さて、スノーイベント参加記の続きをどんどん書いてみましょうかね。
2月17日は、NEXCO東日本さん主催の雪道安全運転講習会「
ウィンタードライビングスクールin CHITOSE」に参加してみました。

このセミナーは冬道における安全走行のため、無理な運転をするとクルマがどんな挙動を起こすのか?またそれを防ぐにはどのような点に留意すれば良いのか?といった疑問を、特設会場で実際に運転してみることで体得し、安全運転技術の向上や普及に努めることを目的としたものです。
実はこの講習会、
過去に2度ほど参加した事があるのですが、講師にはパリ・ダカールラリー等で有名な篠塚建次郎さんをはじめ、各種モータースポーツでご活躍中の名選手さんが来るとの事ですし、こうした名選手さんから直接アドバイスを頂けるのなら…えぇ、何回でも参加します。(笑)
今回は午前と午後の2部構成。
最初の30分はシノケンさんの座学講演、その後は実技演習といった構成になっているようです。
小生は午後の部で申し込んでみました。
で、当日。
会場は新千歳モーターランド内の特設コース(カート&ジムカーナコースの方ね)なんですが、この日は同会場内にて、全日本ラリー選手権でご活躍中の奴田原文雄さんが講師を務める
スノーレッスンが開催されてまして、どうやら入口は同じ場所の様子。
もちろんNEXCO側へ向かったのですが、会場内の交通整理員さんとこんな会話がありました。
交:「あのぅ…スノーレッスンの受付はあちらなんですが…。」
私:「イヤイヤ、今日はコチラ側なんですけど…。」
交:「(我がマシンをジロ見しながら)??」
私:「(参加案内状を提示しながら)コレです。」
交:「あぁ、これは大変失礼しました(^^ゞ…では受付へご案内しますのでどうぞ。」
まぁ、案内状のおかげで納得して頂けましたが、ラリーレプリカな外観からして説得力はゼロです。(笑)
会場は既に多くの参加者さんで盛り上がっているようですねぇ。
しかも、みん友の
Reynard@R.T.Cさん、
あべしたさん、
taku(元ジムニー乗り)さんもいらっしゃるではないですか。
いやぁ~思わぬプチオフ会になりました。(笑)
何やらTVの取材も来ているようですねぇ。
もしかすると、今回はかなり大きなイベントなのかも??

で、インタビュアーは…何と
「オクラホマ」の藤尾仁志さんでした。
(「水曜どうでしょう」で有名な大泉洋さんと同じ事務所に所属されている、北海道ではお馴染みのローカルタレントさんです。)
ちなみに、講師の中の一人は地区戦ラリー等で日頃お世話になっている方だったのですが、我々4人が歓談している姿を見て一言…
「いやぁ~午前中は普通の受講者さんばっかりだったけど、何で午後の部はこんな
変な人達ばっかり集まるんだ??」
…えぇ、どうやら小生も変人扱いのようです。
(まぁ、否定はしませんが(^^;)
やがて開始時間になると、篠塚さんがご登場。
全員拍手で迎え、さっそく講演に入ります。

講演では、篠塚さんのこれまで体験談を基に、冬道安全運転のための留意事項やコツについて解説して頂きました。
…ホントは詳述するところなんですが、過去に2回も同じ文章を書いていますので、詳しくは
コチラをご参照下さいませ。
(何か年々手抜きになっているような気もしますが…^^;)
今度は屋外の特設コースで出て実技演習。
コースは大きく分けて2種類あり、それぞれのコースに講師さんが同乗し、日常では体験出来ない走行を敢えて雪氷路面で実際に行ってみて、「急発進、急ブレーキ、急ハンドルといった操作をするとクルマがどのような挙動を起こすのか?」「それを防ぐにはどういった操作を行えば良いのか?」を体験・体得しようというものです。

