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からけんのブログ一覧

2013年11月15日 イイね!

ここらで、「滑る」と「転ぶ」の関係をはっきりさせようじゃないか。

ここらで、「滑る」と「転ぶ」の関係をはっきりさせようじゃないか。 物事を考えるとき比較するものがあると考えやすい。一つだけの仕組みを前にして新たな発想は生まれにくい。

ところが比較するモノが多すぎると混乱して結論は遠のく。だが、人間は通常2個を比較するのが精いっぱいだ。もうすぐクリスマスで、バイオリンを弾くことになると思う。何十年もやっていると、一回ポロロンと弦をはじくと4本の弦すべてを調整できる。だれでもできることだ。だが通常の方はバイオリンをやってない。4個の同時調整は無理だ。

コンポの場合、ボリュームを一定にして他のつまみも一定にして、バスやツイッターを順序よく調整する。

そう言えば無線機の調整もこの方式でやる。

それともう一つ。物事の本質を失わず単純化すること。これには頭がいる。それができるとさらにその奥の本質が分かる。

ああでもないこうでもない、これをつけたら少し良くなった、だからさらにこれをつけよう。見通しもなくただ発狂する。こうして田舎のうまくない羊羹(ようかん)が出来上がる。その羊羹を意味のないことで飾り、羽をつける。車高を下げ、ガリガリこすりスプリングのイニシャルが弱いため、ウサギさんみたいに跳ねて喜ぶ。バカ。

商品名には、いろいろ詳しかろう。ぼくはそんなこと知らない。バカな知識は知らないほうがましだ。

クルマに詳しいとは、どこの会社からありえない新製品が出たと喜んだり、商品名に詳しくなることではない。

4輪はまず2輪に置き換えて考えることができる。しかも進行方向に対して横2輪。倒れちゃうという人は抽象力を鍛えよ。この横2輪の車軸上にクルマの重心があったとき、クルマはどんな急カーブを切ろうと転倒しない。重心を起点に、遠心力は車軸にそってカーブの外側のタイヤを押す、かつ内側のタイヤを引っ張る。どこにも転がす力はない。絶対に転ばない。

せいぜいスリップする。それを防ごうとアホはタイヤ幅を大きくする。あら、タイヤが大きいと摩擦が大きくなるかな。じゃあ雪道で幅広タイヤより自転車が強いのはなぜかな。

今、クルマがカーブを回り遠心力を受けている状態で、その遠心力をFとおく。つるつる、ざらざらの具合を0から1までに分けて摩擦係数とした。さらにクルマの重さをNとおく。

F=摩擦係数(タイヤ、道路の固有値)×N (これは滑り始めるまえの状態で、通常は≦のようだが、スリップしないというのは力が釣り合っている(=)と物理では考える。)

つまり底面積は関係ないのです。こう言うと必ず知ったかぶりが細かいことを言うが、今は摩擦係数を述べクルマに応用している。オフ車、トレール車のタイヤの幅はどうですか。

F1は、ワイドタイヤだぞ、という声が聞こえるがそれは別の理由であり日常の自家用には関係ない。

たまの休みに都会に来て、煙と音を立てそこらの電柱にぶつかる為にワイドタイヤはある。

クルマの重心が車軸より上にあり、重心から延びる力の線が、遠心力によりカーブの外側のタイヤを超えたとき、クルマは転ぶ。重心から延びる力の線(ベクトル)がタイヤを超えるのが早いか、上記の式のFが最大静止摩擦を超えるのが早いかが、転ぶ、と滑る、のわかれ道だ。
Posted at 2013/11/15 09:54:54 | 日記
2013年11月12日 イイね!

