えーっと…タイトルの通りですが(苦笑)、先月2日に開催された「奴田原文雄ラリーミーティング 2012」に参加してきました。
記憶を遡りながら、その時の様子を書いてみたいと思います。
会場は、札幌ドームにほど近い、とある喫茶店を貸し切っての開催。
入口で参加手続きを済ませると、参加賞としてポストカードやペースノートのコピー、そしてなんとヨコハマタイヤ関連のグッズまで頂きました。
グッズには色んな種類があり、その中から希望の商品を選べるとのこと。
自分が頂いたのは帽子と手袋でしたが、ほかにも傘やTシャツなんかもあったそうな。
これで参加費が2,000円ですから、かなりお得です♪
中へ入ると…おぉ~ヌタさんの装着していた装備やラリーポスターが所狭しと展示されています♪
そして、開催時間になりヌタさんが登場すると、一堂拍手でヌタさんをお迎えです。
(写真がかなりブレてますが…)

ちなみに、正面スクリーン右側の方はMCで、主にダートトライアルでご活躍の南出司さん。
この日のために企画や進行スケジュール、映像編集をほぼ徹夜で作成して下さったんだとか。
いやぁ~ありがとうございます!(^^)
ラリーミーティングの内容は、全日本ラリー選手権で使用したランサーエボリューションⅩのマシン説明、SSでコ・ドライバーさんが使用しているペースノート読みの疑似体験、そして見事クラス優勝を飾ったパイクスピークでの参戦記の3部構成。
時々参加者からの質疑応答をはさみ、最後はお楽しみ抽選会、といった感じでした。
では、エボⅩの話題から参りましょうかね。
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まずはエボⅩのコックピット内。
ラリー初心者の方にも分かりやすいよう、所々配置されている細かな装備の名称や役割等について説明して下さいました。
コチラは助手席足元に配置されている装備。
(確か消化器…だったかな?)
車内天井に装備されているベンチレーターやロールゲージ、スペアタイヤについての解説なんかもありました。
(ロールゲージに巻いてある黒い帯状のものに関する質疑応答もありましたが
…内容は忘れました…笑。)
コチラは競技用タイヤの管理シーン。
ブロックパターンからすると、多分ターマック用ですね。
第2部は、以前のラリーミーティング好評だった、ペースノート読みの疑似体験会。
ペースノートとくれば、ラリー競技中に助手席でコ・ドライバーさんがずっと読んでいる、詳細なコース状況が示されている手作りノート。
これをインカー映像と照らし合わせながら、実際にコ・ドライバーさんが読んでいる内容を基にノートを辿っていく、というものです。
ちなみに、ペースノートはこんな感じのもの。

