S4を手にしておよそ2か月、すばるくんの長所短所も見え始め、アガリの車と決めたこの子に対する熱い思いと車人生を形にしてみるのもイイかにゃ?と拙い文章化に着手(笑)
まずは前提としてオイラが元某日産系Dラーマンであった事と日産では当時取り扱いの無かった軽自動車としてスズキ車を愛用していた事、そして何かにつけて反目していた父がスバル乗りだった事も紹介しておくにゃ。
初代メインカー:サニーHB310 1400SGX
2代目 :サニーHB11 1500GX-R
この2台には随分と苦労を掛けたにゃ(^^;)
HB310は度重なる事故で満身創痍になりながらもDラー退職直前までの3年間、よく働いてくれたにゃ。
HB11は仕事のウサ晴らしで僅か2年で10万km超えと言うシビアコンディションによく耐えてくれたにゃ。
この2台は連日連夜、レブリミットまで回してなんぼ!今では考えられないけど7000以上まで回さない日は無かったにゃ。
この2台に並行して弄り倒して遊ぶ為の車として軽自動車数台の多台持ち状態だったにゃwww
HB11は知り合いからの紹介で転売する事になり、サブ車筆頭のフロンテクーペとリースのアルトで繋ぎながら次のメインカー探しをする事になったにゃ。
候補としてはR31スカイラインが筆頭に挙がっていたところにC33ローレルが新車発表され、飛びつくように購入、一目惚れってヤツにゃ♪
ローレルはそれまでの乗り方とは打って変わって車格に似合うジェントルな乗り方を徹底、遊び車のサブ車も売り払い結婚後はカミさんのアルトと実質2台持ちになったにゃ♪
この頃、親友と二人でR32GT-R欲しいと展示会に行ったりしたけど、流石に所帯持ちでGT-Rに手を出すのは当時の収入からは不可能と却下され、以来GT-Rは永遠の憧れとなってしまったにゃwww
その後、3女の誕生を機に1BOXへの乗り換えを検討、当時日産1BOXシリーズの最高峰だったARE24キャラバンコーチに代替え、燃費を考え、パワーユニットはTD27-TDi初の3ナンバー車にゃ♪
キャラバンでは休日は家族サービス中心のカミさんと幼い子供たちを乗せての行動がメインとなったにゃ。まあ、父親としては当たり前の行動だったけど、子供たちにとっては大好きな車筆頭の揺ぎ無い地位を確立してしまった様で(^^;)
しかしこのキャラバン、アルミホイールを交換しただけの謂わばドノーマルのATでありながらアクセルターンから慣性ドリフトまで半端な乗用車などものともしない凄い走りを見せてくれたにゃ♪
通勤帰りの渋滞で3tトラックに追突されて廃車になってなければ、或いは今でも乗っていたかもしれないにゃ。
100:0の被害事故にもかかわらず、キャラバン復活は成らず。
自車保険から最大保証で出して貰えた金額内で買える車、まだ小学生の子供たちを乗せて安心して走れる車として代替えしたのがRM12リバティだったにゃ。
決め手は3列目の座り心地、補助座席でありながら普通の軽自動車並みの着座感覚で構造上の特性を考慮すれば十二分に及第点だったにゃ。
ただ、コイツは走りも燃費もダメダメだったにゃ!
同じ7人乗りのトヨタ イプサムやガイア、ホンダ ストリームが10km/L以上を普通に叩き出してる中、リバティの燃費は7km/L!しかも1500kgもの車重が災いし、何の変哲もないコーナを40km/hで入っただけでタイヤが鳴くと言う脆弱ぶり!!
何とか成らないかと調べてみたらGナビグレードには付いてないリヤスタビライザーがライダーには付いている事が判明!