ここらで、ボアとストロークの関係をはっきりさせようじゃないか。

ここらで、ボアとストロークの関係をはっきりさせようじゃないか。 茶筒。この茶筒のふたはどけてしまい、本体を逆さに立てるとシリンダーの出来上がりだ。この茶筒の内側を滑りながら上下するのがピストンだ。コネクティングロッド(コンロッド)は、ピストンと連結していて茶筒の中で爆発したガソリンの力を、クランクに伝える役割をする。

このコンロッドは忘れられた殊勲者だ。材料力学の結晶だ。クランクもそうで、苦心惨澹技術者の汗と涙の結晶だ。何百回でも語れるが今回はボアとストローク。

数式は簡単な掛け算のみです。それが分からない人は死んでください。

さっきの茶筒。いろんな形がありうる。容積(排気量)を一定にした場合。たとえば100。高さが20、底面積が5のときもある。・・・A(画像右) 高さが10、底面積も10という場合もある。・・・B(画像左)

つまり、20✖5=100だし10✖10=100だ。

Aを用いたエンジンは、ピストンが長い工程を上下するのでロングストロークエンジン(高さ、行程、20)と言われる。かたやBはショートストローク、あるいはオーバースクエアエンジン(高さ、行程、10)と言われる。(正確に言うと低面積ではなく底面の直径がボアであるが、ここでは結論に影響しない。)

同一の排気量で一般的に常用される4輪自家用の場合、Aのエンジンは高速回転が不得意だ。しかし1回(one cycle)の吸気時間が長いものが多いので、ピストンが一番上から一番下まで移動する間、爆発燃焼膨張は持続する。多少の低回転になっても、前回述べたトルクがある。このとき、性能曲線はフラットもしくは最大値が2000回転台の扱いやすいエンジンになる。いわゆる粘るエンジンで、クラッチを離しただけでドンと発進してエンストしない。燃費がよい。

「今はオートマが多いのでグダグダ」、というポン助がいるが、現象にとらわれた、頭が悪い、考えることに不向きな、パチンコが似合う人だ。黙れ。理系崩れ。

比較をするというときは、他の条件を同一にして、対象とすることのみ比較するのが科学の基本。小学校4年生で身につけるよう文科省は指導した。

で、Bの場合、一定距離を走る場合、ピストンはより多くの回数、シリンダー壁を往復することになる。ピストンが上下する距離(行程)は、回転運動に変えられ、ギアで回転数を落とされて車は走る。

ピストンの走行距離とタイアの走行距離は正比例しているのでここでは比例定数を省略できる。ただし、BはAの半分のストロークだった。シリンダー壁をこするのは2倍の回数であるが、同時にストロークが短いため高回転も出しやすい。伸びるエンジンは、見せかけの高性能だ。発進がしにくくアクセルを吹かした後にしか発進できない。金属が疲労する。オイルもクラッチも消費が早い。(ピストンスピード)

だけどこの国のポン助どもは、馬力がある、伸びがよい、力がある、というウソのカタログに騙され本当にクルマは何のためにあるのかを忘れている。ひいては、モノ自体が何のためにあるのかを考えてこなかった。10000回転を使うのは一生のうち一度か二度だ。1000回転は毎日使う。クルマの歴史が浅く、本当のクルマらしいクルマに乗ったことがないアホは、データーもみないで何円値切って買ったということだけ自慢する。回りのアホはそれを羨む。

いま、だんだんロングストロークのエンジンが増えている。人々が目覚めたからではない。ガソリンごときを節約して乗ろうとしだしたからだ。間違いだ。モノ自体を大事に長く使うのが、最大の省エネだ。

落ち着いた安らぎの空間が、怒涛の加速を示し、前方の景色があっという間にバックミラーの一点に集約する。ぼくはこのために乗る。ショートストロークの悲鳴のような高回転には同情する。

フラットなトルク曲線のロングなエンジンは、何速からでも加速する。安全(キーボードたたくみたいに忙しくギアを変えない)、静粛(低回転)、快適(仕組みの分かった人が乗るのでメーカーもごまかさない)。

ショートストロークのオートマに乗り、生活に追われスーパーマルキョウで夫婦喧嘩をしに行くため乗るのではない。

200万程度のクルマをしょっちゅう買い替え、下取りが高かったと喜ぶ算数音痴。おまえは自分の指を自分の鼻に突っ込んで苦しんでいる。




Posted at 2013/11/12 09:35:58 | 日記
2013年11月09日 イイね!

