さてと…やっと目が覚めたので(笑)、
EZO ENDLESSラリーの出来事なんぞ書いてみましょうかね。
会場は新千歳モーターランドのダートコース。
既に多くのサイトに書かれていますが、今年からはコースがモトクロス場側に統一されたため、ラリーとして使用するには全く初めてのコース。
これまでのコースに比べると道幅が狭かったり曲線半径のきついコーナーが増えていたりと、かなりテクニカルな内容になっているようです。
それでも開幕戦を待ちわびていたかの如く、朝からこの賑わいぶりです。
いやいや、皆さん気合いが入っていますねぇ~♪

この日は札幌モーターショーや糠平湖氷上タイムトライアル、はたまた海の向こうではWRCモンテカルロラリーと多くのイベント開催日と重なりましたが、ここも十分熱いです!
…さすがに気温は寒いですけどね。(笑)
で、今回小生が参加させて頂くマシンは
昨年同様、みん友の
バビントンさん
の名車”
三菱ランサーエボリューションⅦ 2001トミ・マキネン仕様”です。\(^o^)/
モデルイベントは2001サンレモラリー仕様ですが、今回はスノーラリーですので、気分はモンテカルロかスウェディッシュです♪
受付を済ませた後は、さっそくレッキ(コースの下見走行)に入ります。
コチラの講習で学んだ事を思い出しながら、ドラさんの指示に基づきペースノートを作成して
いきます。
さて、果たしてどこまで成長したかな??
競技1号車のスタートまでまだ2時間近くあるため、その間に車内の荷物を卸ろし、公式車検を
受けます。
勿論、観戦やオフィシャル活動で色々とお世話になっている顔見知りさんも大勢おいでたので、ご挨拶やらラリー談義やらで盛り上がらせて頂きました♪
いやぁ~こんな所もラリーの楽しさの一つですね。^^
このラリーでは開会式は行われませんでしたが、小生が参戦したクローズドクラス(特別な免許や装備が無くても気軽に参戦出来る、いわば”初心者向けのお試し版”のようなもの)の選手には、ラリーの基本的な知識なるものをご説明頂きました。
ありがとうございます♪

とはいえ、ラリー初参加の選手さん以外に、なぜか百戦錬磨のベテラン選手さんの姿も
チラホラと…。(笑)
こうして色々と準備している時間もあっという間に過ぎ、いよいよ競技開始となりました。

このラリーでは合計6本のSS(走行タイムを競う区間)が設けられていましたが、クローズドクラスの成績として計上されるのは偶数番号のSSのみ。
つまり、SS1,3,5は結果に反映されず、いわば”練習走行”のようなものなので、まずは様子を見るかの如く走行してみました。
すると、スタート後200~300メートル地点で氷上路面に足を取られ、見事にマシンがスピン!
幸い後続車がやって来る前に、ドラさんの技量で上手く体勢を立て直せたおかげで事無きを得ましたが…早くも雪道の洗礼を浴びる羽目に。(>_<)
ところが、ラリーの神様は皆均等に試練を与えたらしく、チャンピオンクラスでもSS1にしてコースアウトやスタックする車が続出。
おかげで、オフィシャルさんからはブーイングが出ていたようです。(苦笑)
SS1完走後は次のSS2まで時間があったので、選手同士でも感想や意見交換をあちこちで行って
いました。

我々はほろ苦いスタートでしたが、結果に反映されるのはSS2なので、スピンも十分”想定の範囲内”デス。(←死語?)
むしろ、コース内のどこが危ないかを見極める良い機会だったかもしれません。(^^;
その教訓を生かした効果なのか、SS2の走行タイムはクラス12台中4位。
マシンにも大きなダメージは無さそうなので、まずまずの出足といったところでしょうか。
…と言いたいところなのですが、実はSS2のスタート前に大きな失敗未遂が発生。
選手にはあらかじめ時間を記入するカードが主催者より渡され、選手自ら(大抵はコ・ドライバー)が時間計算を行い次の行動時間を記入する欄があるのですが…いざ予定時間になっても周囲の選手が動く気配が全然無いでないの。
こりゃどうも変だと思い、CRO(競技中に発生した出来事について、選手からの質疑に応答してくれる競技役員)に問い合わせてみたところ…答えは実に単純なものでした。
「時間計算が間違っていますよ。」

(↑の鉛筆で見え消している部分ね。)
…。
どうやら算数も出来なくなるほど早合点していたようです。
ははは、早くもSS2にしてコ・ドラとして落第だな。orz
SS2が終わったところで一旦サービスパークへ戻り、休憩&マシン整備時間に入ります。
中には大型タープを設置しバーベキューを行っているチームもありますねぇ。
はぁ…なんか美味しそうな匂いが。( ´Д`)
代わりに、コチラはコーヒーなんぞで一服です♪
今回は我がみん友さんも何名かおいででした。
●さん/
taka-ponさん組のヴィヴィオ。
tomo_impさん
今回は
オフィシャルとしてのご参加です。
ギャラリーでは
美瑛番外地さん、
雪風@ZZT231さんの姿も。
(この写真じゃ小さすぎて分からないか…)
我々のSS走行シーンもご撮影頂きました。(^^)
雪風@ZZT231さん、ありがとうございます♪
ちなみに、クローズドクラスにはマシンの参加区分が無いため、車種もなかなか多彩です。
サンバーバンだったり
ストーリアだったり
バリバリのオフロード仕様ジムニーだったり
はたまた軽トラックだったりと…眺めているだけでも面白いですねぇ~(^^)
さぁ~次のステージも頑張るべな!

ちなみにSS3はクラス2位、SS5に至ってはなんとクラス一番時計を叩き出せましたが…そういえばこれらは成績には反映されないんだっけ。(^^ゞ
一方で、SS4/6では不運なスタックもあってか、SS3/5のタイムには及びませんでした…orz。
SS5ではペースノートの誤記やロストもあったため、個人的にはかなり失敗だったなと思いましたが、マシン性能とドラさんの腕前でトップタイムが出せたようです。
逆に、SS6では出走前にノート補正を行ったので多少は改善したかと思いきや、結果はSS5よりも遅かったりと…なかなか不思議なモンです。
ちなみに、ドラさんの御心が寛大なおかげで、ペースノートやコ・ドラに問題があっても車内は↓のようにならずに済みました。(^^;
こうして競技も無事終了し、何とか陽の出ている間に表彰式です。(笑)
taka-ponさんは見事クラス優勝!
いやいや、おめでとうございます♪
我々は…まぁ”敢闘賞”って事で。(笑)

まぁ、敢えて言い訳するなら、曲線半径のきついコーナーや道幅が狭い区間が連続している部分があったり、路面が荒れまくりスタックする区間もあったので、全般的にはパワーの大きい車よりも、小回りが効く小型4輪駆動車の方が有利なコースだったかもしれません。
あとは、ラリー用スタッドレスタイヤでもあれば鬼に金棒ですね。(笑)
これ以外に参加賞として景品も何点か頂きましたが、その参加感想はというと…
・ペースノートの誤記や読み違い、ロストは避けるべし。
・コドラは時間管理を徹底すべし。
・いわんや、計算ミスなんぞ論外中の論外
ってなワケで、結論は…
やっぱり
要修行
まぁ、最低目標である「無傷で完走+家に帰るまでがラリー」は無事達成出来たので、とりあえずは良しとしましょうかね。(苦笑)
さて、次戦は来月21日(日)に同じ会場で開催される”北海道ブリザードラリー2016”
果たしてどうなることやら??