OKUYAMA メンバーブレース リア Ver.2  

1枚目の写真はオクヤマのホームページから拝借。

このブレースはロアアームのメンバー取り付け部と、リアメンバー前方の車体取り付け部を鉄製のバーで締結し、メンバーの無駄な動きを抑制する。

取り付けはボルト4本を外してブレースバーを取り付けるだけと、とても簡単で2時間もあれば作業は終わる。ロアアームの付け根のボルトを外すので、アライメントが気になるようであれば調整した方が良いだろうが、私はこの程度の変化なら誤差範囲だと思っていられるクチなので放置。（笑）

今回は序でと言う事もあり、メンバー取り付け部のフランジボルトをSTIの強化型に変更している。また、ロアアーム取り付け部のボルトは長さが足りなくなるため、メンバーブレースに付属するボルトに変更している。ナットはロックナットなため再利用不可なので同時に交換した。

個人的な意見になるが、メンバーカラーの方が軽量でリジットになる方向なので、よりダイレクト感が欲しい人にはメンバーカラーの方が良いかもしれない。ただ、多くの人が言っているように、デフなどの色々なノイズがダイレクトに室内に入ってくる事になるので、ノイズが入りにくいだろうと想定して諸般の事情もありブレースを選択した。

クスコやLAILからも同様のものが出ているが、クスコはメンバー固定ボルトで共締めする形ではなく、メンバー本体への取り付けとなるため、メンバーが動く挙動を止める効果がどれだけあるか微妙な気がしたため除外した。LAILはオクヤマと同じような取り付けだが、ロアアーム側がタワーバーの様な取り付け形状のため、効果はあるにせよ動きそうなことには変わりなさそうなのでやはり除外した。

結果的にはオクヤマで正解だった。ノイズは殆ど増えず、リアの剛性が格段に上がったため、ちょっとやり過ぎたかと思ったほど。後の挙動が手に取るように分かるようになったし、トラクションのかかりが良くなったことで前に出ようとする力が大きくなった。

ただ、かなりの剛性感アップになるので、もう少し車が柔らかい方がいいと思う人にはクスコの方が扱いやすいかもしれない。私はこの剛性感が好きなのでバッチリ。ちなみに左右の剛性感も上がるが、上下動の剛性感が上がるので、逆に前がダルに感じるようになった。なので次はフロント側のブレースを加えてみたくなる。前ならクスコも良さそうなので色々と考えてみようと思う。