片方のコースは2名の講師さんのいずれかが、もう片方はシノケンさんが同乗してくれる設定になっていたので、参加者全員がシノケンさんに同乗&アドバイスを頂ける内容になっていました。
いやぁ~これは嬉しいですね♪
ちなみに、2名の講師さんのうち、小生のご担当は昨年と同じ方でした。
…えぇ、車内のやりとりも
擬音語炸裂で全く同じでしたよ。(笑)
加えて、コース走行は1台につき2~3周だったのですが、小生のあまりの雑多な走りっぷりに業を煮やしたのか、最終周は講師さんが運転し、小生が助手席になるという特典(?)まで付いてきました…それもデモランちっくな走りっぷりでね。(^^;
講師:「どう、感じは分かったっしょ?」
私:「は、はぁ…」
あまりのスリリングな走りっぷりに言葉も出ませんでしたが、減速ポイントでは低μ路面ながらマシンを思うままに制御している所は流石です。
今度はいよいよシノケンさんの同乗♪

何だか気持ちが有頂天になり、会話の内容はよく覚えていませんが、走行に関するアドバイスは以下のような内容でした。
【①フットブレーキに頼らない】
我が愛車はABS非装着車のため、氷上のような摩擦の低い路面では、急ブレーキを踏むとハンドルをいくら回しても思う方向に曲がってくれないので、まずはフットブレーキから足を離し、その間にハンドルを回すこと。
(尤も、そうなる前に早めのスピードダウンと細かなブレーキ操作が必要ですが…)
【②センターデフの機能を過信しない】
我がマシン(AWD)には、前輪と後輪の駆動比を手動で調整出来る装備が備え付けられていまして、ロック状態だと前後の比率が均等になり冬道でも走行が容易になるのですが、上記①の状態だとセンターデフのロック状態に関わらずマシン操作が困難になるので、やはり早めのスピードダウン操作が重要になるとのこと。
う~ん、やはり冬道ではこうした早め&緩い操作が肝要なようです。(^^;
空いた時間は、みん友の皆さんの走行ぶりなんぞ拝見。
Reynard@R.T.Cさん
あべしたさん
taku(元ジムニー乗り)さん
全車走行後は、特典として篠塚さんによるデモラン走行。
しかも抽選で何名か同乗出来るとの事でして、みん友さんからはtaku(元ジムニー乗り)さんとReynard@R.T.Cさんが見事当選!
小生は残念ながら落選でしたが、昨年当選した(というよりクジ運を使い果たしてしまったかな?)ので、まぁ良しとしましょう。(苦笑)
代わりに、デモラン走行の光景はしっかり目に焼き付けます。
中にはシノケンさんとの記念撮影をされている方も。

当選された皆さん、おめでとうございます♪
これはもう一生の思い出になることでしょう。( ´ー`)
こうして講習会も無事終了。

最後に篠塚さんからの講評と全員での集合写真撮影を行い、お開きと相成りました。
セミナー終了後は、もちろん(?)篠塚さんのサインも忘れずに頂きました♪
まずはミニカー。
シノケンさんがWRC1991アイボリーコーストラリーで総合優勝したモデルのギャランVR-4
(チョット見づらいですが、ケース上部にご署名頂いてます。)
しかもこのイベント、シノケンさんをはじめ日本人初のWRC総合優勝となった記念すべきラリーだったようです。
もちろん、雑誌記事にもご一筆(^^♪
(これは翌年のものですが)
これは確かシノケンさんのWRCサファリラリー最高位(2位)となった1995年のミニカー
ちなみに、この時の総合優勝は藤本吉郎さん@ST185セリカGT-FOURでしたので、日本人&日本車が見事1-2フィニッシュを飾ったことになります。
WRCの中でも特に過酷なサファリラリーで、日本の底力を世界にアピールした瞬間でもあったようです。
パリ・ダカは言わずもがなです(笑)
この後は記念撮影やら握手やらして頂けました…小生もミーハーだね。(^^;
いやぁ~ともあれ感無量な一日でしたわ♪
最後に、参加記念に頂いた景品をパチリ↓

これで参加費が無料ですから(現地までの交通費は自己負担ですが)、これは嬉しいイベントです♪
また機会があれば参加してみたいですね。
(まだ出る??)