早速部品を調達して装着する事でコーナーリング時の限界速度が大幅に向上したにゃ♪
走りの改善は為されたものの、燃費の悪さだけは如何ともしがたく、通勤専用でサブ車を購入する事となり、約7年間は休日以外は車庫の肥やしと化していたにゃ。
状況が変わったのは次女が免許を取ったおかげ、オイラよりも通勤距離が少なく燃料消費の負担も少ないと言う事で娘の通勤車として活躍したにゃ♪
オイラにとってはこのダメ子リバティがまさに日産の呪縛からオイラを開放して自由にしてくれた救世主だったのかもしれないにゃ。
購入から13年、ナビの故障に加え、スライドドア、オルタネータなど次々に壊れ始め、ウチのメインカーとしては最長寿であったにも拘らず経済動物扱いで切り捨てる決意をした事でオイラ自身も日産との決裂を意識したにゃ。
次のメインカーに選んだのはスズキソリオバンディットMA15S
初のスズキからの新車購入、しかもアイドルストップ付きエコカー、更にメインカーとしては最小排気量のダウンサイジングでもあるにゃ。
この子のお陰でエコから参戦する事となり、家計にも随分貢献してくれたのだけど4tトラックに追突されてほぼ廃車状態になったのは以前ブログに書いた通り、この時WRXに替えられなかったのも以前のブログを見て貰えば解かるにゃwww
代わって代替えでやって来たのが前級のソリオハイブリットMA36S
この子は本当に可もなく不可もなく、と言う事はイイ車だったと言う事にゃ。
でも5年で13万km、ハイブリットバッテリーに加え、ドライブシャフト、セルモーター、オルタネータ(ハイブリットモーター)の寿命も近くなり、この子も今の時点でまだ中古車としての価値が残っていて経済動物的視点で見て手放した方が得策である事と自分自身の年齢を考えて少し早めにアガリの車として自分が今一番欲しいと思い一番妥協点が少ない入手可能な車としてS4を手にすることとなったにゃ。

そうして我が人生最後のメインカーとして就役したS4すばるくん、基本スペックは以下の通り
型式 :VAG
駆動方式 :フルタイムAWD
車重 :1540 kg
エンジン :FA20
排気量 :1998 cc
出力 :300 PS
最大トルク :40.8 kgm
燃費 :13.2 km/L
この数字をただ漠然と眺めただけでは気付かない、ある重大な事実に購入後になって気付くこととなったにゃ!
比較したのは、そう!永遠の憧れとして心の中に仕舞い込んだ第2世代スカイラインGT-R!!
型式 :BNR32
駆動方式 :アテーサ4WD
車重 :1430(前期)~1480(中期以降) kg
エンジン :RB26
排気量 :2568 cc
出力 :280 PS
最大トルク :36.0 kgm
型式 :BCNR33
駆動方式 :アテーサ4WD
車重 :1530 kg
エンジン :RB26
排気量 :2568 cc
出力 :280 PS
最大トルク :37.5 kgm
型式 :BNR34
駆動方式 :アテーサ4WD
車重 :1580kg
エンジン :RB26
排気量 :2568 cc
出力 :280 PS
最大トルク :40.0 kgm
皆さん知っての通り、第2世代はまだ280PS規制が掛かっているので2.6Lでありながら2LのS4よりも馬力が低いにゃ。
これも時代の流れと片付けてしまうとそこまでだけど、注目すべきは排気量と最大トルクにゃ。
S4は2Lでありながら40.8kgm、対して第2世代GT-Rは2.6Lで最大で40.0kgm
まあ、普通に考えてS4の方がかなり無理して背伸びしている様にも見えるけどwww
それでも純正標準仕様でこのスペックはかなりの変態ぶりにゃ!
当然リッター馬力、リッタートルクもS4の150PS/L 20.4kgm/Lに対し
第2世代は109PS/L 15.6kgm(R34)と小排気量のS4に軍配が上がるにゃ。
更にスポーツ性能の指標としてよく引き合いに出されるパワーウェイトレシオもS4の5.13を超えるのはR32前期の5.11のみ、以降は5.28(R32中期以降) 5.36(R33) 5.57(R34) となっているにゃ
CVTとMTの差は有るとは言え、第2世代GT-Rと互角以上のスペックだったと言うのは正直、驚き以外の何物でも無いにゃ。
カタログにすら現れない裏スペック的な隠し味を付けるのはスバルの得意技!
それは父の形見として持っていたプレオでよく知ってるつもりにゃ♪
今後S4を走り込んでいくうちにどんな素顔を見せてくれるのか?楽しみでならないにゃ(^^)
まあ、こう言う記事を書くと必ず「カタログスペックは絵に描いた餅、実際とは違う!」と言う声が返って来そうだけど、何もS4でGT-Rとバトルする気なんて毛頭無いし、例えばオイラがR32に乗って手抜き無しにS4とレースしても万に一つも勝てるとは思えないにゃwww
何故って?それはオイラがMT下手くそちゃんだからにゃ♪(爆)