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からけんのブログ一覧

2022年12月06日 イイね!

FINEPIXというデジカメ

FINEPIXというデジカメ世の中の移ろいは加速している。FILMカメラを駆逐したデジカメ。それがまたスマホに駆逐された。

下剋上が激しいのは会社の人事と似ている。

すべてが生成発展消滅する。分かっちゃあいるけど気持ちがついていけない。一世を風靡したデジカメとは何だったのだろう。


そこらのジャンクを再生して楽しんでいる。なかなかの機能があり技術者の良心や意地、社風が反映されていて楽しい。結局残るのは良心的な製品だ。

中古価格は流行に左右されてどうでもいいものがビンテージになる。

だがしかし、
理由もないのに残るものもこれまたない。長いスパンで見ると消費者はバカではないことがわかる。



とくだんFUJIFILMに思い入れがあったリFINEPIXを推しているのではない。例えばの話というだけだが、このカメラ、奥が深いよ。

機能満載な割には立ち上がりが早い。カメラは立ち上がりが重要。資本主義的生産様式の下、やたらあれもこれもと幕の内弁当であることを誇りがちになる。とくに中途参入メーカーはそうだ。

あっという間に中途参入メーカーは中途退場した。今本業メーカーのみが残る。

ただ、最初に書いたように栄枯盛衰の波はすべてのメーカーに押し寄せた。FILM派のぼくですら残ってほしかったカメラが消えている。


技術者の無念が聞こえないかい。




FINEPIXはよくできているが蓋が開けにくい。滑るのだ。とくに水分がなくなった指は滑って蓋をとらえない。


閉じたところ。



開けたところ。



明晰な頭脳は課題解決が速い。サンドペーパー貼り付け。

肌色が、#60。青白いのが#400。色合いもよく上品だ。テストもかねて2種類貼った。カメラには#400がよい。接着は化学合成のり。(事務用スティックのり)乾燥時間不必要。接着後即使用可。


効果抜群。

ならば室内窓にも。(#60)

Posted at 2022/12/06 21:15:18 | トラックバック(0) | 日記
2022年12月05日 イイね!

昭和の魔法瓶

昭和の魔法瓶←僕好み。

令和の魔法瓶もけして安くはない。ちゃんとした魔法瓶はあいかわらず結構な値段だ。外見が似ているからつい中華を買って後悔する。

新品だ。タグもついていた。ただし50年前のもの。



vacuum bottle の名が示すように真空の断熱性を利用したもの。(真空蒸着)ただし当時はガラス製。今はステンレスが主流。保温性、耐久性、価格において雲泥の差がある。今のほうがよい。だがわくわく感がない。


ガラスの魔法瓶。懐かしいと思われる方もいるだろう。だが大半はご存じないかも。

今の魔法瓶はこんなふう。青いU字型の真空層を囲んでいるのが今はステンレス。昔はガラス。

小学生の僕は、中を覗いていったいどうやって作るのか考えた。栴檀は…だ。このころから知的好奇心にあふれていた。

中を覗くと別の宇宙が広がっている。きれいだ。



遠足。たいてい一人は落として中の真空ガラス階を割る子供がいた。でも金物屋さんに行くと中身のガラス階(真空のガラス層)だけ売っていたのだ。

その交換なんてどこのお父さんもできた。モノも交換に耐えるように良心的な構造だった。

ネジ。


小学校下級生の遠足なんて近所の公園まで。この赤いコップで飲むのはただのお茶。みんな貧乏だった。ただ近くの公園でおにぎりとお茶。

ぼろぼろの運動靴。兄ちゃんのおさがりの帽子。「ふせ」があたったズボン。・・・何ともなかった。


テレビがないどころか放送がなかった。・・・なーーんにもなかったけど楽しかった。

そのとき魔法瓶はスターなのだ。今やそれが骨董屋にある。



Posted at 2022/12/05 22:39:53 | トラックバック(0) | 日記
2022年12月04日 イイね!

昭和の電気スタンド 

昭和の電気スタンド ←最近手に入れた。お気に入り。バブルのころの電気スタンド。

LED電球のほうが省エネで耐久性もある。だから基本的に家の照明はLED。

ただ欠点もある。LEDの場合、省エネだから寝ながら読書灯として使うと肩が寒い。




電気代が高くなってなんだか悔しい。値上げ前でも日本の電気代は世界一だったのに。そのうえ北海道電力は無配に転落。能無しの会社に投資した僕が自業自得。分かっていても貴重な資金がもったいない。

そんなこんなもあって昨年から冬は暖房なしで乗り切ることに。

せめて夜の布団の中では暖かく過ごしたい。せめてもの贅沢。白熱電球。親しくなった骨董屋さんから。接触不良でチラチラしたのでタダでいいといったが、僕はリッチなのでカネを置いてきた。300円。


家に帰って修理しようとしたがどこも悪くない。シェードのガタとボルトの欠損程度。


なんとタッチセンサー方式だった。当時としては魔法のランプ。

シェードのガタはスプリングを適当に切って入れて解決。これで万一倒してもシェードが動いて緩衝してくれそう。内側から覗くとバネが見える。


ボルトの欠損も適当に処理。今のねじとはピッチが違って苦労した。(タップ立て)