ここらで、㏋(馬力)とトルクの違いをはっきりさせようじゃないか。



カタログからクルマの性能曲線がほとんど消えた。何も、気違いになってレース場でタイヤを減らすための遊びに狂う人たちが喜ぶために、この曲線はあるのではない。

カタログから性能曲線がだんだん小さくなってきたのをご存じか。ATになり電子制御になりもうそんな時代じゃないんだという声が聞こえる。メーカーも商売だ。無駄なことはしない。求められないことはしない。

少し昔、自慢げにカタログ1ページ以上を割いて性能曲線はあった。コピーのない時代、僕たちは、その曲線を方眼紙に移しあらゆる回転域による加速と最高速を覚えようとした。また他車と比較し、自慢し、自分のクルマを愛した。

どうしてもトルクと馬力を重ねたグラフが必要だった。今、回転計だけ飾りにあるクルマがあるが、トルクカーブを頭に置かないことには意味がない。

針が回った。レッドゾーンまで行った。それで喜ぶのは気違いだ。人の邪魔をしないで狂ってほしい。

学校の勉強とはいかに必要なものであるか。賢い人間はよく分かっている。別に僕からクルーザーやクルマやバイクが盗られてもいい。これ以上、教養が減ったら死んだ方がましだ。

性能曲線は奥が深い。クルマへの応用は、安易に人に頼らず自分の思考で開拓せよ。低脳はすぐ結論や具体的なものを求める。それでは力学とクルマが結びつくことはない。もちろん人がバカであるのは勝手だ。だが増えると臭くて迷惑だ。

さてトルク。例えをよく理解すれば完全に理解できる。しかし、なめたら死ぬまであいまいでモヤモヤで物理はいやだという拒否反応だけ残る。高校で物理がないという「なんちゃって高校」も多いが、それは生徒の責任ではない。文科省の、あほ泳がせ政策に乗らされただけだ。

一個20円の飴を10個買うと200円だ。今、円とウオンの交換比率を20とすると、支払い200円はウオン表記をすると4000ウオンだ。

そもそも馬力とトルクはそのままでは比較できない。できるなら二つある筈がない。リンゴとミカンを比較するようなもんだ。しかし、ある条件をあたえると、比較や換算が可能になる。重量、糖度、色温度、光沢。このような、ある一定の共通する条件の下では、比較換算が可能になる。そこで上記の飴の様な式を考えた。

4000ウオン=20円(単価)×10(個数)×20(交換比率)
単価20円は一個の力だ。4000ウオンはそれが合計され単位を調整した(交換比率)総合力だ。ここで交換比率は比例定数なのでKで表わす。ウオンとは馬力だ。単価とはトルクだ。個数とは回転数だ。すると、上記の式は、

4000馬力=20のトルク×10(回転数)×K
生半可かじったやつは単位系の問題を出す。それは科学的でない。今何をしているか。トルクと馬力の違いを説明しているのだ。

ところでこの時厄介なことが起こる。だからこそ性能曲線の出番となるのだ。つまり回転数によってトルクは異なる。ここでは上記の数字、20。すると馬力も異なる。上式を見ればわかるように掛け算だ。

何回言っても馬力馬力と狂うアホは救いようがない。エンジン付きベビーカーで、腐れたスーパーに突進し、夜叉のような顔をしてレジに並ぶ人には、無縁の話だ。だが、低回転で最大トルクを出すエンジンは必ず燃費がいい、耐久性がある、静かである、運転しやすい。

違うというならF1カーでスーパーマルキョウに買い物に行ってみろ。

日本人は、一部の金持ちを除いて低回転高出力のクルマの素晴らしさを知らない。トヨタは必死でそういうクルマを残そうとしてきた。しかし売れないのは仕方ない。どの国でも、その国民にふさわしいクルマができる。悪い意味で。









Posted at 2013/11/09 21:25:12 | クルマ
2013年11月05日 イイね!

