カーボンボンネットクリアー剥げ補修 その2:2液ウレタンクリヤー塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
作業日 2019/10/23
下地処理をしてから2ヶ月も経ちましたので、ボンネットは 洗車時のコーティング やら お山通いで張り付く虫 やらでかなり汚れた状態。
塗装前に脱脂と洗浄をしっかりします。
汚れが激しのでマジックリンを吹き付けて暫し放置。
汚れが浮いて来たらスポンジで擦り磨きした後、水でしっかり洗い流します。
洗い流す際、洗剤残しが無いように別のスポンジを用意して水を掛けながら磨き擦りしました。
また、水系脱脂は塗装時に アワアワ の原因になるのでこの後しっかり乾燥させます。
今回は塗装する場所までの移動で1時間掛かるので、エンジン熱と走行風で乾燥です。
2
塗装場所は みん友 の 鼻うどんさん が提供してくれました。(感謝)
秋の日差しですが直射日光も良くないのでテントを設置して簡易ブース化。
ボンネットは車体から取り外して作業です。
車体から取り外す事で、余計な養生が要らず塗装が楽です。
3
塗装場所までの移動で1時間走ってきたのでもう一度脱脂と洗浄。
今度は速乾性パーツクリーナーをダスターに含ませて拭き上げました。
シンナー系脱脂もしっかり乾かす必要がありますが、今回のパーツクリーナーは本当に直ぐ乾きます。
4
塗装前に脱脂後の乾燥と埃除去の為にエアーブロー。
…とはいっても簡易ブースの外作業なので何かしら、飛来してくるのは仕方なしです。
5
洗浄、脱脂、乾燥 が済んだら最終的な足付け。
ミッチャクロンを使用。
濃く吹く必要は無く、全体に “ ぶわぁ〜 ” って吹き付けたらOK(…と聞いていますw)
ミッチャクロンは透明なのでクリヤーの下地には最適ですね。
6
いよいよ本塗装。
使用したクリヤーは イサムのウレタンクリヤー(2液タイプ)
使用前に120回程缶をよく振り、一度トリガーをパキッと押すと缶の中で液が混ざります。
その後もう一度60回程缶をよく振ってから使用。
缶を使用前に湯煎すると良い状態で吹き付け出来るそうですが、今回は準備だけして湯煎はし忘れました(マテ)。
吹き付けは20cm位の距離で素材の端から端までを一定速度、一定距離で縦縦縦縦に、その後 横横横横に。
平織りをイメージするような感じで塗装しますが、あや織でも良いでしょう。
ボンネットはモノがデカイく一度に吹き付けている面積が3cm〜5cm幅なのでなかなか全体を塗る事ができません。
一度吹き付けたら10分間開けて2回目を…な感じで何回も何回も吹かないと塗り残しが出来ます。
その内この缶はあまりムラが出ないと判断出来たので、塗装途中で塗り残し場所を往復したり、少し近めで吹きつけしました。
99 や ホルツ ではこれをするとムラになったような記憶がありますので イサム は優秀だと思いました。
それでも缶の終わり頃には霧粒が大きくなってくるので最後まで使用せずある程度できっぱり次の缶を使用。
ボンネット1枚に4缶使用しました。
7
4缶目はボンネットを吊るして塗装。
缶を立てたまま吹きつけ出来るので楽です。
最初からこうすればよかった。
カーボンボンネットが軽いから吊り下げは簡単でした。
一応脱落時の最悪を想定して間下には緩衝材(お風呂マット)を敷いておきました。
塗装を終えたらそのまま乾燥。
本来は3日位乾燥させてからクルマに装着させるのですが、夕方にはこのクルマに乗って帰るのでそんなに待てませんw
ある程度乾燥したらクルマに装着してしまいます。
待てる人は待った方が良いでしょうね。
8
2時間位乾燥させて軽く触る程度大丈夫な程になったらクルマに装着します。
クルマが見違えましたw
でもまだ塗装面は柔らかいので帰りはゆっくりと走って飛来物を極力避けます。
またまだ見た目、クリヤーがボケててボカシみたいになっていますので、塗装がしっかり乾燥したら ブツ取り、コンパウンド磨き をするともっと良くなると思います。
この作業はまた後ほど。
追記:施工して1年半、艶はあるものの下地がまた白ばんできました。
素人塗装には限界があるのかもです。カーボン強調したいのでそのままにしますが、酷くなるようなら黒く塗装する事も考えないといけないでしょう。
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