれる機会など滅多にありません。
だったらもう、これは行くしかないでしょう!
トミ・マキネン氏関連のイベントやラリーカー展示は、いずれも新城ラリーのサービスパークである新城総合運動公園内で開催されたため、基本的に林道のSS観戦やリエゾン観戦は行わず、終日サービスパークをうろつく事にしました。
(今回は公共交通機関でアクセスしたため、観戦エリアへ足を運ぶ交通手段も無かったしね。)
ってなワケで、本観戦記は”ラリー観戦記”ならぬ”ラリーパーク観戦記”と相成りました。(笑)
本当は11月1日(土)のLEG1から見に行きたかったのですが、あいにく往路のマイレージ枠は土曜の夕方便しか空席が無かったため、土曜は移動のみとし、観戦は2日(日)のLEG2に絞りました。
まぁこちらはタダで乗せてもらう身分だし、航空券が取れただけでも良しとしなきゃぁね。
で、当日。
新城総合運動公園は、最寄りのJR駅から徒歩で約10分と好アクセスなのが助かります。
駅からの道路沿線にもラリー会場への経路案内板や幟が掲げられているので、初めての訪問でも分かりやすかったですね~♪
公園入口付近。
植え込みにも「新城ラリー2014」があるなんて粋な演出じゃありませんか♪
こちらは運営スタッフの方々でしょうか。
なかなか脚光は浴びないかもしれないけど、イベントを支えて下さる重要な方々です。
ありがとうございます。
公園入口から階段を上がりラリーガーデンという芝生広場へ向かうと…おぉ~何やら魅力的なマシンがいるでないの。( °∀°)
この時は開場から間もない朝方だったので、マシンはまだ幕の中でした。

これを見るのが目的で来ただけに、まるでお預けを食らったペット状態でしたわ。(笑)
で、メインのラリーの方はというと…丁度LEG2のセレモニアルスタートが始まった所でした。
通常は開催初日のみ行うものだとばかり思っていましたが、これはなかなか珍しいですねぇ。
ラリー会場(兼デモラン走行コース)は、陸上競技場を利用しての特設エリアだったので、観戦はスタンドから行いました。
もちろん、これから闘いの舞台に行くマシンや選手の皆さんを応援です♪
ロータス・エリーゼフェイズ2いった軽量MRマシンも参戦していました。
ジムカーナではよく見かけますが、ラリーでも参戦していたとはねぇ~。
おっと、よく見るとヨタハチでないの!

かつては日本のレース舞台で大活躍したマシンのようですが、今や現存台数も少ない貴重な旧車ですので、途中で壊れる事なく完走して欲しいものです。
会場内は前日降った大雨の影響であちこちが泥濘状態。。。
我がズボンと靴もこの有様…。orz

実はコレでもまだマシな方です。
この後もっと酷い状態になるとは、この時は知る由もありませんでした。。。
こちらは今回デモランを披露してくれるマシン達。

現役ラリーカーをはじめ、全日本ダートトライアルで活躍中の名マシンが勢ぞろいです。
モンスタースーパー86
外観こそトヨタ86っぽいですが、ダートラのDクラス車なので中身は完全武装のようです。
このお化けのようなエアロパーツ!
まるでグループBラリーカーのようです。
エボⅩは人生横向きな方仕様。
何やらご本人も派手な(?)ドリフト走行に向けてスタンバイしているようです。(笑)
おっと、こちらは9月のラリー北海道で走ったチームLUCKのGRBインプレッサでないの。
どうやら特別ゲストのトミ・マキネン氏はこのマシンで往年の走りを魅せてくれるようです♪

まだ開場間もない朝ですが、今から楽しみだー。(^^)
新城ラリーのデモランは1日3~4回あるようですが、まずは朝のシェイクダウン(試走)から。
眞貝選手が運転する「アバルト500ラリーR3T」

小型FFマシンながら、なかなかアグレッシブな走行です!
北村和浩選手のエボⅩは”人生横向き”な、フレーズ通りの派手なドリフト走行!
おっと、シェイクダウンながら背後のスピーカーを倒しそうな勢いです!
実際に”No Go Area”のパイロンとバーを倒しての走行も魅せてくれました。
…これがダートラだったら5秒ペナルティですね。(^^;
“職権乱用”とやらで、MCさんを助手席に乗せての走行もありました。
もちろん(?)、同乗者が居ても走行内容は変わらず…。(笑)
そうこうしているうちに、お目当てのラリーガーデンでは往年の名ラリーカー展示が始まったようなので、足を運んでみました。
おぉ~何だか80年代~90年代にタイムスリップしたような光景になっています!( °∀°)
では、ほんの少し(いや、大半ですが…)だけ展示車を(ほぼ)年代順に並べてみました。
日産・ブルーバード1600SSS
日産・フェアレディ240Z
三菱・ランサーEX2000ターボ
日産・バイオレット
ランチア・ラリー037
トヨタ・セリカGT-FOUR(ST165型)
日産・サニーGTI-R(日本名はパルサーGTI-R)
トヨタ・セリカターボ4WD(ST185型)
ダイハツ・シャレードG100
スバル・インプレッサ555
スバル・インプレッサWRC98
三菱・ランサーエボリューション トミ・マキネンエディション(通称”エボ6.5”)
ピカピカの新車より、ボロボロのラリーカーにどうしても目がいってしまいます♪
いやぁ~こんな偉大なラリーカーの実物を拝見出来た時点で、もう目的の17%(何じゃその半端な数字は)は達成できましたわ。(b゚∀゚)b
えーっと…ホントは全マシンの詳細を書きかけていたんですが、気づいたらA4原稿で十数ページにもなっていました。(苦笑)
さすがにココには掲載しきれないんで、詳細は後日フォトギャラにでもupしましょうかね。
…と、何気に会場内を回っていると…おっ、何だか昔ラリー誌で拝見した事のあるような方を発見。

