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2022年10月18日 イイね!

ウリ坊

ウリ坊ZEPHYR 750RS

神話ができあがっているが、一部の神話は真実だ。だが、とくに秀でた特徴はない。

バイクが何のためにあるのか当時のKAWASAKIはよく理解していた。それで十分。十分楽しませてもらった。

ローに入れたときのガッというすさまじい音。だがそれがなんだ。

5段のギアは必要十分。段数を競っても意味がない。それを分かった作り手がアホな買い手に迎合してない証拠。

「5」だと今どこにギアが入っているか常に把握できる。カッコつけても「6」は無理。6にしてギアインジケーターをつけるという買い手をなめた真似をする昨今。買い手をなめるなよ。

随所にバイク乗りが作ったなーと感じさせる工夫がある。

今そんなバイクがあるか。ない。気色の悪いデジタル表示。危険が迫った時、細かい数字は必要ない。おおよそでいいから視覚に直接入り込むアナログが必要だ。わずかなコストのために消すな。

いつかは改善されていくだろうしその時にアナログにこだわったりする気はない。ただ、今のバイクの表示部はバイク乗りが作ってない。乗ってほしいと思う売り手が流行に盲従して作っている。

KAWASAKI Zephyrは音がうるさいという。バイク乗りじゃないな。50km/h~の常用域でモノを言え。静かさが好きなら、そんなら電動に乗れ。


ま、とにかくビジュアルだよ。この頃のバイクはこうだ。



僕はウリボウカラーが大好きだった。HONDAみたいに専門の工業デザイナーをチーム編成するほどのゆとりはない。いかにもそこらのテストドライバーや設計に紛れ込んだバイク好きの発想だ。

バイク好きがバイク好きのために作ったバイク。もう二度とできない。KAWASAKIは二匹目のドジョウを狙ってZを出した。僕は嫌だ。振動にはよい振動と悪い振動がある。その違いは長く乗ったバイク乗りしか知らんのよ。

やたら振動を消せばいいのではない。うちのソファーとは違ってほしいのよ。

KAWASAKI. なんちゃってZなんかやめて気合を入れて作ってくれんか。
僕が学生のころCB750Kが欲しくてラーメンだけ食べてたやつがいた。750Kは買ったが体を壊して死んだ。

何が悪い。バイクがバイクだったのだ、決してカマキリではなかったのだ。


それほど若者を狂わせるバイクが欲しい。


で、からけんはなんでZEPHYR売ったかって?
クラッチが固かったもん。相当工夫したしカネもかけたが駄目だった。しかし若者なら問題ないことだ。

業者に売ったら買値と同じだった。4万キロも走ったのに。消費者は分かっている。いま、ほんもののZは、中古価格500万をはるかに超えた。新車カマキリを作って100万円以上の値札をつけても恥をかくだけ。


月給わずか5万のころ。バイクは40万から50万。それでもラーメンをすすって命がけでカネをためバイクに乗った。

宣伝で若者をだますのをやめろ。パッと見だけの面白そうなバイクは要らない。噂になるほど面白いバイクを作って本当の神話を作ってみろ。
Posted at 2022/10/18 21:28:31 | トラックバック(0) | 日記

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