電気に敏感な人にはちょっと合わない。待機電流が大きい。点灯消灯のとき、ビリッと感じることもある。見方によっては乱暴な製品だ。今なら絶対製品化できない。

しかし、別の見方をすると、おおらかな時代だったのかも。ビリビリしたぐらいで騒ぐな、死にはしないぞ。なんてね。

Posted at 2022/12/04 22:50:41 | トラックバック(0) | 日記
2022年12月03日 イイね!

air compressor

air compressor←これは tyre pressure gauge。最近はとんと見なくなった方式。いかにもチャッチイ作りだがどっこいしっかり役目を果たす。

あさましくもビジュアルにあこがれてブルドン管式を買ったこともある。良くなかった。使いにくくて壊れた。2回。

結局生き残ったのはペンシル型のこれ。いい加減壊れてほしい。壊れたら文字が大きい液晶のやつに代えたい。(老眼)

いいえ、そんなことはない。本心を言うと、死ぬまで使うつもり。(メカ好きからけん)


タイヤの空気圧を調整しようと思った。

この頃のホイールにはセンサーが組み込まれていて常時タイヤの状態を運転手に知らせるそうだ。タイヤからの情報は無線になる。タイヤは4個、だから情報も4種。

タイヤの空気圧はパンクしなくても常に変化している。(温度、圧力)したがってどうやってパンクや異常減圧を感知、判断するのかと思った。

回転数だそうだ。クルマが直進しかしないならまあ納得がいくが、曲がるときは左右の回転数は異なる。タイヤ情報の受信部で上手に演算しているのだろう。ま、ご苦労なことだ。センサーは電池駆動。すると電池交換も必要だ。めんどくさい。

たまに空気圧を見ればいいものを。


コンプレッサーを起動した。トッ、トッ、トという音とともに聞き捨てならぬ音が。プシューーー。ホースにピンホールが開いていた。Bテープでぐるぐる。パスカルの原理だ。これで十分。



主役のコンプレッサー。台湾製。30年間故障なし。オイル交換1回のみ。

これでコペンも塗装したし家の壁の洗浄もした。30年たつと車はすっかり入れ替わったが、こいつは頑固に頑張っている。小さな殊勲者だ。

こいつも。


時々は思い出して感謝しよう。中島みゆきの「地上の星たち」だな。
Posted at 2022/12/03 23:40:21 | トラックバック(0) | 日記
2022年12月02日 イイね!

静かな千綿駅

静かな千綿駅←大村線 千綿駅

最近、寒くなる前に乗れるだけ乗っておこうと思っている。バイク。
パワーは欲しいが車検は嫌だ。そのいやさが勝ってGSR250。

非力非力。かといって、車検場の公務員の顔は見たくない。仕方ない。



千綿駅に行く前に長崎県の田舎を回った。


実際の棚田はもっと規模が大きかったが、写真にはうまく撮れなかった。



険しい山で250にはちょっと過酷。



ヒート気味。



分け入つても分け入つても青い山  山頭火

俳句と言えば季語がどうだこうだというばかりの国語教育。この句は無季語。青い山を詠みたかったのではない。僕はバカな教育を受けた。

頑張っても頑張っても壁がある孤独感。その心象を詠んでいる。


最近思うのだ。低能はとにかくつながろうとしたがる。友人、仲間、共有、共感、Line、…。ところが、よく考えるとつながる弊害も大きい。

バカが畏れ多くもこのからけんに対し臆面もなく言った。

「どーし携帯ば持たんと?(なぜ携帯を持たないのか?)」

大きなお世話だ。孤独は絶望ではない。楽しめるなら孤独もいいもんだ。バカたち、ことあれば寄り添って傷をなめ合う会話をする。自信がないんだな。




話しは変わって、


千綿駅に着いた。ホント偶然。夕日がきれいだなと思って立ち寄った。

落日の大村湾。




そのとき、音のない世界が一変。絶対予期できないことが起こった。列車だ。しかも特別仕立て。その名も、Two Stars! 



しかもマスコミ随伴。全国放送。TBS。レポーターのお姉さんは僕にインタビューした。ま、言ってしまえば、孤独なライダーが一躍時の人に。んなわけなくカットされるだろう。おねえさんはもっと話したがっていた。


5分間の停車。喧騒。カラーンカラーン。JRのおねえさんが出発の鐘を鳴らした。


とつぜん襲う寂寥感。この感じはいかんな。

むかし留学していた時、僕の友人たち大勢でぼくを訪ねてくれた。彼らを見送りに空港まで行った。その時の帰り道。僕一人。僕は感じた。世界中で一番寂しいのは僕だ。

その気持ちがした。5分間の喧騒は、その後のさみしさを百倍にした。この孤独感はいけない。嫌だ。
Posted at 2022/12/02 22:43:51 | トラックバック(0) | 日記

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「目新しいものを求めてさまようカモ http://cvw.jp/b/849485/48568574/
何シテル?   07/28 20:30
続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
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