80年代後半~90年代前半頃のラリーファンでしたらご存知の方も多いかと思いますが…そうです、ケニアの「パトリック・ンジル」さんです!
パトリックさんはサファリラリーで長きにわたり活躍されたラリードライバー(今も現役かな?)。
しかも、サファリラリーでドライブしたマシンは全てスバル車なんだそうだ。
スバル車を運転した名ラリードライバーとくれば、マルク・アレンをはじめコリン・マクレー、リチャード・バーンズ、ペター・ソルベルグなど数多くいますが、ことサファリに限っていえば、パトリック・ンジルさんこそ”Mr.スバル”かもしれませんねぇ。
ちなみに、当時の活躍ぶりを資料で探してみると…おぉ~あったあった!
こんな感じだったようです↓
どうやら地元ケニアでもアイドル並みの大人気なようです。
1993年のサファリラリーではヴィヴィオで参戦。
当時ルーキーながら驚異的な速さを魅せていたコリン・マクレー氏や、石田正史さんとも記念撮影をされていたようです。

ってか、みんな若い!(当たり前か)
…おっと、話を現代に戻しましょう。(^^ゞ
もちろん、サインやツーショットも忘れずに依頼しました。
気取ってスワヒリ語を片言で話そうとしましたが、「ワタシ、ニホンゴ大丈夫ネ♪」と、まぁ何とも流暢な日本語で気さくに返答してくれました。(笑)
サインは90年代頃のMICHELINキャップに、何故か(?)所持していた当時のラリー誌に頂きました。(理由は後日書きます)

いやぁ~重たいけど持って来て良かった。( ´∀`)=3
これで今回の目的達成率は34%(?)に跳ね上がりました。(ぇ
今回の”往年の名ラリーカー展示”は、ラリー雑誌「Rally Plus」さんとベストカーさんのコラボ企画により実現したんだそうな。
ガーデン内では両誌の編集スタッフさん(といっても元ラリー選手です)によるトークショーも開催して頂きました。
竹平素信さん(かな?)&JスポーツのWRC解説でお馴染みの国沢光宏さんの絶妙なトークに、皆聞き入っているようです♪
サービスで、何と展示マシン「日産パルサー チームマジョルカ仕様」のエンジン始動も行って下さいました♪

名ラリーカーの排気音はいつ聞いてもシビれますねぇ~。( ´∀`)
今度は、特別ゲストのトークショー&デモラン抽選会@1回目に足を運んでみました。
トークショーは1日2回行われるようで、1回目はモンスターこと田嶋伸博さん、元F1ドライバーの片山右京さん、女性レーサーの井原慶子さんの3名によるトーク。
それぞれ異分野でのカテゴリーでご活躍の(元)選手ですが、こうして一堂に会してお話を聞けるのもなかなか面白いものです。
“モンスター”と”神風”のコンビは、まるで鬼に金棒のようですねぇ~。
いや、そんな事よりも…
大柄さんと小柄さんが並ぶと凸凹ぶりがよ~く分かりますわ。(^^;
お次はデモラン抽選会。
新城ラリーでは、デモランは単に走行をお披露目するだけでなく同乗体験も可能なんだそうな。
同乗するには公式グッズの新城ラリータオルを購入し、それに添付されている抽選券で応募する方式のようだ。
で、自分が選んだ抽選番号は…

あ゛ぁ~惜しい!
あともう2人後ろだったら「555」だったんですがねぇ。
え?結果?…もちろんハズレでしたとさ。orz
ってなワケで、デモランは外から眺める事になりましたが…さぁ~ここで超大物ゲスト”トミ・マキネン”さんの登場です!
デモマシンは、予想どおりLUCKインプレッサ@2014ラリホ仕様。
現役時代の勇姿を彷彿させるかの如く、派手なパワードリフトをキメてくれます!
マシン軽量化のためラリーカーにはエアコンのような快適装備が付いていないので、小休憩時はドアを開け、スタッフによるうちわで涼んでいました。
そのタイミングを生かし、トミ氏の表情を拝見。

いや~”帝王”はいつ見てもカッコイイですなぁ。( °∀°)
見事トミ氏の同乗体験に当選された方々、おめでとうございます♪
これはもう一生の宝物になるだろうなぁ~。
…おっと、もうこんな時間だ。
これ以上書き続けたらキリが無いので(苦笑)、続きはまた。