
軽自動車のエンジンオイル漏れによる
国内最多の176万台リコール届出に祭し、この欠陥の為に2010年以降、対象を少なく絞込
不完全なリコールを既に4度実施し、国交省が厳重注意し、且つ、立入検査を実施する。
対象は1996年から2004年に製造された三菱の小型車10種類。
三菱自動車のリコール隠しは2度目。
社会は商品や金融等、「信用」で成り立っている。叩上げのホンダ,トヨタ等欠陥商品が発生すると"信用回復"を最優先に対応し、海外でも"ブランド別自動車信頼性調査"で信用を得ているが、
財閥系亜流企業は"メンツ"重視で商品や顧客は二の次。これではもはや市場からの退場しか無い。
三菱自リコール176万台に、国交省が厳重注意
三菱リコール隠し
米、車信用調査で日本車無双。
○ 9
人が亡くなった「笹子トンネル」事故
中日本高速道路(株)は、トンネル最上部から天井板を吊下げる「つり金具」の劣化の可能性に言及。
金具は77年の開通以来一度も交換せず、事故は100%「人災」と言われている。
保守費用が無い訳ではない。今期末連結売上約6,000億円、当期利益は前年比5%増約69億円。社員平均年収約800万円と一流企業並み。この他、トンネル保全点検を請負う「中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京」、SAの飲食や物販の「中日本エクシス」等子会社、関係会社35社も持つが、
昨年度の「土木構造物修繕」(トンネル)はたった5億円。売上の0.1%にも満たない。
又、旧道路公団は、総裁・副総裁・理事の8人、役員報酬総額1億4000万円だったが、「東日本」「中日本」「西日本」の3社民営化で役員数は、東日本20人,中日本15人,西日本17人に6倍水膨れし、報酬も推計8億円以上で6倍に膨張。
構造物は経年劣化が当たり前、道路(株)は修繕維持が主目的。スリムにし2度と繰返さぬ様シッカリ保守事業の遂行を期待する。
そもそも「つり金具ボルト」部を樹脂接着とは?地震微動でコンクリ接合部の剥れでは?
中日本高速道路は人命よりカネ