ってなワケで、今度こそ年末年始ネタです。(^^;
ちょいと長文になってしまいましたが、宜しければご覧下さい。
年末は、ちょいと道外へ遠征してみました。
理由はコチラ↓

東京のお台場にある「
TOYOTA MEGA WEB ヒストリックガレージ」で、昭和のスポーティーカーなる展示があるらしい。
これまでも何度か足を運びましたが、今ではなかなかお目にかかれない貴重なクルマが数多く展示されており、しかも年末年始(元旦を除く)はほぼ営業しているとの事だったので、また行ってみた、ってなワケです。
羽田空港からは、モノレールとりんかい線のセット割引券が販売されているのも嬉しい限りです♪
とはいえ、現地に着くと凄い人だかり!
北国からノコノコ上京してきた”田吾作”には、あの混雑はキツかったかも…orz。
それでも、会場へ到着すれば疲労も忘れるほど気分も高揚です♪
お目当ての昭和スポーティーカーは、どうやら2Fに展示されているらしい。
おぉ~あったあった!
1分でも惜しいので、さっそくお邪魔してみましょう。
そして、丁度良い事に
スタッフによるマシン解説会@参加無料もあるんだそうな。
しかも、展示車@アルファロメオ・スパイダーのエンジン始動見学&乗車体験も出来るらしい。
これはもう、参加するしかないでしょう!
まずは旧車スポーツカーの代表格ともいえるトヨタ2000GT

しかもこの2000GT、どうやら通常とは異なる”海外輸出仕様”なんだそうです。
まず、運転席が左ハンドル

エンジンも2000cc→2500ccに排気量アップしているんだそうです。
極め付けは、生産台数がこの個体を含め、なんと僅か9台なんだそうな。

2000GT自体が337台しか生産されなかったのに加え、その中の特別仕様である僅か9台のうちの1台(しかもレプリカではなく本物!)を間近で眺められるなんて最高です。
…尤も、映画撮影用に生産されたオープンカーは2台だけという、もっと貴重な仕様もあるようですが。(^^;
お次はトヨタスポーツ800(ヨタハチ)

この車は速さと軽量化を目的に生産されたそうで、ボディはアルミ製、エンジンは水平対向2気筒と、徹底的な軽量化を図ったんだそうな。
そのため、車重はわずか580kgなんだとのこと。
ボディも空気抵抗の少ない流線型と、当時にしては斬新なデザインだったことでしょう。
他にも数多く解説して頂いたんですが…さすがに多くて書ききれません。(^_^;)
ヒストリックガレージ内はちょっとしたコリドーになっており、通路沿いには昭和にタイムスリップしたような光景が広がっているのも魅力です♪
中にはドリフの母ちゃんコントに出てきそうなセットも。(笑)
こちらはヒストリックガレージ内にあるレストアピット。
訪れた日は年末年始休暇で稼働していませんでしたが、保存されている全ての車輛がここで整備されているんだそうです。

そして、驚いたのは…なんと
全車が動態保存されているんだそうな。
ただでさえ年式が古いのに加え、それをいつでも自走出来る状態に維持出来るなんて、そうそう簡単に出来る事ではないと思います。
いやぁ~トヨタさんの熱意に感服です!
最後は、お待ちかねのアルファロメオ・スパイダーの乗車体験♪
エンジンも現代のハイブリッド車と違いそれなりの騒音はしますが、その分迫力は十分です。
では、コクピットにお邪魔してみましょう。

やや窮屈ではありますが、インパネが何とも古風です。
必要な計器類だけが並んでいて、初めてでも操作方法が把握出来そう。
車は利便性や居住性、快適さだけでなく、こうしたシンプルな造りも良いものです。
そして、この年代独特のドア開閉音。
ドアの重量が今のより重いのもありますが、”ドスッ”という響きがまた心地良い!

スタッフさんに聞くと、材質が鋼材であることやドア部材が現代のクルマに比べて厚いこと、ストライカーとキャッチャー(ドアとボディの受け金具部分)の構造が現代のクルマとは異なっていることが影響しているんだそうな。
いやぁ~こうして参加してみると、単に眺めたり写真をパチパチ撮っているだけでは分からない、有益なものがありましたねぇ。
しかも、スタッフの方々の応対や説明がとても丁寧で優しいのも良かったです。( ´∀`)
皆さんも訪れる機会がありましたら、是非参加してみてはいかがでしょうか?
絶対お勧めですよ!
ランチはガレージ内に併設されているカフェバーにて頂きました。
ヒストリックガレージだけあってか、展示物も1960年代~90年代と昔の世代が多いですね~。
こちらはトミ・マキネンの直筆サインでしょうか。
いやぁ~こうして好きなクルマを肴に一杯やるのは最高の贅沢ですね♪
今度は、ヒストリックガレージへ訪れたからには、ラリーファンとしては絶対外せない場所へ行ってみましょう。
…えぇ、ココです。(笑)
TA64セリカツインカムターボ&ST165セリカGT-Four
ST185セリカターボ4WD@1993WRCオーストラリア優勝車
同じくST185セリカターボ4WD@1995WRCサファリ優勝車
トヨタMR2(222D)
トヨペットクラウンRSD
ST205セリカGT-Four
カローラWRC

いやぁ~以前にも何度か訪れている筈なんですが、何回見ても飽きません。
もはや”重症”です。(^^;
一通り見歩いた後は、現代のMEGA WEBにも足を運んでみましたが…お目当てのヤリスWRCは展示されていませんでした。orz
Gazoo Racingのブースもシュミレーターはこの行列…。

順番に約1時間待ちとの事だったので、今回は断念し会場を後にしました。
年越しそばは、今では懐かしいレトロな自動販売機にて購入。
…の予定でしたがあいにく売切だったので、代わりにラーメンを購入。

えぇ、今回は年越しそばならぬ”年越しラーメン”です。(笑)
特典で地元特産の刻みネギが付いているのも嬉しいじゃありませんか♪
とまぁ、こんな感じで年末を過ごしておりました。
年始は後編へ。