クリスマス。サンタさん、ランドセルを下さい。



男性は福岡県出身。母は3歳の時に亡くなり、実父とされた人物には「俺の子じゃない」と言われ、親戚らの家を転々とした。
あだ名は「捨て子」「みなしご」。11歳の時に預けられた家で「お前がいるから家庭がぎくしゃくする。謝れ」と言い放たれた。
「生まれてきてごめんなさい」と口にした時、「この人生を受け入れよう。大人になったら自分のような子どもの力になろう」と決めた。 毎日新聞 10月28日

=====

彼は昔、自分が小学校一年生のとき、お願いをした。「ランドセルください。」

入学式は4月だ。終業式の7月には、工作や作文ノートやお絵描き帳を鞄につめ両手に持ち、両足が浮くような気持ちで家に帰る。何と言ってほめてくれるんだろう。という普通の小学生が持つ感情を、持てないでいる子供が確実に存在している。

皆がする様にクーラーの部屋に帰り「夏休みの友」を開く。お母さんから怒られるほど後を追い、子供は楽しかった学校の話をやめない。皆早く帰ってきてお膳を囲み、おもむろにお父さんに通知表を渡す。

彼のお願いというのはこんな日々が来ることだった。しかし、その願いがかなうことは、ついになかった。大人になってしまったら、どこにお父さんに渡す通知表があるんだ。お絵描き帳の話を聞いてくれるお母さんがどこにいるんだ。子供のほんの一時期にしか子供を包んでくれない幸せのオーラというものがある。その幸せは逃したら二度と来ない。

「楽しかったかい」「頑張ったね」この一言をかけることもなく子供のさみしい背中に気づかない。気づけよ、なあ。かなしい大人達。

大人はどうしてだれとでも寝るんだ。家庭を壊して何ともないんだ。2学期の終わりに彼が一番欲しかったのはランドセルだ。自由研究やお絵描きや漢字ノートやパン工場見学の様子を満載して帰ろう。ところが、もう見てくれるお母さんはいない。みんな持ってるランドセルもない。

サンタさんにランドセルを頼んで、という必死な願いを父親は一蹴した。それどころか彼自身を家から追い出し育児放棄した。

やい、性欲猫。産んだ子供の成長より性交がいいか。「お父さん、お母さん。僕の2学期を、ほめて」という子供の叫びを聞け。

父親も親せきも「お前がいないとなあ」という言葉を吐く。さらには、小学1年生の子供に、「生まれてきてごめんなさい」と言わせ鬱憤を晴らす。

彼は、2学期の終業式までランドセルなしで頑張ったのだ。叫ぶようにサンタさんにお願いしているじゃないか。もはや、家庭なんてどこにもない。ないのに求め続けて大人になった。

たくさんだ。もう第二第三のおれを作りたくない。ランドセルの数が余っているだの、売名行為だの、屁理屈はたくさんだ。こんな彼の止められない行為を、冷笑してはいけない。

効果的だったかという問題は副次的な問題だ。人間は、法だ、道徳だ、慣習だとつまらんものに拘束される前におのずと体が動いてしまう使命を感じるときがある。

みんな持ってるランドセルを一人持たずに学校に行くことは、子供にとって死ぬほどのことだ。たしかにランドセルは高価だ。だったら、買えなくてもいい。子供は理解する。買ってやれなくてごめんね、というお母さんの悲しい顔を見れば納得する。しかし、そんな思いやりに満ちた悲しい顔は、ついぞ見ることができなかった。

僕も不要品として育った。親の暴力で体がおかしくなった。大学に通ったときだけ親は人に自慢した。親が望むものはすべて与えたのに、僕の欠点ばかりあげつらいそれを心から楽しみ、挙句の果てに出て行った。残ったもう片方の親は、この時とばかり浪費した。

タイガーマスクが求めたものは、一個や二個のランドセル寄付による偏狭な自己満足ではない。「やさしいまなざし」を与えあうことではなかったかと思う。僕もそれがほしかった。やさしいランドセルがほしかった。

Posted at 2013/11/05 07:59:11 | 日記

プロフィール

「暑さなんかにくたばってたまるか 6万円ラパン http://cvw.jp/b/849485/48688574/
何シテル?   10/01 20:06
続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
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