脱炭素時代の旅客機！

英国のATI社(Aerospace Technology Institute)が液体水素で飛行する75～280席、航続距離1,500～10,500km旅客機｢FlyZero｣３機種案を発表した。
自動車は動力をICE(内燃機関)から蓄電池による電気ﾓｰﾀｰへｼﾌﾄしたが、高出力･長距離飛行に適した水素燃料機を以下の概要で提案した。今後、実現の為の技術的ﾛｰﾄﾞﾏｯﾌﾟなどを発表する予定。
･ﾘｰｼﾞｮﾅﾙType：ﾌﾟﾛﾍﾟﾗ6基のﾀｰﾎﾞﾌﾟﾛｯﾌﾟ機。75席,航続距離1,480km,速度600km/h。
･ﾅﾛｰﾎﾞﾃﾞｨType：ｶﾅｰﾄﾞ翼付ﾘﾔ-ﾀｰﾎﾞﾌｧﾝ2基。180席,航続距離4,445km,速度833km/h。
･ﾐｯﾄﾞｻｲｽﾞType：主翼下ﾀｰﾎﾞﾌｧﾝ2基。279席,航続距離10,650km,速度875km/h。

胴体後部に大口径液体水素(-250℃)燃料ﾀﾝｸを配置し、"お腹ぼってり"ｽﾀｲﾙ。


水素燃料で飛ぶカーボンフリーなジェット機のコンセプト発表
3種全部ナゾ形状！ 英ATI「新型旅客機案」 プロペラ6発／翼3つ／お腹ぼってり…なぜ？