
2014年投入した新車価格700万円以上の初代「ミライ」は水素ステーション等インフラ整備が発展途上ながら世界累計1万台を販売。
来月2020年12月に
2代目新型モデルが発表・発売され、
後輪駆動・5名乗車・水素タンク3本で航続距離約850kmと刷新される。
自社開発のFCスタック(fuel cell stack)や高圧水素タンク等で構成する燃料電池技術と、ハイブリッド技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用し、水素から発電しモーターで走行するこのシステムは、発電機構に4.4kW/L出力密度、128kW(174PS)の最高出力を発生し、駆動用リチウムイオンバッテッリで最高出力134kW(182PS)/最大トルク300Nm(30.6kgfm)のリヤモーターを駆動する。
ボディサイズは4975×1885×1470mm(全長×全幅×全高)。
残念ながら価格は初代と同等並みらしく、国の補助金は初代ミライで204万円、都道府県や市区町村からの補助金が其々数十万円で実質車体価格は500万円前後。
トヨタでは水素ステーションが2020年7月時点で157基(計画中26基)が開業または準備中で、今後は2020年度迄に160基、2025年までに320基を整備予定。急を要す!
尚、韓国の現代自FCVは2025年迄に上海企業3社と覚書を締結し、長江デルタで3000台の販売を目指す。
又、中国政府は21日、燃料電池車(FCV)の販売補助金制度を撤廃し、中核技術の開発企業に奨励金を与える制度を導入すると発表した。政策変更はFCVのサプライチェーン(供給網)の構築が狙い。水素と酸素の化学反応で動力源となる電気を起こす「スタック」と呼ばれる中核部品や電極など、各種素材の開発を促す。バスなどの商用車向けを重点的に支援する。
2019.09.25燃料電池ル・マンカーが公式セッションデビュー。『グリーンGT LMPH2G』が移動式補給機での水素充填も無事完了。
燃料電池車第2世代の新型「ミライ」 後輪駆動に3本の水素タンクで約850kmの航続距離を実現
燃料電池自動車(FCV)が500万円以下で2015年頃発売 !
これからFCVの時代!!