
地上の任意の場所へ移動するcar,ship,plane等の乗物は移動自由度が多く不特定多数が使用する高速移動重量物で、
起動後凶器となる為、運用懲罰規定に従い事故保険付車両を有資格者が運行する。
馬車等生物牽引乗物は山岳路の絶壁からも落ちず、生活空間の危険回避走行で安全だが、人工動力乗物は起動したら停車迄、運行者が不在でも壊れる迄歯止無く走るので、
運行者が目的地迄、安全で高速・快適に運ぶ為の乗物。
現在、道路も整備され一人1台迄普及し下駄代り乗車で日々渋滞の中、運転者は加害/貰い事故防止の為、細心注意で運行し、新聞読やmail等運行を中断する
"視覚ながら運転"は歩行者や他車運行者の傷死に捲込み厳禁である。
昨年夏以降に、
ポケモンGOでスマホに夢中で横断歩道交差点や通行中の小学生に気付かずブレーキ踏まずに侵入、そのまま5m程引ずる等、
スマホに夢中で周囲の状況判断できず通り魔的運転が多発している。
○「神経ハイジャック」---2014年米で発刊ノンフィクション小説の翻訳本(2016/6/21)英治出版
不注意運転リスクと根本原因を究明する本で、2006.9.22am6:40ユタ州に住む青年レジー・ショーが幅の狭い直線高速道路を雪混じりの雨降始めで暗くヘッドライト点灯し90km/hで恋人とのメール送受信で蛇行走行中、対向車と衝突事故を起こし、2人のロケット科学者が命を落とした。このレジーに焦点を当て、悲惨な事故、警察の捜査、州当局による思いきった起訴、そして判決からレジー本人の贖罪迄のドラマを丹念に追う。---
ピュリツァー賞を受賞。
この事故を契機に2009.3.25ユタ州「運転中の携帯メールを禁止する法案」可決した。
道路から目が離れ、ハンドルから手が離れればリスクが生じ、もっと危険なのは道路から心や気持ちが離れた時。事故当時、携帯メールに気をとられ、何が起ころうとしているのか認識できず、記憶も無い。「ハイドロプレーン」事故と主張するも、犯罪捜査申請で電話会社から通話記録を4ヶ月後入手でメール事実確定。
メール送受信後、運転に復帰する迄10~15秒。運転中の携帯メールの衝突リスクは6倍になり、運転中の携帯電話の使用は、視力低下も含み回りを見ていず、飲酒運転と同等の危険度となる。
対)乗物運転は主に視覚で三次元空間を認識して手足で運行し、補助的に聴覚・臭覚を用いている。メール送受信は目で受信画面文字を読み、送信文作成のキーと画面文字を確認しつつ送信する。
両者を同時に行うには1対の目が2個必要で、1個では時間的に遮断され30km/h時1秒ロスで8m進んでいる。
乗物運転では視力を使うマルチタスクは適用出来ない。
神経ハイジャック――もしも「注意力」が奪われたら マット・リヒテル