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イイね!
2015年09月18日

top dead center(上死点)



上の図はピストンが一番下がった状態だ。(下死点) ピストンは、この上死点と下死点の間を往復しているわけだ。たとえば4気筒のエンジンにはこれが4個ある。

下死点が問題になることはほとんどないが、上死点の正確な位置はバルブタイミングやバルブクリアランス(隙間)を決定するとき重要だ。

車をどんどん乗り換えるのが羽振りがよいとされる日本では、買い換えるとき多少なりとも無理をして高いのに買い換える。国民は省エネなんてする気はさらさらない。

何が省エネだ。あほ。牛乳パックが一般ゴミに混ざっていたと怒り心頭になる省エネ狂いのババアがよくいるが、こんなのは埼玉県に連れて行って外人に刺してもらおう。省エネになる。埼玉県警は、危ない外人を捕まえておきながら、ふたたび野放しにしたことを謝ってない。6人殺し。

じゃあそんなに省エネが好きなら、紙おむつを使うな。熱帯林は日本人の紙おむつに消えている。

人に言われたことではなく、役に立つことを考えろ。

クルマは長く正しく乗れ。それこそが省エネだ。ホント、僕が書くスピードをはるかに凌いで事件が起きる。が、話の寄り道はここまで。


車の買い替えサイクルが激しいと景気がよくなるという奴がいる。だとしてもそれが何だ。クルマは長く乗ってこそクルマだ。かつてクルマがクルマであったころ、クルマは永く乗ってほしいという技術者の願いが各所に詰まっていた。

あっという間に消えていくキャブ車。アホが競って使い捨てるなら、造る方もどうしてクルマらしいクルマを造ろうか。


バルブクリアランスは今ほとんどのクルマが自動調整だ。クラッチも。あ、クラッチすらなかったな。このクリアランス調整にピストンの上死点を知る必要がある。

車に始動用クランクがついていたころ、プラグ穴からシリンダーを見ながらこのクランクを回し静かに上がってきたピストンを見て上死点を決めた。

だがバイクはプラグ穴が小さく暗くてピストンが見えない。

しかし、人は困ったときには考える。これが大事なのだ。自動調整になって隙間ゲージもいらなくなった。だからロストテクノロジーだ。しかし、無駄だったとはならない。なぜならそこで考えたからだ。


プラグ穴に藁かストローみたいなのを刺してタイヤを手で回す。ピストンに押されてストローがするするっとでてくる。これを何度か繰り返し一番ストローが出たところのタイヤの位置に印をつける。

あとはクリアランスの調整だ。

さて、この頃のクルマの場合は簡単ではない。あえて書かない。考えるのが楽しいという人がかならずいる。そういう人達が技術立国日本を創ってきた。

もし、その恩恵にあずかるだけで考えようとしない人がほとんどだったら、つまり、クルマに限らずすべてのものに関して利用だけしようという人ばかりだったら、今日の日本はなかった。その人は寄生虫だ。





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Posted at 2015/09/18 21:25:07

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