冷暖房用電力は、冷房初期3kW位 定常時1~2kW、暖房初期9kW位 定常時3~4kWの大飯喰いで、
燃費に影響を与える。
○
冷房(電動エアコン) :カークーラーのコンプレッサはエンジン駆動だが、プリウスは内臓モー
タで駆動する冷媒R134aの小型高効率
電動コンプレッサ採用し、エンジン回転に影響されず停止
中もエアコン使用可能なオートエアコンで、外気温表示や花粉除去機能も有する。
電気で動くエアコン
○
暖房 :ヒーティングはエンジン廃熱の冷却水熱を利用した
温水暖房方式と、排気管の一部に
エンジン冷却水との熱交換部を設け、排気熱利用で冬場の水温低下防止「
排気熱再循環システ
ム」を採用している。共に暖機運転による以下のエンジン温度管理を行っている。
暖房無し時:ラジエータ水温がおおよそ30~40℃位でエンジンOFF。
暖房あり時:ラジエータ水温がおおよそ60℃位でエンジンOFF。
プリウスはモータ駆動により頻繁にエンジン停止し、
冷却水温低下傾向にある。
追)冬場限定で冷却水温低下防止策として「下グリル3本塞ぎ」も有効。
(戦後、冬にボンネット車のボンネット空気取込口を「綿入れ暖簾」で覆っていたが...)
https://minkara.carview.co.jp/userid/560061/car/633161/1139071/note.aspx
《寒冷地仕様》 :¥23,000北国対策用オプションでは
暖房用セラミックヒーター付で乗込んで直ぐ
暖かな空気が出てくる。又、ワイパー下フロントガラス電熱線やミラーヒーター、雪対策強力ワイパ
ーモータ等の対策あり。
○
FF車のディファレンシャルギヤ(FF:Front-engine Front-drive)
左右同軸2輪駆動車はディファレンシャルギヤ(差動ギヤ)が必要である。FR車のトラック等後輪
軸中央のコブに入っている。FF車のエンジン横置きプリウスでは、トランスアクスル部の最終段の
ファイナルギヤにデフのリングギヤが噛んで一体構造となっている。
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/chassis/05/chassis05_a.html