Lは左コーナー、Rは右コーナーを意味していて、その右側に書いてある数字はコーナーのキツさを表しているんだとか。
作り方は人によってまちまちのようですが、必要な情報を出来るだけシンプルに作成するのがコツなんだそうです。
で、今度はラリー北海道2012のSS"リクベツロング"を基に、インカー映像で再現しながらペースノートをめくってゆきます。
そして…”魔のコーナー”といわれたBエリアのウォータースプラッシュ直後は、例の”アライツリー”が倒木した後で、車内から見た様子が如実に表れていました。
ヌタさん/佐藤さんのエボⅩは難なくクリアしましたが、SSゴール直後は「いやぁ~何か木が倒れていたねぇ~」と、お互いの感想をトークしていました。
この様子が流れた時は、会場でも笑いがドッと湧いていました。(笑)
ほかに、全日本選手権のSS映像なんかもお披露目されまして、中にはクラッシュした映像も。
ゴール直後は「いやぁ~やっちゃったよぉ~!」という驚嘆も吹き込まれていました。(笑)
そして、第3部はパイクスピークの参戦記。
そもそも参加するきっかけとなったのは、とある海外ラリーを観戦に行った際、縁あって知り合った現地のトヨタ関連の方から参戦の話を頂いたのが始まりだったそうな。
コチラは、打合せのために訪れた、トヨタ関連の車両展示館の様子。
トヨタの歴代F1マシンが写真左側にズラリと並んでいますが、その奥にはこれまた歴代のWRC参戦ラリーカーが展示されていたそうです。
その中でも、Gr.B時代のセリカ・ツインカムターボ(昨年の新城ラリーでデモラン走行した個体とは別物)の写真が紹介されていました。
この角張ったボディスタイルが当時の流行を思わせますね♪
ほかにも、Gr.A時代に大活躍したST165&185セリカターボ4WDをはじめ、90年代後半に活躍したカローラWRCなんかもあったそうだ。
うーん、機会があればこれらマシンも拝見したいものです。
コチラはコックピット内の様子。
ご存知の方も多いかと思いますが、今回のパイクスピークにて使用した車両はEVクラス(電気自動車部門)でのマシン。
それ故に、計器類の表示はバッテリーに関するものが多いんだとか。
ちなみに、ステアリング中央には速度、その左右にバッテリーの残量が示されるんだそうです。
(この写真じゃよく分からないか…。)
コチラは万が一のトラブルに備え、車外へ降りる練習の様子。
EV車が故に、マシントラブルが起きると感電する恐れがあるため、マシンの乗り降りにもコツがいるんだとか。
(具体的な説明があったような気もしますが…撮影に夢中で忘れてしまった。orz)
個人的に、EV車は加速性能が未知数な先入観がありましたが、実際はガソリン車のそれとはあまり変わらないようです。
走り始めこそゆったりしていますが、いざ加速が始まると一気に速くなるそうな。
例えていうなら、新幹線の加速スタイルによく似ている、といった感じですかね。
インカー映像の紹介もありましたが、確かに普通のラリーカーに比べて違和感は全くありませんでしたね。
また、パイクスピークは標高差1,439mを一気に駆け上がるため、スタート時(下界)とゴール時(高所)でのコンディションが全く異なり、マシン管理(特にタイヤ管理)に気を遣うそうです。
逆に、EV車はエンジンルーム内に空気を取り込む必要が無いため、標高差が大きくても(メキシコラリーのように)高所にて空気薄に起因するエンジンのパワーダウンみたいな心配は無いそうです。
余談ですが、そのうちWRCでもEV車で参戦する時代がやって来るのかもしれませんね。
ゴールでの様子。
フィニッシュ直前は小雨が降り始め、バッテリー残量も微妙だったようですが、見事クラス優勝!
いや~おめでとうございます♪
最後はお楽しみ抽選会。
自分の景品は…なんとヌタさんご本人が直前まで着用していた、ヨコハマタイヤのフリースでした。
寒い中、帰りの防寒着はどうしたんだろう?
いや~貴重なアイテムを頂き、ありがとうございます!
最後に、今回頂いた景品類をパチリ。

ポストカードにポスター@久万高原ラリーの総合優勝記念、帽子はその場でヌタさんから直筆サインまで頂いちゃいました。
いや~ありがとうございます♪
これで貴重な宝物がまた増えましたね~。
こうして楽しいひとときはあっという間に経過し、お開きと相成りました。
(といっても、予定時間を1時間以上もオーバーしていましたけどね。)
ラリーの事を色々知りたい方、またこれからラリーを始めてみたいと思う方には絶好のイベントですので、機会があれば皆さんも是非ご参加してみてはいかがでしょうか?
12月は仕事が締めの時期で、正直なところ参加も直前まで危うかったのですが、終わってみれば多少無理してでも参加し、貴重なお話を聞けて大変満足でした。
参加者の皆さんともラリーの話題で色々盛り上がれましたしね。(^^)
ヌタさんご本人をはじめ、主催者・スタッフ・参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
また開催機会があれば、是非参加したいものです。