運転席側電動格納アクチュエーターの交換(注意ポイント編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回の整備手帳の続きです。
結局ドアミラーの電動格納機能の動作不良が頻発するようになったので、予定通りドアミラーの交換を実施しました。
詳しい作業手順は、以前アップした助手席側の整備手帳をご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/814214/car/1168299/4437907/note.aspx
ドアの内張を外した後、赤丸で囲んである3つのサービスホールから10mmのナットを外します。
私は10mmのソケットレンチに延長棒を付けて外しました。
今回は恐れていたミスをやってしまいました。
ソケットレンチでナットを外した後、ドア内部に外したナットを1つ落としてしまいました。
ただ、運よくフロントスピーカーを外して内部を確認すると、スピーカーホール正面のドアビーム?とドアパネルの間に引っ掛かっていて、無事に回収できました。
2
ここからは事前に室内で撮影した作業風景です。
今回は中古パーツから電動格納用のアクチュエーターと鏡面調整用のアクチュエーター、配線、取付ブラケット(写真の部分)を移植します。
ミラーの鏡面と外装は今のミラーを再利用するので、事前に自宅で仕込みが出来きました。
このため、車両側での作業手順と作業時間を大幅に短縮できました。
まずはブラケット付根のパッキン?を外します。
+ネジ1個で外れます。
3
パッキンを外すと、奥に3本のトルクスボルト(*ボルト)があります。
ここだけトルクスドライバーが必要になります。
4
ミラーのインナーフレームにある黒いネジを3本とも外します。
それと隠しネジ1本の計4本のネジを外します。
(隠しネジは次の写真を参考)
純正の電動格納アクチュエーターを購入すると鏡面調整用アクチュエーター(白い部分)は付属していないので、鏡面調整用アクチュエーターは外して新しい電動格納アクチュエーターに移植します。
その時は、鏡面調整用アクチュエーターのネジ3本を外します。
5
隠しネジはミラーの付根に1本あります。
通常の状態でも格納状態でもネジは見えない=外せません。
ドアミラーを電動格納方向とは逆方向(進行方向)側に無理やり畳むとこのネジが見えるようになるのでその状態で外します。
ただ、今回私は自宅で分解作業をしたので、ブラケットからミラー本体を外してから隠しネジを外しました。
また、組み上げ時はこのネジを締めませんでした。
ここを締めなければ、画像3のインナーフレームの3か所のネジを外すだけでミラーの外装が分解できます。また、ここを絞めなくても特に勝手に分解したり、ガタついたりしないようです。
6
ここからは参考です。
もしディーラーで電動格納アクチュエーターのみ購入した場合、配線を移植することになるのですが、配線を通す穴がこの通り小さいので、配線を車両側と接続するカプラー(画像8参照)や鏡面調整用アクチュエーター側の接続端子が大きすぎてこの穴を通せません。
したがって、Dの整備手帳では、車両側と接続するカプラーを分解して配線を取出し、この穴から配線を抜きだすようになっています(カプラーの再利用は不可)
一番左の2本配線(緑と白。茶色いのは防水パッキン。パッキンを外してからラジオペンチで引き抜きます)が、電動格納アクチュエーター用の配線です。
7
鏡面調整用アクチュエーターの裏側です。黒と白の板状の物が接続端子です。
この大きさなので、先ほどの電動格納用アクチュエーターの配線用の穴には通りません。
8
下側の白いカプラーが車両側と接続用のカプラーです。
この写真は、全ての作業の終了後、今回交換して不要になった、元々私の車両についていたブラケットと配線です。
テストに鏡面調整用アクチュエーターの4本を切ってみたら、電動格納アクチュエーター用のカプラーが付いたままでもブラケットの穴から外せました。
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