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2022年10月14日 イイね!

山田堰(やまだぜき)   中村てっちゃん

山田堰(やまだぜき)   中村てっちゃん人生をアフガニスタンにささげた中村哲先生。

アフガンの用水路づくりが頓挫していた。先生にとって土木は専門外だ。紆余曲折を経て先生は福岡県の筑後川にある山田堰に注目した。

以前このブログでも書いたが、もう一度秀逸な山田堰の構造から復習。




今、川は左から右に流れている。一番向こうの左岸に沿って流れているのが川の本流。手前は用水路に流れる流れ込み。

広く白い石が敷き詰められているのが山田堰。この堰は川を斜めに遮っている。このとき堰は向こう岸が近づくにつれ低くなっている。つまり手前が高くなっている。

これこそがポイントだ。江戸時代の土木水準の高さに僕はひれ伏す。

誇らしい。なんだこのごろのお粗末ロケットは。(イプシロン) 北朝鮮ですら大体成功している。JAXAには日本の天才のエキスが就職しているのだが。上が腐っているからか。AOKIだな。


本論
川に対して堰を低く設置し、傾けて設置することにより、水量が少ない時には本流に流れる水量は減る。水量が増えるとオーバーフローして本流に流れる水量は増える。

賢い方はおわかりだ。そう。川の水量に関係なく一定の水が用水路に分流される。


さらに画像をよく見ると用水路からあえて本流に流れる細い川が見える。細いので流速は大きい。すると圧力は小さい。だからそこらの砂利を負圧により吸い取って(ベルヌーイの定理)水路にたまる土砂を自動で排除する。


最近はこういった仕組みの凄さに感激することがなくなっていた。これには素直に感激。江戸時代だぞ。失敗したら磔(はりつけ)という約束で藩も事業に乗り出した。


アフガンの雪解け水の凄さに手を焼いていた中村哲先生もこの仕組みにピーンと来た一人。


この堰は総延長80キロに及び今も現役で稼働中だ。


アメリカはアフガンに280兆円投じた。ただし殺す側として。安部はこのアメリカのアフガン侵略を支持し続けた。殺される前の安部は殺す側に立っていたのだ。

中村てっちゃんの事業はわずか数億円だが大勢のアフガンの人を救う。


僕は日ごろ、バカやアホに囲まれ、その毒に侵されさいなまれているが、ここに来ると少しだけ浄化された気がする。

山田堰は僕を元気にする。僕はバカと戦う元気を得る。



僕はいま、福岡の周りの県をめぐって昔お世話になった人にお礼を言って回っている。福岡を離れるかも知れないのでくぎりというかけじめというか。なんか中途半端になっている人に挨拶をすることにした。

愛媛県でも大分県でも熊本県でも素敵な人たちに出会ったので。その百倍もバカがいたけどバカには花を持たせたりからかったりとにかく決着はついている。

それはいいが、よい人にお礼を言ってなかった。愛媛、福岡、熊本、佐賀など。良い人にお礼を言うのは人の道だ。カッコつけて言うと流儀。

次回以降、書くので参考にしてください。





一隅を照らす



濁流に沃野夢見る河童かな


ただこれを建てたのがライオンズクラブ。 恥を知れ。
Posted at 2022/10/14 22:34:48 | トラックバック(0) | 日記

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続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
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