1月25日(日)は、いよいよ2015ラリーの開幕戦。
WRCモンテカルロラリーも結構ですが、私は北海道地区戦「
北海道ブリザードラリー2015」にオフィシャル補助として参加してきました。
当日はブリザードどころか、朝から爽やかな晴天。
おまけに風もほとんど無く気温もそれほど低くはなかったので、これ以上に無いぐらいベストコンディションに恵まれました♪
(コースの方は凸凹や凍結路面が錯綜していて結構大変だったようですが…)
集合や説明会は夜明け前から始めたようですが、オフィシャル補助隊はミーティングが一段落してからでOKとの事で、少しだけコースを拝見。

ちょうど競技車がレッキ(コースの下見走行)を行っているところでした。
さて、今回はどんな走行を披露してくれるのでしょうか?( ´ー`)
観戦エリア駐車場も、早朝から多くのファンで埋め尽くされていますね~。
そうこうしているうちにオフィシャル補助隊の集合時間になったため休憩室へ。
各自の配置場所と役割について説明を受け、機材類の準備作業に取り掛かります。
で、私の作業内容は…「
サービスインのTC(タイムコントロール)計時記録係」。
具体的には、競技車が全開走行区間であるSS(スペシャルステージ)を走行後、サービスパーク内に入る場所で、選手に配布するタイムカードの準備や回収、及びその時間や所要時間を計算し所定の用紙に記入する、というものです。
イメージからすると、↓のオレンジ色のタバードを着用した人に該当するといったところでしょうか。
尤も、いきなり初めてでは要領が分からないので、実際の選手とのやりとりは正規のオフィシャルさんが行い、私はその横で時間記録に徹する感じでした。
ちょうどこんな感じ↓
選手へ渡すタイムカード。

表紙にあるCarNo.欄にゼッケン番号を記入します。
中を開くと記入欄が多々ありますが…ここへの記入は正規オフィシャルさんと選手が行います。
計時記録用紙。
オフィシャルさんが読み上げたゼッケン番号と時間を計算し、これに記入していきます。

基本的には出走間隔・出走順に記入するだけなのですが、途中でリタイヤやコース上の異変で競技が中断する事もありますので、ゼッケン番号の順不同や時間間隔が不規則に空く場合もあります。
なので、慢心からついつい書き間違えるケースも時々あるらしいので、慎重に記入していきます。
また、ラリーは時間管理を徹底して行う競技のため、(配置場所や作業内容にもよりますが)時間待ちを行う事もありました。
(逆に、一旦競技が始まるとひたすら作業に専念する必要もありますが…まぁこの辺りは観戦とほぼ同じですね。)
短い待ち時間ならじっとする所なのですが、場合によっては1時間以上空く場合も。
正規オフィシャルさんと調整し、その時間を利用して他の場所を少し見学してみました。
サービスパーク内

各マシン・選手とも整備や次のSSに向けて大忙しのようです。
おっと、↓のCarNo.8をよ~く見ると、ラリー北海道で活躍の00カーでないの。( °∀°)

さすがに黄色灯やサイレンは外していますが、どうやら地区戦では競技車として更なる活躍を見せているようです。
冬のイベントなので、こんなチームテントがあると重宝しそうですねぇ。

…はぁ~中からは何だか焼肉っぽい匂いがするテントも。( ´Д`)
トイレ休憩の際は観戦エリアもチラッと拝見。(^^;

今日は最高の天候なだけに、絶好の観戦日和なようです♪
おや、
みん友の皆さんも観戦にお越しのようです。(笑)
スタート待ちでの一コマ。

各選手ともベストを尽くして頑張って欲しいものですね。
もちろん、みん友選手の応援も忘れてはいません♪
やぽんさんがコ・ドライバーを務めるHさんのGDBインプレッサ。
taka-ponさんがコ・ドライバーを務めるTさんのヴィヴィオ。

さすがにオフィシャル作業中は露骨な声援が出来ないので、心の中で応援です。(笑)
午後は配置の入れ替えがあり、SS手前のTCへ移動。
今度はSSへ向かう競技車の入場時間を記録する作業です。

まぁ要領は午前中と概ね同じなんですが、競技がある程度進行すると出走時間の間隔にバラつきが生じるため、待ち時間と作業時間のギャップが大きかったですね。
そして、次のSS出走時間までに各機材類の準備は確実に行わなければばなりません。
空き時間を利用し、みんなで手分けしながら標識や計測機器類の準備を行います。
おっと、TC手前には早くも選手がスタンバイしています。(汗)
ゴール後のパルクフェルメ(検査用の車両保管所)の準備もバッチリなようです。

そして何とか準備完了。( ´∀`)=3
さぁ、午後の作業も頑張らなきゃぁね。
余談ですが、午後のTCインの場所は、2008年ラリージャパンで使用されたSS”イメル”の、丁度90°コーナーだった付近でした。
その当時の写真と参考までに比較してみると…↓

あはは…ラリージャパンの写真が無ければとても同じ場所とは思えません。(苦笑)
いつかまたココで生のWRCでも観戦したいものです。
そしてSS開始。
スタート場所が遠目で眺められたので、再び心の中で応援です。(笑)
全車フィニッシュ後は、再車検が完了するまでパルクフェルメにて待機。

この時間も結構長いのですが、他のオフィシャルさんと談義させて頂きながらしばし待ちます。
検査終了後はパルクフェルメを解除し、他の備品類を片付けて作業完了。
朝から夕方まで一日中屋外での作業でしたが、終わってみればあっという間でしたね。
もちろん、表彰式も参加です。
Hさん/やぽんさん組、Tさん/taka-ponさん組とも、見事クラス優勝!
いやぁ~おめでとうございます♪
ちなみに、表彰はクローズドクラスが一番盛り上がっていた…かも?(^^)
解散後、帰りは評判の良さそうな温泉に立ち寄りひとっ風呂♪

いやぁ~体が冷えた後ザバッと浸かる湯船の気持ち良さは格別ですなぁ。( ´∀`)=3
こうして小生のラリーオフィシャル補助体験は無事終了。
さすがに観戦エリアでノンビリorワイワイという訳にはいきませんでしたが、ラリー全体の進行を把握したり、オフィシャルの皆さんと歓談しながら内容を習得するには貴重な体験になりましたね。
特に、今回のようなエリア全体を見渡せるイベントは、参戦・観戦・運営のいずれも入門編として最適かもしれません。
防寒対策も、幸い天候に恵まれたおかげで何ともありませんでした。
いや、そんな事よりも…
…。
糠平湖氷上タイムトライアルと日程をずらして開催して欲しいデス。( ´Д`)
さすがにこれはどちらに行くか毎年悩むところなので、実現すると嬉しいんですけどね~。
次戦は2月下旬の
"EZOエンドレスラリー"。
さて今度はどうなることやら…??